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あの時、君はそこにいた → 剣と魔法の王国戦争  作者: マイノス
流氷港の戦い

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課金余力とゲーム内インフレの状況 << マイノス 24 >>

『剣と魔法の王国戦争』との出会い << マイノス >>

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島ギルドの再始動 << マイノス 21 >>

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決着!王立騎士団 VS ロマール連合軍 << マイノス 22 >>

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ロゲルナ VS リリア << 島ギルド マイノス 23 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/71/

 このスマホゲームの方は、私は比較的順調だった。

 課金は莫大な金額になりつつあったが、私には収入がそれなりにあり、スマホゲーム中心の暮らしをするならば、貯金を減らさないでも強さを維持できると見込んでいた。


 初めに将校に課金したのは正解だったかも知れない。

 結局それは王国内では1点物になるので、臨時収入があった時に買おうと思っても、売り切れていたら買えないからだ。

 課金ゲームの多くは、課金商品は基本的には徐々に価値を失い、インフレが加速するものだが、このゲームではそれがなかった。

 課金将校も死亡することがあり、むしろ生存する将校は価値が上がった。

 売れ残っていた将校は今は全て売り切れているようで、誰かしらが買っていた(※実際は売れずに、販売期間が終了した将校は何名かいた)。

 もちろん、時代の進捗と共に新しい将校は出るが、利用度から考えると、体感的には課金将校は少なすぎた。


 一方、物資に関しては、インフレが少しずつ進んでいた。

 毎日ユーザーが採集を行い、村を強化していく中で、その価値は少しずつ下がっていった。

 このゲームはPVPが抑制されていたが、徐々にその個人間の戦争が増えていった。

 戦争をする余力が、多くのプレイヤーに出てきていたのだ。

 村に城塞が出来ると籠城戦が出来るようになり、個人で村を攻撃するのは、効率の問題からも攻撃するメリットが少なかった。

 ただ、村で攻城兵器が作られたり、仕入れられたりするようになると、また状況は変わってくる。

 破城槌、梯子、攻城塔、投石機カタパルト大型弩砲バリスタなどは、城塞破壊を容易にし、戦争を増加させた。

 もちろん投石機や大型弩砲は、防御側も利用した。


 私は職場の仕事には慣れてきていた。

 毎日同じことを繰り返す作業員だったので、業務自体は困難ではなかし、役職も少しだが上がっていた。

 ただ職場の人間関係には、癖のある人が一定数いて、苦労した。


 ただ全般を俯瞰してみれば、私の村には大きな余力があり、外部へ遠征する力が漲っていた。

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