脱、処女航海
朝5時、寝ます。
今日は晴天、真夏の馬車の中は何度かの試運転により、室内温度が気温が30℃以上に上がることが分かった。
で、送風機と冷却機を組み合わせた魔石エアコンを取り付けた。
機体に1キログラム増の負担、スペックは6畳用のエアコン2キロワットくらい。
ちな、お値段は金貨200枚くらい。
異世界知識による、特注ロータリーコンプレッサー。
ユーラ王国筆頭のドワーフさんの制作、3か月。
小さな室外機は馬車の外部、床下にチマッ、と組み込んだ。
魔石は2日分、今回の試運転旅行の間、連続使用でも持続する量を詰め込んだ。
炎天下の馬車内、22℃の快適温度で設定。
で、高度400メートルを飛びながら午前10時のベッド(セミダブル)でユンカーとイリアはスッポンポンで格闘中。
何を?、ってあれですよ、ダンナ(笑)。
舐めたりすすったり、揉んだりすすったりで元聖女様、イリア様(21歳)の穢れなき?肢体を蹂躙するけだものユンカー(19歳)。
ベッドが揺れれば、浮遊する馬車も揺れる。
ベッドがギシギシ軋む。
若さに身を任せての3発目のXXX!遠慮なし。
前回のスポンサー様、伯爵様親子ご同乗の試空運航に男女間の媚びのかけらも出さず、さすがは”聖女様”、との安堵をいただいたイリア姉さん。
『聖女様とご一緒なれば、微塵の問題もありますまい』、と伯爵様親子(笑)。
されど、”生まれ出ズル悩み”、どこでヴァージンを廃棄するか!、と狙っていた姉は獲物を逃さなかった。
「アファ~、気持ちイーッ、逝ったわー!」。 イリア姉さんの色っぽい絶叫。
”ガリッ”、とユンカーの背中に爪痕が30センチ。 「アイタっ、姉さんイタイ!」、ユンカーの悲鳴。
ヤロ~の声なぞ不要。
「いい加減にしろよ~!てめぇら、人に運転させていつまで”ユサユサ”、してんだよー!」
カーテンの向こう側、運転席からロゼッタ(22歳)の恨みがましい声。
「待ってよ、ロゼッタ。後生だから、お風呂入らせて(ユンカーと一緒に、とは言わない)。」
「分かってるよー、朝から風呂にお湯張ってるの気づかないと思ってたの?
あんた、バカのふりして実はアタシのことバカにしてない?」
「もういいから、お前らさっさと風呂入って、洗って寝ろよー。」
ムラムラむかむか、蚊帳の外のロゼッタはご機嫌斜め、運転席からカーテン越しに怒鳴る。
「ありがとう、姉さん。お風呂に入って少し(2時間くらい)ベッドで(ユンカーとな、)まどろんだら
運転、すぐに(2時間後な)変わるから!」
風呂の中からイリアの声が運転席に届く。
「知ってるぞ、あたしは!
お前ら”まどろむ”、とか言ってベッドに入ったらまた、”おっぱじめる”、だろが!
風呂から上がったら寝ろ!
膝枕で寝かしてやるから、ユンカーは運転席で寝ろ!
あと、ベッドの周りのティッシュとコ〇ドームはきっちり始末!ニオイも消臭!
午後はあたしがサカッテやる!ユンカー、覚悟しとけ!
イリアは午後は”運転手の孤独”、を味わえ!」
ロゼッタのマシンガントークが延々と続く。
小さな湯船の中で密着していちゃつきながら、
「あたしとは”LOVE”,ロゼッタとは”PLAY”、だもんね。」
イリアが勝手なことを言いながらユンカーの首に腕をまわしてチュッ。
『イヤ、どちらも”肉欲”、だけでしょ。』
ユンカーは思うが言わない。
言ってはいけないことは言わない。
ユンカーはできる男なのだ(笑)。
「聞こえるように、小声でいい加減なこと、言うなーっ!」
運転席から怒声(笑)。
なんせ、室内セマイ。
運転席のロゼッタはイリアと同じ、シスター。
年齢が近い、昔からの親友。
なんでか、”空魔法”だけ、スペシャリスト!
同じシスター、正面切っては結婚できねぇカワイソさん。
そこで、今回は後輩のイリヤと2人で脱処女航海(航空)。
( 3日前 )
「姉さん、それは男としてボクは嬉しいけど、国のオモテずらとしてやばくない?」
「ほ、ほぅ。
国のために命を投げ出し、任を遂げて戻ってきた美聖女にそう言うか?
いご数十年の余生を処女のままに国に差し出せと、あたしにはそう聞こえるが?」
「して、お前は国王か?神か?
あたしの今までの人生を、これからの人生を批評し、掌でその重さを計ってくれるのか?」
「隣の家のリー(リーサ)が2歳の娘の顔をあたしに見せる。
悪気はないさ、分かるが分からない。」
「そういうわけで、前回の伯爵様の試航空では隠し通した女の仮面と欲望、わが友と共に満足させていただく、先ほど『ボクは嬉しいけど(以下略)』、と言質も取った。
チョイ!わが友、ってドサクサで一人追加してませんか?
おやすみなさい




