マンゴー(俺)vs村人
次の日になるとやはりと言うべきか、村人が烏合の衆の如く集まっていた。その中に狩屋のオヤジもいて、少しホッとする。
村人の中にはクワや鎌、剣や槍など武器を持っている人たちもいた。
まあ、こんな化け物みたいな植物が村の畑に生えたらそりゃあ、武器ぐらい携行するわな。
マンゴー本体の俺ごと切られたらどうしようとなどと思っていると集団の中から村人が1人が前に出てきた。
そして、
グサッと
マンゴーの根っこにクワを突き立てた。
「!!!っ!」
すると俺に痛みが走った。
我慢できない痛みでは無いが、つまようじで刺された様な感覚だった。
そして、クワを刺した村人は、再び、俺と痛覚の繋がってるの根を刺し始める。
グサッ、グサッ、グサッ
う、、う、、、う、、、、、。
流石に何回も同じ箇所を刺されるとこちらも痛い。そんな、俺の心情を知らずに村人はどんどん指してく。
グサッグサッグサッグサッグサッ
う、、、う、、、、、う、、、、プチっ!
「って!痛てーじゃねーか!!コノヤロー!!!!」
俺は無意識に根を操り、クワを持ってる村人を吹き飛ばした。
吹き飛ばされた村人は衝撃で意識を失っていた。
、、、、大丈夫かな?
というか、グサッグサッ刺すほうが悪い。
ってか、それより!!
なんか、根っこを動かせたぞ!!
、、、、たしかーこんな感覚だったよな、、、、。
さっき動かしたように意識して動かしてみる。
くねくね。
おおおお!! 動いたーー!!
なんか、身体の手と足以外の部分を動かしてる見たいだ。コツが入りそうで自由に動かすには時間がかかりそうだ。
さっきの村人はというと他の村人から回収されてどこかへ搬送されていた。
そして、他の村人は警戒したのか分からないが、俺とマンゴー樹から距離をとっていた。
そして、その後はしばらく膠着状態が続いた。
膠着状態中も日は登っているので勝手にマンゴーは、成長していってる。もう、隣の畑を占領しつつあった。
俺はどこまで大きくなんだ??
などと思っていると村人をかき分けて1人の村人がでてきた。うおおぉー!と歓声も聞こえる。
そして、手には光り輝く剣をもっている。そして、村人はこう告げた。
「私の名前は村人D-a1。化け物が出てると聞いてやってきた。いざ、尋常に勝負!!」
そして、マンゴーの木の根に切りかかってきた。
ちょっとは、こっちの身になって欲しいものだ。
ってか、あの剣痛そうだな。痛いのは嫌だなー。
そう思った時には俺の根は勝手に動いていた。
「ぐほっ!!」
動いた根はかなりのスピードで村人Dの腹に直撃し、吹っ飛んでいった。
先程とは段違いに飛んでいき、村人の集団後方まで吹っ飛んでいき、村人Dはそのまま意識を失っていた。
シーン。
先程まで、うおおぉーとか、騒いでる奴らも静かになった。というか、逃げ出してる村人もいる。
、、、、、まあ、身体が勝手に動いたことだから仕方ないことだな。うん、仕方の無いことだ!
それにしてもふむ、今度は勝手に動いな。
今のでなんとなく分かったが、感情や思ってることを重視で動くのかも知れないな。
そう思っていると集団の中からまた、一人前に出てきた。
見た感じ年寄りでRPG的に言うと長老ぽいな。
しおれたノロマ声で喋り始めた。
「ふぁああ、、まあぁもの様よ。こののおぉたびは、かあぁずかずのぶれぃい、もぉお申し訳ごおぉざいません。んん、ふぁわわたくし達のいのおぉちは、おたあぁぁすけ、くだぁあさい。まあぁせ。」
そして、土下座し始めた。その長老ぽっい人に釣られるが如く、みんな土下座し始めた。
村人の上位者がやられたからこれかー。
それと喋り方どうにかならないのか?
聞きづらすぎて何を言ってるのか全然わからん!
というか、俺は別にどうこうしようというつもりは無いんだけど、身体が勝手に動くし、勝手に成長していくからどうしようも無いんだけどな。
っと、しばらく考えてると異変に気づく。
ん??狩屋のオヤジいなくね??
、、、、そうか、逃げたのか。まあ、それが懸命だな。
しかし、俺の身体はどこまで成長するんだ?
もう、隣の畑を侵食し終わえて、次の畑に侵食しようとしてる。侵食された畑の食物は全て枯れ果てていた。
、、、すまない。
そして大きくなっていることで高さもそれなりにたかくなり、人が消しゴムサイズに見えるようになった。
そして、村人が土下座はじめてしばらくすると花が勝手に花粉を巻き始めた。
この花粉は!!、、、まさか!!
気づいた時には土下座してた村人にふりかかっていた。
その後土下座をしていた村人達が横にバタバタ倒れ始める。
そして、根が動けない村人を襲おうと、くねくねと進行していた。
まずいっ!!止めないと!!
襲おうした所、先程覚えた感覚で根を寸止めで止めることができた。
ハァハァ、やろうと思えば出来るもんだな。
だが、これは、長く持ちそうにないぞ。
感覚的には無邪気に動くロープを足で握ってるって感じであった。
時間にして、10分もてばいいといったところか、、、
そして、、時間が経ち、
もう、、、無理、、、
制御でき、、、ない。
そう思いかけた時、1つの謎の集団が俺の目の前に現れたのであった。




