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サクラ参上



「プロテン国王女、サクラ参上!」


 長い髪、美しい着物、幼いながらも美しい顔をもつ少女が姿を現した.



わあ! すっごくきれい。凄く長い、ピンクの髪の毛だね。服装もすごく豪華。こんなかわいい子が着物を着ているのなんて、初めて見たよ。



「何だ貴様! ゴンドラ国に、何しに来た! この国は、お前たちのいていい場所じゃない」


「落ち着いてください。偵察したことがあるのでわかります。あの方は確かにプロテン国の姫様です。ここはまず、話を聞いてみるのが良いかと」


「あいつはプロテン国から来たんだ! 何をしてくるか分からない。姫だろうが何だろうが、何かしでかす前に捕まえてやる!」


「ですが……」


「あいつらは、暴力の塊なんだ! 言葉など意味をなさない!」


 私を案内してくれた男性が、ほかの職員ともめている。





「私は、言葉の通じる常識人です。あなたたち、私達プロテン国の人間を、何だと思ってるんですか!!」


 美しい少女が、反論する。










「……汚染物質だ!」


 案内男性が、答える。……さすがにそれは言い過ぎなんじゃ。だけど……




「そうです! 汚染物質です。その話をしに来ました」


 王女様は、そこから話を広げてしまう。ってか汚染物質の話って何?



「やはりそうか! 貴様をぶっ殺すっ」

 案内男性が突然ぶち切れ、短剣を取り出して王女様へと突っ込もうとする。だが……




「!? 貴様、なぜ一瞬で消えるんだ! これでは私が貴様をぶっさせないじゃないか」


「……あなた、悪ですね。お仕置きが必要なようです」


「ぐはっ、強ぇ」


「悪は滅びました。これにてハッピーエンドです♪」



 早すぎて、動きが全然見えなかった。セリフと共に案内男性がやられているようにしか見えなかった。なんて技だ。周りの職員たちも驚いている。しかし、彼らは王女の技に驚いているのではない。



「必要以上にボコボコにしてない、だと?」

「彼女は本当にプロテン人なのか?」

「王女様……やはりあなたはまともだったのですね」

「汚染部室の話って何だろう?」



 プロテン国、やっぱりヤバイ国だって思われてたんだ。




「あの、案内の男性、なんかやばかったですね……」


「クロメ、あの男性に案内されてたよね~ 変なことされなかった?」


「大丈夫だったよ! ……ちょっと態度が怖かったけど」



 女子二人と、軽く会話をする。あ! まだ彼女たちの名前聞いてないや。聞いてみよう。



「あの……」

「悪も滅びたところですし、本筋を説明します」


 少女たちの名前を聞こうとしたところで、王女様の話が始まってしまう。



「今までずっと隠されてきた、プロテン国、7つの兵器の存在が、つい最近明らかになってしまったのです」


 7つの、兵器? 何だろそれ。職員の人たちが、大きな反応を見せる。



「7つの兵器だと? 我々はプロテン国をずっと偵察してきたんだ。そんな危険なもの、見逃すはずがない!」


「そうだ! もし、そんなものを我々が見逃していたなら、この組織の信用に大きく関わってしまう。嘘だと言ってくれ!」


「汚染物質、7つの兵器……何か、凄く嫌な予感がします」




「残念ながら、その予感は当たりです。汚染物質をまき散らす、7つの強力な兵器。その存在が明らかとなったことにより、プロテン国が荒れまくってしまったのです。偵察隊が戻ってこなくなったのも、そのせいです」


 !? 汚染物質をまき散らす、7つの兵器……



「兵器を使用するたびに、街一つ分の汚染が発生します。けれど、実は兵器が存在するだけで、周りを少しづつ汚染していくのです。兵器はずっと昔からあったものなので、最初からプロテン国は汚染されていたのです。もはや力の国というより、汚染の国です。『汚染の国、プロパン』となってしまったのです」


「プロパン国の情報ならたくさん教えることが出来ます。私と契約して、プロパン国の脅威を取り除きましょう!」

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