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あの時、君はそこにいた → 剣と魔法の王国戦争  作者: マイノス
群雄割拠する新興ギルド

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決着!VS ブレイクナイト << マイノス 14 >>

『剣と魔法の王国戦争』との出会い << マイノス >>

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ギルド設立 << マイノス 10 >>

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ルナの参加 << マイノス 11 >>

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ギルドメンバーとの戦争検証 << マイノス 12 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/30/

ギルド VS ブレイクナイト 前夜 << マイノス 13 >>

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 私たちのギルドは、ブレイクナイトの村へ進軍を開始した。

 ブレイクナイトは、ログインしていないようだった。


 「籠城戦になるかも知れないな。輸送隊を組み込んだ方が良かったかな?」と、心配になったが、王国チャットで、ブレイクナイトのログインが確認された。

 「おぃおぃおぃ。俺の村に、なに攻撃しようとしてんだよ?雑魚が」との書き込みの後、村の近くまで迫っていた私たちの共同部隊に、ブレイクナイトの部隊がぶつかってきた。


 戦いは、予想通り、ブレイクナイトは3部隊で、こちらの本陣を目指してきたが、こちらは、私とルナさん、パク、ロドリゲス、スターネイム、マフナドの6名18部隊の大軍勢で、さらに各個撃破されないように、ロドリゲスが巧みに彼の軍団を調整して移動させたので、さすがにブレイクナイトも、動けなくなり、膠着状態になりかけた。

 その時、パクが動いた。

 騎兵の3部隊が、ブレイクナイトの本陣に向けて、突撃を開始した。

ブレイクナイトは慌てて、本陣へ3部隊を引き返したが、パクの部隊はブレイクナイトの防衛線を抜けて、本陣に突入した。

 だがその時、ブレイクナイトの本陣に急に部隊が現れ、パクの攻撃部隊は大打撃を受けた。


 「あぶねーwお前ら、俺の部隊を良く見とけよ。これが課金オークションで買った、英雄ハミルカル・バルカだ。伏兵スキルがあるんよ。この英雄が死んだら、ハンニバル・バルカが無料で手に入るんだぜ。欲しいか?やらねえよ」と、一人完結のメッセージを、王国チャットに書き込んでいた。

 ルナさんは、鼻くそを飛ばすスタンプを、王国チャットに送信した。


 戦いは膠着したまま時間切れになり、ブレイクナイトは部隊を村に戻し、籠城体制になった。

 ロドリゲスとスターネイムとマフナドの3名が、ゲームする時間がなく、村攻めするなら、接続を切って自動操縦になると言ってきたので、その日は撤収した。


 ブレイクナイトは、私たちの撤収を見届けた後に、王国チャットにこう書き込んだ。


 「この辺りの略奪はし尽くしたんで、別の場所に行く」


 翌日見たら、ブレイクナイトの村は廃墟になっていた。


 「あいつ、ギルド作るか、入るかして、仲間作りするかな。一人じゃ勝てないこと知ったろうし」と私がギルドチャットに書き込んだら、ルナさんが「彼がギルドのリーダーになれるなら、私でもなれるね」と言って、ニヤリとしたスタンプを送信した。


 彼は、競合他社からの破壊者ではなかったかも知れない。

 彼との戦いに勝利したことで、私は素直にゲームを楽しみ始めた。

 そして私は、ブレイクナイトはどうだろうかと考えた。

 ネットの戦争ゲームは、一人で遊ぶものではない。

 この基本を知っていた私は勝利したわけだが、敗れた相手の状況にも想像を巡らせた。

 私が気にしたのは、粘着されるかどうかだった。

 戦争は遺恨を生む。

 粘着されると、成長が阻害されるので嫌だなと思ったが、違う場所に行くと言っていたので、接触は減る可能性が高いと、今後のことを考えた。

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