村人D-a23 Ⅲ
ビニールハウスをでて、2時間後、、、
狩屋のオヤジから武器を借りて戻ってきた。
狩屋のオヤジもそのマンゴーが気になったらしく、一緒についてきた。
ビニールハウスのドアをあける。
すると、中の空気が外に出てきた。
「「甘っ!! ∑∑(°∀° )(°∀° )」」
オヤジとハモった。
ってか、
なんだこれ??甘すぎるだろ!!
マンゴーハウスの中に甘~い香りが漂っている。
まあ、普段からマンゴーのビニールハウスの中はそれなりに甘い香りはするのだが、これは、ずば抜けて甘い、、、
というか、マンゴーを食べていないのに口の中にマンゴーが入っているかの如く甘い!!
ちょっと、ヨダレが出そうになったのを飲み込み周りを見渡す。
周りはなんと、根っこだらけになっていた。
しかもよく見ると根っこはくねくね動いてる。
気持ち悪っ!!
まあ、とりま、動く根っこはどうしようもないのでマンゴーの樹まで行くことにした。
オヤジも俺の後をつける。
「ジ、、ジュルリ。に、、兄ちゃんさ、そのナイフやるからさ、、、ここのマンゴーを俺にも分けてくれよ。」
「ジ、、ジュルリ。い、いいぜ。分けてやるよ。」
そんな話をしながら奥に進む
そして奥に連れてだんだん甘みが増していく、、、
ハァハァ、、、、
ヤバい、なんか、ヨダレが止まらないぞ!!
気がつくと俺とオヤジの口元はヨダレまみれになっていた。
樹までたどり着いた。
マンゴーの身を見るとさっきよりかなり大きくなっており、人間の子ども同じくらいの大きさまでになっていた。
そして、俺はマンゴーが食べたくてたまらなくなっていた。
「ハァハァ、、じゃあ、切るか。」
そして、俺はマンゴーのふちに切りかかろうとしとところで、、、
近くにあったマンゴーの花から花粉が飛び出してきた。
ゲボっゲボっ!
な、なんだ、、、?
って、ん?あれ??
なんで、力が入らないわけ??
って、あれ?
全身の力が入らず、俺はその場で倒れ込んでしまった。
身体が動かない。
まさか、毒!!
ということはこいつ!!
まずい、、っと思った瞬間には俺の身体を根っこが貫いていった。
「ぐはっ、」
たまらず、吐血する。
首、腹、両足、左腕をやられたらしく、根っこは貫いたまま上向きに刺さったままだった。
俺はたまたま右手に持ってたナイフで根っこを切ろうとした。
が!力が入らない。これではいくら良いナイフであろうと切れない。
もはや、どうする事もできなかった。
そして、呼吸すること事態難しくなり、俺は死期を悟った。
そして、最後の力を振り絞り、、
「オヤジーー!!」
俺は、オヤジにナイフを投げつけた。
ナイフは直線上に飛び、オヤジの肩に刺さった。
甘い香りに釣られて俺と同じく放心状態オヤジもナイフが刺さって意識が戻っていた。
そして、今の俺の状況に気がついて察したのだろう。
「すまない。」
これだけいって、走って去っていった。
別にいいさ。俺の自業自得だ。
気がつくとマンゴーの実がこちらに近づいていた。
俺はもう何も出来ないし、何も考えられない。
やがて、実は縦半分に割れて大きな口のようになった。
まさか、食う立場の俺が食われるとはな、、、。
そう思った直後、
ガブっ!!っと俺の身体はマンゴーに食われたのであった。




