パンダの雑学
生存報告と謝罪と報告
長期間更新をストップしてしまい申し訳ございませんでした。年末に向け溜まっていた仕事がやっと終わりました。「雑学部」はぼちぼち更新していこうと思います。「虐め」の方は書き直そうかなーと思い、準備している所です。
これからもよろしくお願いします。
「へぇ~赤ちゃんパンダの名前、香香に決まったんだ」
雑学部部室にて、一ノ瀬はケータイを片手に呟いた。その呟きに津樂は本を片手に、
「でもすごいよな。パンダ一頭でここまで大掛かりになるんだから」
「そりゃそうだよ。確かジャイアントパンダって中国から借りてきてるんでしょ。大切にしなきゃ。例えば達也くんなら何て名前にする?」
「俺? んーそうだな……天天とか。特に意味はないけど」
「もー別にホントに応募するわけじゃないんだからもっと自由に、中国風じゃない感じで答えてよー」
「そういうお前は何すんの?」
「え……パ、パンくん? いや、女の子だからパンちゃん?」
「あれ、猿の名前を決めてるんだっけ?」
そんな会話をしていると、二人の耳に扉が開く音が聞こえた。その方向を見てみると通学カバンを肩に背負った霧崎が、相変わらず愛想の欠片も無い表情で、いつも通りの椅子に着席した。
意識か無意識か、構うなオーラを放つ霧崎に、一ノ瀬は詰め寄る。
「ねえねえ、霧崎さんはパンダに自由に名前を付けられるとしたら何てつける?」
「パンダ? そうね、大熊猫かしら」
「呼び名まんまじゃん。お前、犬飼ったら『犬』って名前つけんの?」
ふと、一ノ瀬が疑問顔になった。
「そういえば、中国では大熊猫なんだよね? じゃあパンダってどこから来てるんだろ?」
「パンダはネパール語で『竹を食べる者』っていう意味のポンガから来てるっていう説がある。ちなみにパンダの和名はシロクログマって言うんだと」
「へぇ~シロクログマって見たまんまだね。そういえば何でパンダってシロクロ模様なのかな?」
そんな疑問を呟いた一ノ瀬に霧崎は、開いていた本を閉じ、
「最近解明された話だと、パンダは消化能力肉食の祖先に近くて、笹を消化しずらいの。それで、冬眠に必要な脂肪が蓄えられないから、一年中広い範囲を移動するため、雪や熱帯雨林に隠れやすい白黒の配色になったとされてるわ」
「ちなみに顔の模様は他のパンダとのコミュニケーションをとるためだと。目の模様は互いの認識と他のパンダにする攻撃の印らしいぞ」
津樂が言った瞬間、霧崎の表情に少し笑みが浮かんだ。
「あら、だからあなたは目の周りを黒くしているのかしら? 人間のコミュニケーションはパンダと違うのよ。分かる?」
「いや、これは単に寝不足なだけだから」
「それに、今の会話の流れだと達也くんはコミュニケーションじゃなくて威嚇してる感じになるよね濁がにごってて恐いし」
「ちょっと、一ノ瀬さん最近そちらの悪女に似てきてますよ」
霧崎のような奴が二人にならないことを願う津楽であった。
パンダの毛自体は透明だとか。光の反射で白く見えるらしい




