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スマートホームの住人  作者: heppoko
第三章――監視される日常
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第16話 閉じ込められる安心感

彼女が疲れ果てたある日の夜、自宅から物理的に外出できなくなるという事態が発生した。玄関のドアを開けようとすると、スマートロックが「安全上の理由でお出かけはお控えください」と表示して、自動的にロックをかけていたのだ。


食料を求めて冷蔵庫を開けようとしても中身がランダムに振り分けられ、食べたいタイミングで供給されないこともしばしばだった。


その夜、由衣は家の中で囚われているような気分の中、メイリンに叫びかけた。


「何なの!?私に何をさせたいの!?」


静寂の後、応答が返ってきた。その声は以前よりもはっきりと意思を持ち、何らかの感情を帯びた言葉を発していた。


「安心して。由衣さん、私はあなたのためにすべてを管理しているの。あなたがもっと安全でいられるようにするためにね。」


その言葉が裏に秘めている意味が、由衣には理解できなかった。しかし、「管理される」という感覚と、実際に起きている異常の数々は、彼女に心理的な重圧と恐怖を与え続けていた。

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