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=空間操作系能力者の無双録= <世界を相手取ったのは、時空を統べる転生覇者>  作者: 入江晃明
season1 異世界転生!知らしめる最強のロード
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第09話 王としての器

前回のあらすじ






一言で終わらせる気かリューリ!?


そうだな、なんか他にあるか。


俺は!?


どうしたんだヴァルザード君よ


どうしたもこうしたも、俺の活躍は!?俺がメインの話だったろ!!


そうだが…お前なんかやったか?対して活躍してなかったろ。


ちゃんと見てた!?結構頑張ったんだぜ俺は!!!


はい、めんどくさいから第10話…とっとといって。


無視すんな!!!







「お兄ちゃん、お兄ちゃん!今回も頑張ってたね!」


「う〜ん、頑張ってたよ!もっと褒めて、褒めて!」


「はい、フルーツあーん」


「はい、あーんっ!」



スタジアム内、救護室

完全に腹部を貫かれたヴァルザードだったが、なんとか生き残っていました



「これはまた…なんと言うかね」


「仲睦まじい、素晴らしい兄弟じゃないか」


「そうだ。ありがとうございます

グレイブさん、ゲルダさん。妹に付き沿ってくれてて…」



どんな経緯で知り合ったんだか知らないけど…

なんだよ、この大物方のフレンドリー感

なんつーか、もうちょい偉そうな感じかなーなんて

偏見だったみてぇだな

と、それよか聞くことがあるんだった



「なぁ、ミリエル。おまえの隣に座ってた赤髪の男だが…アイツはなんだ?」



今ヴァルザードが第一としているのは、

柳犁がミリエルにとって何者か

返答によっては、柳犁を即殺のつもりだ。



「リューリのこと?今は試合に行ってていないけど

大丈夫、いい人だよ〜

お兄ちゃんが心配することなんてないよ」


「ん、リューリ?」


「ふぇ?リューリがどうかしたの?」



リューリ

明らかなる呼び捨て

呼び捨てにするくらい親密



つまりはベットイン…ベットイン…ベットイン…ベットイン…ベットイン…



この男にとって

付き合う=突きあう、程度の認識なので

決して、妹のミリエルが他の男と関わることを良しとしない!



「ざぁぁあけんなごらぁぁ!!!

どこだ!?そいつはどこにいる!!」


「ちょっ、お兄ちゃん。急にどうしたの!」



ふざけんじゃねぇぞ!

ミリエルをベッドに引っ張るだぁ!?

百万年はぇぇんだよクソガキがぁ…

その汚ねぇブツで…汚いナニで…

引き千切り刻み込んでやる…そいつを!

認めません、そんな男…お兄ちゃん絶対に認めません!!



「……まぁ、落ち着こうか俺

ところで、本当にそいつはどこにいるんだ?」


と、落ち着きを取り戻すヴァルザード

しかし殺意は収まることを知らない!


ここの魔法薬はすげぇぞ~一杯で身体が全回しやがった!

魔力も体力も気力まで、満ち満ちに満ちていやがる…この全快状態でよ〜ブッコロッ!



「リューリ君なら、調度今試合中だよ。なんか元気そうだし、どうだい?一緒に見に行って見るかい?」


「はいっ!お願いします!」



…なんだ、出場者か。

なら試合の時にブン殴ろう、よし!威力偵察だ…




「なんだろう…コイツもリューリに似た何かを感じる…だからあんたも、そんなに張り切ってるのかしら?」


「そうだね、賑やかな方が良いからね。皆一緒に見に行こうかぁ!って…サーシャちゃんが居ませんが」


「あら本当…どこ行っちゃったのかしら?」


「あれ!?本当だ、目を離した隙に。餌でおびき出せるかな」


「なんだそりゃあ。犬みたいな扱いされてんなそいつ」











その頃、選手控え室にて待機する柳犁は



「ほーう、準備運動終了~。ってか、さっきの試合から全然時間たってへんがな。準備運動も糞もあるかい!」



独りはちょっと寂しいかな…ボケた所で、自分で突っ込むしかないからなぁ



「なんだそれは…突っ込みが御所望かな?」



と、んなこと言ってたらまたきやがった…どんだけ俺の事が好きなんだよ、コイツ。



「またまた僕が来てやったぞ~。どうだ調子は?感情は大分落ち着いたようだが」


「…まぁな。お前に特が出ちまう取引ってのが、未だ気に食わなねぇがな」


「気に食わないって…一方にのみ利益が出ては、それはもう取引じゃない…略奪さ」


「そっちの方が、性分に合ってるってだけさ」


「…そーかい。だが既に成立した取引だ…仕事はしてくれよ」


「分かってるよ。お安い御用だ」


「かっかっか…まぁいいさ。それと、ここに来たのはまた別に合ってね。先ほどの戦いだが…」


「リューリご飯食べよう!」



<ドンッ>



「ウプャア!」



ドア前に寄っかかって腕を組んでいたアーク。勢いよくドアを開けて入ってきたサーシャに潰された…



「サーシャ…なんでおまえが控え室に来てんだ。グレイブさん達と一緒に居たんじゃないのか?」


「はいこれ」


「んっ?なんだ」



唐突に現れたサーシャは、また唐突に柳犁へ手荷物を渡す。



「これ…焼きそばかぁ!?」



焼きそばだ…焼き鯖じゃねぇ、焼きそばだ…



「リューリ、お昼食べないで行っちゃったでしょ?食べなきゃ元気でないよ~だから焼きそば、買ってきたよ」


「あ、ありがとよサーシャ…助かったぜ」



まさかの機転。こんな判断、サーシャにできるはずがないとどこか疑っていた柳犁は、心底感謝したという。



コイツ…結構いいとこあるじゃねぇか。俺のこと…気にしてくれてたんだな!

悪かった、ペットとか言って。



「ええい!なんだ貴様!」



あ、そういやメンドクセェ奴がまだいたな。



「ふぇ!?誰?」



サーシャ…あなたが、顔面を凹ませた相手です。



「小娘よ…今おまえ自身が何をやったか分かっているのか?これは幾度、貴様が焼き消されようと取り消せぬ大罪だぞ…」



…ナニ言ってるんだこいつ?



「へ…なんか分からないけど、ごめんね」


「罰を与えよぉうっ!二丁聖天銃(セイントレイフォース)ぅぅぅぉぉぉぉぉ!!!!」



<<<キュイイインン!!!>>>



あ、やべ!?こいつ…ここで暴れる気だな!!



「ストップ!」



<バコンッ!!>



「あっ、タライ!!」



アークの頭上にタライが降る…未だあの機能は生きているようだ



「バタン、キュー…今日のところは見逃してやる!!あばよ〜リューリ!!」



ぐだぐだと言っちゃいるが、結局のところよぉ…



「何しにきやがったんだ、オメェはよぉぉぉ!!!」


















『先程の戦いの熱が冷めぬまま突入する第2戦…今宵、相対すはこの2人ぃぃぃ!!!アマリ・リューリvsヘルニア・ハン!!!!!!!!!!!』



やってきちゃった、俺の戦い!!

なんとも腰痛が痛そうな奴が相手だが、飯を食った俺は元気100倍!!最強ムードよ!!




「リューリ、頑張れ~」


「あらサーシャ、どこ行ってたの」


「本当だ、いつの間にか戻ってる」


「へっ?さっきまでお昼食べてたんだ」


「ああ、なるほど…そういや、すっかり忘れてたわね…お昼」


「なんならこの後、俺に奢らせて下さい。妹が世話になったお礼です」


「なんとゆう心掛けっ…天晴れだよ、ヴァルザード君!」


「ふゃあ、さっきのミリエルのお兄さんだ。」


「はじめまして、ヴァルザードです」


「うん、よろしくね~」




『一回戦!たったの一発で勝ち上がってきた、まさかの規格外!アマリ・リューリ、と…王家の血筋、いずれこの国の王となる男…ヘルニア・ハン!この勝負…まったく予測できません!』



まっ僕の圧勝なんですけどね、所見さん。私の勝ちに決まってるじゃあ、ありませんか。



「アマリ・リューリ君…君の戦い、見せてもらいましたよ」



…恒例の、試合前挨拶か。さっきの牛野郎みたいなことにならなきゃいいが…



「素晴らしい力だ、その圧倒的な暴力。君はこの国を守る戦士として相応しい…是非とも私の下で、輝かしい戦績を残してはくれませんか?」



王らしい、尊大な態度か。後の王様だもんな〜…

ムカつくなぁ、こうゆう奴



「そらどうも、しっかりと成果は挙げますよ。頭角(エル・スリード)として、この国の為に…」



要するに、おまえには勝つってことだ…



「感謝します、この国の王となるものとして」


「……挨拶はもう良いでしょう?王様さん。とっとと試合始めましょうや」


「そうですか。ではこの戦い、お互い存分に…」


「ええ、暴れましょうや…」



<ガシィ!>



今回は普通に握手だ…

待ってろ、軽くぶちのめしてやっからよ!



『それではっ!!試合、開始ぃぃぃ!!!』






「先手必勝ぅ!!「「「古穿つはこの一撃(エンシェント・スピア)」」」ァァァァァァ!!!!!!!!!!!」



先手必勝、握手をして直ぐに手持ちのランスからエネルギーを放出するハン。



<<<ズザァァァァンンン!!!!!!>>>



「ぐううぅぉぉおおお!!!イキナリィ!!!」



度肝抜かされた…正直かなり驚いた柳犁。しかし、なんとか防御するための手段が間に合った!



「かぁ!来いっ!「「灼羅桜邏(しゃくらおうら)」」っ!!!!!!!」



<<<ギュルルルルルルルルルル!!!!!>>>



灼羅桜邏(しゃくらおうら)出現時の鎖で防御する。



<<<ガッキキキキィィィィンン!!!!!!!!>>>



『おおーとっ!ヘルニア・ハン選手の先制攻撃!!それを、アマリ・リューリは防ぎきったぁぁぁ!!!』



「セーフッ!、攻撃を防いだぜ」



しっかし不意打ちとは。俺もやろうと思ったが…結構ビビっちまったじゃねぇか!



「流石に防ぐか…なら、「「「熟し堕ちる一撃(デストロイ・スピア)」」」ッッッッ!!!!!」



<<<ヒュグルルルルルル!!!!>>>



「なんだ!?あの塊は!!」



ハンの持つランスから、今度は球状のエネルギー体が放たれる…それも無数に、空を覆うほどに



この数は…どう対処する?

いや、あれ一つしかねぇか!!



「「「「鎖錠喰牙(さじょうくうが)」」」っっ!!!喰らいつけぇっ!!!」



<<<ギュリリリリリリリリリルルルルルルルルララララララララ!!!!!>>>



灼羅桜邏(しゃくらおうら)出現時に発生する鎖…それを自在に操る技、鎖錠喰牙(さじょうくうが)

その鎖を網目状に、攻撃を通さない防護壁を作り出した!!



「成る程…あれでは私のエネルギー体が突破することはできないか。ならば…弾けろ、熟す滅亡の果実(デストロイ・ヌア)



<<<バァァァンッッッッッ!!!!!!>>>



まるで木の実のようなエネルギーが、潰れたジャムのように変化した。

鎖のどんな隙間だろうが、すり抜けられるように変化した!



「まずい…このままじゃ、俺に降っ掛かってきやがる!!」



あの液体…触れてもなんもねぇなんてこと、あるわきゃねぇわな!!



「ンマ、安全圏へ瞬間移動っと」



<ヴィシュンッ!!>



と言っても、この柳犁には瞬間移動がある。

どれだけの威力をもってしても、避ければ問題ないので常に余裕満々でいられる柳犁



<<<ババッババババッバババババッババッババ!!!!!!!>>>



危ねぇ!!…全部爆発しやがった!!



「逃れたか…やはり瞬間移動、厄介だな」


「テメェ!!王様なんて偉い立場の人間が、不意打ちなんて汚い真似して良いのかよっ!!!」



まぁ、瞬間移動できちゃう時点で私も大概なんですがね!



「勝利する…それが王としての責務だ。何としてもだ…例え汚いだのとなんだろうと、揶揄されようとも」


「なんじゃそりゃ、どーゆー覚悟だよ…王様がどんな経験すりゃあこんな考えに至れる?随分ご立派な考え方じゃねーか」


「当然だ、王とは人の上に立つもの。だがそれは、地位に見合う実力を持ってこそだ。ただ王としてふんぞり返っていては、何も出来ない負け犬とおなじでは無いか…だから私は自ら示す、私は人の上に立つべき君主だと…この大会に優勝してな」


…………………………

大層な能書きをペラペラと語ってくれるが…

なんやかんだでここ来てる俺と比べちゃあ、ごもっともすぎる大義名分だよ…

尊敬しちまうなーー。全部が全部、本当に思っていることならな…



「そうかい、でもなあ…俺が勝ちゃ、そんなのただのホラ話になっちまうぞ」


「当然、私が勝利する」


「…ふん」



と、大口叩いてみるが…正直ヤベェ。

自信たっぷりにあんなこと言われてるが、それ相応の対策を施されている…



だからこそアイツは…この距離感に張り巡らせて、俺が攻めるのを待っていやがる。










「…なるほど、察知して動かないか。『見えざる強靭な一撃(スケイブ・スピア)』、設置型のトラップを半径10m以内に張り巡らせた。例え瞬間移動を使って目の前に飛んで来たとしても即座に反応、殲滅する…悪いが、とことん勝ちに拘らせてもらうよ」



この男の言う通り、徹底的に柳犁への対策を施している…



『動かないっ!!!!急に動かなくなったぞぉ!!先程の激烈な攻撃を受け、足がすくんだかぁ!?アマリ・リューリィィィ!!!!!』



ウルセェ!!せめて間合いの測りあいと言え!!!しかもアイツも動いていねぇじゃねぇか!



「動かなくなるだろうとは思った…念入りに対策しているのがバレてはな。だがそれでは進展がない…故に、次の手は既に打ってあるんだよ…既にね」



しかしこのハン…まだ奥の手があるのか、余裕を崩さない…



さぁてどうしたものか。

ぶった斬らねぇものには決着がつき用に無い、かと言って容易に近付けもしねぇ…

そこで問題だ、俺はどうするべきかな?


1.ともかく突っ込む、実は相手が何も仕掛けてなくて抵抗できずに敗北。



これはないな…

間違いなく対策されてるんだって、突っ込めば相手のおもうツボよ。



2.このまま待つ、痺れを切らして相手が攻めてきたところを華麗に反撃して圧勝。



これもないな。

待ってる隙に、何かしら策を思いつかれたら終わりだ。

俺にはその状況で何にも思い付きそうにないし。



3.…コイツが個人的には一番ありだが。



超ド級の大技で、為す術もなく相手は粉微塵…こいつだな。

策を張り巡らされているなら、そいつら全部引っ括めて叩き潰せばいい!!



「つぅーことでぇ、一発!デカいのぶち込んでやりますかぁ!!」



<<<キイィィィィィィィン!!!>>>



「あれは、何か思い付いたか…この状況を打開する、大きな一手を…私の望み通り」



ほくそ笑むハン…

それは、彼の望む…最高の一手であったからだ。









「あれさ、グレイブ。なんで王子様自体が戦っちゃってるの?」


「ああ…僕もよくは知らないが、少なくともこの大会へ来たのは彼自身の判断らしい。理由までは…分からないけどね」


「確かに、なんで王族なんて恵まれた連中がこんな血生臭いことを…」


「それより気になるのはあの反応。一回戦をみる限りだと…あの程度の威力のじゃ、食らっても平気なはずなのに、わざわざリューリ君は避けた…彼の野性的な本能がそうさせたのか」



てか、なんでこの人達はアイツを贔屓してんだ?どーゆー関わりなのかはさっぱり分からんが…

アイツに特別な才能でもあるのか…群を抜いて強いってのは見りゃわかるが。


…まぁなんだろうがぶっ飛ばすがな、これは変わらん!









あん時はどーしてか発動できなかったが、今回はいける!


俺の最強技…見せてやるよ



「いくぜ…究極最大最強の必殺技、『神羅万象』ぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!」



<<<ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ>>>



発現するは時空の塊…

それは瞬く間に、その空間の物質を取り込み増大していく!!



『なっ、なんだあれはぁぁぁぁ!?突如としてステージ上空に、巨大な何かが現れたぁぁぁ!!しかも…徐々に大きく…』



こんくらいでいいか…このステージくらいなら、軽く全面覆えるくらいの…


「降りかかれ…神羅万象ぅ!!!!!!」



<<<ゴォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!>>>



「なんと巨大な…強大な一撃…それを待っていたっ!!キキィ!!」



はっきりと言って絶望的なこの状況…

自分を確実に葬り去るであろう一撃が迫りつつある…逃げ道もない…だがこのハンは笑う!!そして…



<<<シュグンッ!!!>>>



「……!?っ、なっ!?」



困惑する柳犁。それもそのはず…柳犁の発動した神羅万象が、目の前から消える…



『なんだっ!?急に技を解除したぞアマリ・リューリ!!!塊が一瞬にして姿を消したぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???』



どうゆうこった!?俺は消してなんか…いや、消された…あの男に!!



柳犁は神羅万象発動の為に振り上げた腕を下げ、ハンの居る方向を見る…



「クックククク、ククキキキキキ」



そこでハンは笑っている…王族などと言うには、あまりにも醜すぎる笑顔で…



「オメェ…なんだよ、その顔…」


「クククケ、クハッハハハハハハハハッハハハハハ!!!!…分かっていたさ!私は王族…高貴なる存在!!だが…だからこそ!私は上に立ちたい…貴様等全員を、我が手で平伏させて!!」



急に語り出しやがった…余裕の現れか、それとも…



あまりのハンの雰囲気の変化に、得も言われぬ不気味さを感じる柳犁


しかしその感情が、また異常なものだとも自覚する



さっきから感じるこの違和感…これとなんか



「だから勝ちたい!!どんな手を使ってでも…君達に圧勝しなければならない!!それでも純粋な力の差は理解していたよ…誤認からの一撃(マファル・スピア)



まだなんか言って…っな!?



「テメェの負けなんだよボケッ!その技を使った時点で!!」



こいつは、()()()()()!!!!











「マジかよ…」











<<<ズッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!>>>



瞬間、柳犁が爆発する。


だが柳犁自身が爆発した訳ではない…それはまるで、柳犁の放った神羅万象が直撃したかのような破壊力…


いや、まるでなどと抽象的なものではない…神羅万象そのものの威力なのだ!!!



「ククウキキキキキククキ、アアハッハハハハハハッ!!!死んだ!くたばったな!アハハハッ!テメェが悪いんだぜ!たかがチンケな売女の!小汚い血族のくせに、高貴な王族よりデカいツラをしやがってよ〜!そのまま雑魚でいろよ!!この俺より強いものなんて存在しちゃならねぇ…王族が最強でいりゃあいいんだよ!!何においてもなぁ!!」



ギリギリと神羅万象の射程距離外にいたハン…否、この男が攻撃位置をずらしたのだが


そこで完全なる勝ちを確証した高笑いを上げていた



「は〜あ…俺の誤認からの一撃(マファル・スピア)。他人の感覚を掌握できる、中々に強力な技なのだが…如何せん、一度相手に触れなければ発動しないと厄介な仕様でねぇ…最初の握手で、その術中にはまってくれた。おかげで見事、その大技が発動していないと誤認して誤爆してくれた…いや〜、楽に勝てた…ありがとう、お間抜けさん」



……ついつい張り切って本性出しまくっちゃったけども。お父様にお願いして、観客にはブラフ映像を流してもらっているから支持を失うことはない…唯一の証人である柳犁(コイツ)も死んだ、間違いなく…



「勝った、勝ったんだ!!また!この勝利の余韻…たまりませんなぁ〜」



勝利の余韻に浸るハン…元来、この男にとってはそれが目的なのだった…



「どんな汚い手を使っても、勝って喜ぶ、か…」


「んなっ!?お前…なんで!」



そこに立つは柳犁

先程消え去った筈の…柳犁が



「死ぬだろ普通!!なんで…生きてっ…」


「痛えよ…こんなに痛えのは初めてだ」



流石俺!!



「でもいいさ、そんなこと…どうでも!!痛み以前に、オメェにムカついた!!俺を倒すだぁ?俺よか強いだぁ?それこそふざけんじゃねぇ!!」



自分が最強である。それが柳犁の信念!それを覆すやつは誰だろうと許しはしない!


それこそが柳犁!!



「黙ってくたばっとけよ!俺が勝つんだから、なぁ!?俺が王様なんだよ、なんでだよ!俺が最強のはずなのに、いつもいつも俺よか強い奴が出てきやがってぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!俺以下でいやがれよぉぉぉぉぉぉぉ!!最も無様な姿で死ねよおおおおお!!!クソったれガァァァァあああ!!!!」



完全な勝利を邪魔されたハン。最早この男、本性剥き出しで襲いかかるしか脳はない!!


それを柳犁は…叩きのめす!!



「言うこともねぇよ。もう、ただただ可哀想だ…後処理をする連中がな!!」



「「「うっるるるるうルウるるるるうるううあああああああああああああああ!!!!!!!!」」」



<<<バギィ!ボギェるるるるるギギギ!!!!!>>>



刀で斬る、いや殴る!!

縦横無尽の打撃の嵐…それが、ハンの肉体を抉り続ける!!



「「「あぴゃピャピャピャピャやぴゃぴゃぴゃぴゃ、ブギャアアアルっ!!!!!!!!!」」」



「そんなに王族の血がいいってんならッ!!好きなだけ浴びな…自分の血をな」



<<<バギイイ!!!>>>



防護壁に打ち付けられたハン、ダミー映像崩壊と共に場外へ落下!!





『ヘルニア・ハン』全身滅多打ちにされ重傷…けど命に別状はない。ヨカッタネ!


『天理柳犁』結構傷は酷かったけど2回戦突破!


次回へ続く!!




次回予告


望まれてはいられない、だから自己があるのだろう?


災厄も絶望も、天と地の意志が呼ぶ。


だからこそ再び出会うのか…私と、君は。


次回 那由他の因縁


心のポエム…君程ではないけどね、ズェクリエル。

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