光源氏には向いてない
二十七歳、大学院博士課程の卒業を目前に控えた真琴は職探しに追われる日々を送っていた。不採用通知が続き一人部屋で塞ぎ込む中、大学教授である祖母から「大学の講師にならないか」という電話が入る。諦めていた研究者への道が開けたことに喜び勇んで上京したものの、いざ蓋を開けてみれば求められているのは『女性講師』だと知らされる。祖母から懇願され、真琴は悩みながらも『女装』という条件を飲むことにしたのだが…。
いづれの御時にか、哀れな求職者ありけり
プロローグ
2015/05/09 01:55
(改)
はじまりの電話
2015/05/09 02:05
(改)
再会、からの
2015/05/09 02:21
(改)
理事長との対面
2015/05/09 02:24
(改)
予想外の提案
2015/05/09 02:25
(改)
光瀬真琴(♀)、名のみことごとしく広まりたり
まさかの邂逅
2015/05/11 00:03
(改)
一難去ってまた一難
2015/05/11 00:15
(改)
結局、前途多難
2015/05/11 00:28
(改)
初授業
2015/05/11 00:43
(改)
戦の後
2015/05/11 00:54
(改)
新たな指令
2015/06/19 23:09
(改)
自主ゼミ開講
2015/06/19 23:15
(改)
寝られたまはぬ夜に、不幸な出会い
日常は綱渡り
2015/06/19 23:19
(改)
戸惑いの歓迎会
2015/06/19 23:24
(改)
予期せぬ出会い
2015/06/19 23:27
(改)
一瞬の油断
2015/06/19 23:30
(改)
女装講師、下僕になる
2015/06/19 23:36
(改)
文京区辺りから世田谷まで、御偲び歩きのころ
一変した日々
2015/06/27 21:33
(改)
ブリの照り焼き
2015/06/27 21:41
(改)
夏の足音
2015/06/27 21:47
(改)
思い出の後先
2015/06/27 21:55
(改)
名もない病にわづらひたまひて、よろづに手を尽くそうとして逆効果
知恵熱の放課後
2015/07/02 00:59
眠りの淵
2015/07/02 01:03
突然の別離
2015/07/02 01:09
思へどもなほあかざりし彼女の面影
失った日々
2015/07/09 22:44
(改)
光の正体
2015/07/09 22:50
決意
2015/07/09 23:18
掴んだ手掛かり
2015/07/09 23:23
辿り着いた真相
2015/07/09 23:32
一世一代の勝負は、文月の十日あまりなり
捕まえた
2015/07/16 22:52
雨と涙
2015/07/16 23:00
虹の向こう
2015/07/16 23:07
文月の十一日あまり、夏空の下、宴せさせたまふ
その後のこと
2015/07/16 23:11
道すがら
2015/07/16 23:15
紫の上
2015/07/16 23:27
エピローグ
2015/07/16 23:30