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マキナロク~ 自由気ままに異世界を振り回す~   作者: macao
ブリューレイク王国
18/23

冒険者マキナ


「おはようレン」

「おう!マリーとマキナもな!」


翌日冒険者ギルドにマリーと一緒に行くと

ちょうどいいタイミングでレンが目の前に居たので笑顔で声をかける


レンとマリーは今日の昼から魔の森の魔物達の動きに備えて

数十人の冒険者達と魔の森へ遠征に出る予定だ

忙しいと思っていたら暇そうに冒険者ギルドのロビーに居たので捕まえて言霊の実験…試験…んん!

初心者冒険者の私に付き合って貰うとしよう


「ねぇレン?遠征に行くまで暇よね?それまで私に付き合ってくれるよね?」

「おっおい…何だよ」


受付に行くと

ちょうどアーキスが下に来たので挨拶する


「おはようアーキス」

「おう!お前達か!ちょうど良かったこっちに来てくれ」

そのままギルドマスターであるアーキスの執務室に行くとそこには書類や本に囲まれたリーヴ君がいた

「おはようリーヴ君!」

「おはようマキナ。レンとマリーも」

笑顔でリーヴ君に挨拶する私

「俺の時と笑顔が全然違うし」「マキナだから…」



「これがお前さんの冒険者カードだ」

アーキスに赤色のカードを渡される

「お前さんのステータスじゃカードは作れないからなぁ、こっちで作っておいた」

本来なら、昨日の魔道具のステータスプレートでカードを捻出するのだが、マキナの場合はステータスがユミールの人々と違うためカードがつくれなかったのだ


ちなみにリーヴ君のステータスはこんな感じ


――――――――――――――――――――


【名前】リーヴ·シャムロット

【種族】猫妖精(ケット・シー) 【性別】男 【年齢】15

【職業】旅人 水魔法使い


【称号】シャムニャック王位継承者

    セイレーンの契約者

    Bランク冒険者


階級(レベル)】42/100

【体力】390/390 【魔力】550/550


【魔法】水魔法  6/10

    補助魔法 5/10

    生活魔法

    風魔法  0/10


【スキル】気配察知 気配遮断

     敏捷 鑑定


【加護】セイレーンの守護

    シルフの加護


――――――――――――――――――――――


わー…リーヴ君王族なの?

しかもシルフの加護がついてるし

シルフィーってばいつ付けたんだろう?リーヴ君気づいてないみたい

しかし私の周り意外な人物ばっかりね

レンとマリーは貴族出身でガラハットは子爵だし

リーヴ君はまさかの王族!

アーキスも元Sランクだけどブリューレイク王国ではSランクは

男爵の地位だったはず。


アーキスが作ってくれた私の冒険者カードのステータスはこれ


――――――――――――――――――――――


【名前】マキナ

【種族】人族 【性別】女 【年齢】16

【職業】テイマー 魔導師 高位貴族


【称号】精霊と聖獣の守護者

    魔術を極めし者

    Cランク冒険者


階級(レベル)】60/80

【体力】520/520 【魔力】1250/1250


【魔法】地魔法  8/10

    水魔法  8/10

    風魔法  8/10

    火魔法  8/10

    光魔法  6/10

    闇魔法  6/10

    補助魔法 8/10

    複合魔法 生活魔法


【スキル】従魔術 無詠唱

     鑑定眼 審美眼

     全耐性 全防御

    

【加護】創造神の加護


―――――――――――――――――――――――


「おいおい…すごいステータスだなぁ」

私が皆に見える様にステータスを出すと真っ先に食いつくレンと唸りながら腕を組むアーキス

「このカード作るの大変だったんだぞ?お前さんの情報は迂闊に職員にも見せられねぇからリーヴに手伝って貰ってさっき出来上がったばかりだ!」

「ステータスプレートは飽くまでも嘘は記せないだけだからね、真実に基づいて作ってみたら出来たんだ」

リーヴ君がはりきった様子でしっぽをピンと立てて言う。

うん、カード作るの楽しかったんだね?


「それにしてもすごいステータスだね~魔力が1000越えてるし…」

そう言うマリーの魔力は500だ

レベルはリーヴ君より52と高いが魔力が低いのは人族故だろう。魔力は有名な魔導師でも700いけばいいほうだ

レンは58レベルで体力590だ

元Sランクのアーキスが体力820だが、ここまでいく者もなかなかいない。

そして人族のレベルの上限は80だ

レンとマリーはさすがAランクとゆうこともあって

高いステータスだ


「マキナが何やっても誤魔化せるようにステータスを作ったら、こんな結果になったんだよ。まぁステータスは簡単に観られるものじゃないから万が一のためだと思ってよ」


確か鑑定眼や教会でしか見られないんだっけ?

あとは冒険者ギルドにもある古代魔道具(アーティファクト)


「取り敢えずお前さんはCランクにしたからな」


カードも冒険者ランクで色が変わる

S(黒)A(金)B(銀)C(赤)D(黄)E(緑)F(青)


「赤ぁー?金か銀でいいだろ?」

「馬鹿かお前!いきなりそこまで上げれるわけないだろうが」

「そうだよレン、見た目が貴族令嬢で実績や実力が分からないマキナが高ランクだといろんな憶測が出るでしょ!冒険者ギルドが貴族と繋がってるとか、逆にマキナをナメて輩が絡んで来て返り討ちにあうとか!」

「そうか、絡んで来る奴を守るためのギリギリのランクか!」

「底ランクでも輩は集まってくるし、どうせマキナのことだから何かやらかして騒ぎになると思うから赤からスタートして、すぐに銀か金にする予定みたいだぞ」

レンとマリーだけではなくリーヴ君も酷い言いようだ

ランクはリーヴ君とアーキスが話して決めたみたい

強い魔物のシルバーウルフ(フェンリル)をテイムする実力があるのに初心者のFランクだと問題があるので

魔法も使えるテイマーとしてCランクとゆう事になった

てか、高位貴族って何よ?

え?どう見たって庶民に見えない?

変なのに絡まれた時のため?


「それとカードの中にブラックサーペントの金を入れといたから出すなら冒険者ギルドか商業ギルドで出してくれ。ただ、大きい金額が動くからまだ全額入っていないのは勘弁してくれ」


ブラックサーペントのお金はフェンリルであるケレスが倒したので全部私持ちになる所をレンとマリーとリーヴ君は

大変な目にあったのも事実なので総額の一割ずつ渡すことにした

珍しい魔物なので売買先を簡単には決めれず、冒険者ギルド本部の指示待ちなので全額は振り込まれていない


「あと従魔登録も出来たから見える様に従魔達にコレを付けてくれ」


アーキスからドックタグみたいな物を渡される


「それは冒険者ギルドが従魔申請した証明だ。別に無理に付けなくてもいいが、付けておく事を勧める」

「分かったわ、ありがとうアーキス。リーヴ君もありがとうね」

私はドックタグを受け取りアイテムボックスにしまう

今日はケレス達はボルドスの屋敷にお留守番だ

昨日の歌が効いてたみたいでケレス以外ぐっすり眠っていたので置いてきたとも言うけど


「そうだ昼からの魔の森の遠征にマキナとリーヴも加わってもらうから準備しといてくれ」

「私も?」

「お前さんも冒険者になったことだし、ある程度の冒険者の前で実力を見せておけ」

「分かったわ。この四人で行動しても問題ない?」

魔の森なら魔物とレンとで言霊の実験出来るしちょうどいいかも

「あぁかまわんぞ」

アーキスが私とリーヴ君の遠征の手続きをしてくれるので

三の鐘がなったら東門に集合すればいいだけみたい


「じゃあそれまでゆっくりお昼ご飯でも行く?」

「「いやいやいや!」」

レンとアーキスが声を揃える


「遠征に持ってく道具の調達とか!」

「装備の準備とか!」

「マキナってばその格好で行くつもりなの?」

マリーが私の姿を見る


私はこの世界(ユミール)に来た時の格好のままだ


「この服機能性はいいのよ?」

そう、実はこの服と靴はすごい優れものだ


「鑑定してもいいか?」

興味の出たリーヴ君が私に断りをいれてくる


「いいよー」

「…」

「やだ…そんなに見つめられても」

「……」

「…リーヴ君?」

突っ込んでくると思ったのに(だんま)りだね?


 『マキナの服:神界でしか手に入らない素材で造られた服。汚れることも傷付くこともない』

  

  『マキナの靴:世界樹から造られた靴。どれだけ歩いても疲れる事はない』  


どちらもマキナ専用で破壊不可

  


「はぁ~…もう凄すぎて…」

「でしょー?だからこの格好のままでいいんじゃない?」

「いや、流石にその格好のままじゃ駄目だろ?」

「もうちょっと冒険者っぽい服装はないの?」


リーヴ君は斥候みたいな格好だし

マリーは魔術師だけど身体のラインが分かるプロテクター付けてるし

レンにいたってはザ·冒険者って格好だし

流石にこの格好じゃ目立つわね

亜空間の中を探してみると見覚えのない大きな包みがあるのに気づく。


「あっこれユピテルからだわ」


取り出して中身を見ると

そこには冒険者セットがあった

都合良すぎない?まさかユピテル達観てたりするのかしら?


「何処か着替える場所はある?」

私が聞くとアーキスが親指で隣を指差す

「あぁ、隣の部屋なら開いてるから使っていいぞ」


隣の部屋に行き、ささっと着替えた私の格好は

袖がレースで出来て広がっている黒色の服の上に

白色で黒のフリルのあるビスチェコルセット

前は膝上丈で後ろは足首まである白色のスカートに

黒のレースで透けている踵のあるサマーブーツだ。

ちなみにこの服達もさっきまで着ていた服と同じような機能性がある


「これでいい?」


「…あぁ、さっきよりは大分いいけど…」

「なんかマキナってお嬢様よりお姫様って感じだよね~」

「その服白くてよかったな!黒だったら夜のじょうぉ「レン!」っいて!」

(その先は言っちゃだめ!)

(お…おぅ)


チラリと私を見るレンと目が合ったのでニコリとしておく

「!!」

なぜがビクリとするレン



「なんだぁ?外が騒がしいな?」

アーキスが三階の部屋の窓から下を覗き込むと

レン達もそれに続き外を見ようとする

すると窓からシルフィーが部屋に入ってきて私に抱きつく


「マキナ様!」

「あらシルフィーおはよう」

「もー!マキナ様ってば!シルフィー達をおいてくなんて!」

どうやら目が覚めて私が居ない事に気が付いたシルフィーと子フェンリル達がボルドス家を飛び出して来たようだ

冒険者ギルドの前でボルドス家の執事セバスと一緒に待っている様子

ぷんぷんしているシルフィーをなだめつつ

「ねぇケレス達と皆でご飯を食べれる所って知ってる?」

「そうだね~心当たりあるから行ってみようか~」

私の問いにマリーが答える


「三の鐘がなるまでゆっくりしましょ」


「いやいや、だから下準備を…」

そう呟くレンの腰をリーヴ君がたたく

「…もう俺達で準備すればいいだろ?」

「そうね」


アーキスの部屋を出て冒険者ギルドの入り口に向かう



⦅マキナだ!⦆

ロー達が駆け寄ってくる

「セバスわざわざありがとうね?この子達に着いてきてくれたんでしょ?」

「とんでもございません」

私がお礼を言うと綺麗なお辞儀をするセバス

⦅みゃ~⦆

ケレスの毛に埋もれていたメイを救い出すと

トットット

私の腕を歩いて肩まで登ってくる


そのままセバスの案内でマリーの言っていたお店に連れて行ってもらう


お店の中ではなく

裏庭にある雰囲気のいいテラスでケレス達も一緒に軽食を取る

給仕をなぜかお店の店員さんではなくセバスがしているが…


「ねぇケレス、私達今から魔の森に行くんだけど一緒に行く?」

⦅うむ、行くぞ⦆

⦅魔の森?⦆⦅狩り?⦆⦅さんぽ?⦆

「そうね、お散歩しながら狩りかな?」


「魔の森の遠征が散歩扱い…」

「まぁマキナだし…」

「すぐに終わりそうだな!」


軽食を取り終えた私達は東門に向かうことにする


「お嬢様、これを」

セバスが荷馬車から荷物を出す

「僭越ながら、私のほうで遠征の準備をさせていただきました」

「ありがとうセバス!助かるわ!それと、しばらく帰らない可能性もあるからお兄様に伝えておいてくれる?」

「かしこまりました。無事のご帰宅をお待ちしております」

そう言って綺麗なお辞儀をするセバス

東門まで見送りに来てくれたセバスとはここで別れて

マキナ達は集合場所まで行く


まだ全員集まってないようだけど

レン達は冒険者仲間に声をかけられ会話し出したので

私だけその場を離れて木陰に行きケレスに寄りかかって座る

ジロジロ見られるのは好きじゃない

出発までここに居るとしよう




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