表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの時、君はそこにいた → 剣と魔法の王国戦争  作者: マイノス
群雄割拠する新興ギルド

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/126

小都市・青の港でのギルドメンバー集め << マール 13歳 6 >>

奇妙な魔法使い マイノス << マール 13歳 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/11/

マイノス、村長になる << マール 13歳 2 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/12/

村が発展をし始める << マール 13歳 3 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/13/

マール、マイノスと出会う << マール 13歳 4 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/14/

マール、兵士になる << マール 13歳 5 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/15/

 マイノスさんがギルドを設立したのは、マイノスさんが村に来てから、4週間後のことでした。


 ブレイクナイトという、乱暴者が近隣の村を荒らし回り、仲の良かったアキレスさんの村を破壊したのです。

 私たちの村も戦う準備をしなければならなかった。

 でも、「私たちの村より豊かで強かったアキレスさんが勝てなかったのに、私たちが勝てるわけはない」と、マイノスさんは率直に村の人に話しました。

 「どうしようか」と集会で意見を求めたところ、酒場のパルマーさんがギルドを作ったらどうかと提案した。

 一つの村では勝てなくても、近隣の村と力を合わせれば戦えるのではないかと提案したのです。

 マイノスさんは、「そういう手もあるか」と言って、村の人の意見を求めたら、みんなが賛成した。

 私ももちろん。


 それから服飾屋に、マイノスさんが大きな旗を50本も発注したことを聞いた。

 理由を聞いたら、それはギルドを設立するためということでした。

 マイノスさんは、ラドさんにギルド拠点の建設も依頼していました。

 それは始めは小さな小屋でしたが、そこには武器や農具が置かれ、誰でも使えるという話でした。

 共有という考え方だそうで、みんなで効率的に仕事をしたいということでした。

 そして、マイノスさんは、近隣の村々にこのことを伝える手紙を書いて(それは最近広まり始めた、製紙法で作られたもので、麻のボロ布を水で溶かして乾かしたものです)、その配布を私に依頼しました。

 私は初めての外での仕事だったので、夢中になって村々を駆け巡りました。

 そして、私は一週間ほどして、小都市の「青の港」に着きました。


 私は初めて港(小都市)を見ました。

 そこには村よりずっと多くの人がいて、びっくりするくらいたくさんの建物や大きな建物がありました。

 私は役所と酒場の掲示板に、マイノスさんの手紙を掲示してもらうことにしました。

 その反響は、すぐに現れ、特に酒場では「お姉ちゃんが1杯付き合ってくれるなら、ギルドに入る」という人が十数人もいた。

 私は普段は見くびられないように、男装しているのですが、すぐに女だと見抜いた彼らに驚きました。

 またマイノスさんがこうなることを予期していたのかも、私は知りたくもなりました。

 ちなみに、私はお酒は飲めません。

 子供だからではなく、身体に合わないみたいなのです。

 お父さんもアルコールに強くないので、ほとんど飲みません。

 逆にお父さんは、「だからみんなに信頼してもらえる」と言っています。

 そして翌日から、私は役所と酒場でギルド加入者を待ちましたが、前日の酒場の反響とは違い、人は全く来ませんでした。

 ギルドを組むというのは、戦場で命を共にするということです。

 私の姿を見て、心細くなってしまったのかも知れません。

 そんな考えも浮かんでは消えましたが、3日目を過ぎた頃から、ギルドの問い合わせは増えて、加盟者もぽつぽつと出てきました。

 問い合わせで多かったのが、鉄製農具が使用できるという部分でした。

 お父さんの仕事の多くが、隕鉄の切り出しと輸送に切り替わっていたので、私たちの村には多くの鉄がありました。

 そして武器や農具を更に作り出すために鍛冶屋という施設を新設していたので、私たちの村には鉄製の武器や農具がいくつかあり、ギルド拠点にも、いくつかの共有出来る鉄製の武器や農具が納入されていたのです。


 1週間を過ぎた頃には、個別に手紙を渡した分の村から10名加盟があったとの連絡があり、港で受け付けた40名を加えて、50名の加盟が達成できたので、私は村に帰ることにしました。

 港での滞在はとても面白かった。

 私は競技場にエントリーして、馬術の部で、何と優勝しました。

 子供の頃から馬と暮らしていたので、負ける気はしませんでした。

 闘技場の方は、マイノスさんから、まだ大きな怪我をする危険があるので、参加するのは禁じられていましたが、観戦はしました。

 私にも勝てそうな人はいましたが、勝てなさそうな強い人もいましたので、参戦しなかったのは、正解だったと思います。

 命は一つしかないことは、私も知っていますので。

 そして私は、マイノスさんからもらった滞在費以上のお金を、競技場の賞金で稼いでいました。

 私はこれを、命を守るために使いたいと思い、防具を買うことにしました。

 鋼製の防具は、この町で買える防具で最も高価なもので、複数の警備員に守られて展示されていましたが、残念ながら私の所持金では買えませんでした。

 そして、その加工は私たちの村では出来ませんでした。

 私は賞金を使って加工方法を知ることができないかと考えましたが、店主はその防具については、入手先さえも教えてくれなかった。

 私は代わりに、皮の防具一式を購入しました。

 青銅の防具も何とか一式買えるだけの所持金はありましたが、まだ成長期なので、皮製のものにしました。

 それでも、何もないよりは遥かに安全になりました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ