小倉口の戦い!第二十七話 「ドラゴンズスカイ!空襲!小倉湾!後編」
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慶応二年――1866年。
西洋列強の黒船が世界を塗り替え、日本列島にも“蒸気”という新たな時代の炎が広がり始めていた。
だが、その炎を誰よりも早く戦争へ変えた者たちがいた。
そして――
豊後国・別府、乙原の里の大友忍軍である。
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第二十七話
「ドラゴンズスカイ!空襲!小倉湾!後編」
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第一幕
USSポーハタン ―― 瀬戸内海へ離脱
小倉湾より離脱した巨大蒸気軍艦――
USSポーハタン。
黒鉄の船体。
巨大外輪が海を叩き、蒸気煙突から黒煙が噴き上がる。
しかし甲板には重苦しい空気が流れていた。
艦長ロジャーズは煙草を握り潰す。
「……たかが長州藩だぞ」
「それにジャップのニンジャだ」
副長が顔を青ざめさせながら答える。
「しかし艦長……」
「夜襲、潜水艦、飛行船……」
「さらにニンジャです」
「幕府艦隊は壊滅状態です」
ロジャーズは舌打ちした。
「馬鹿げている……」
その時だった。
カツ……
カツ……
杖の音。
包帯だらけの男が現れる。
アルジャーノン。
片目を失い、焼け爛れた顔。
狂気だけが生きている。
「まだ終わっておらん……」
「魔女も……ニンジャも……」
「ワシが殺す……」
そう言いながら彼は、生きたままのカマキリを口へ入れた。
バリ……
粘液が口から垂れる。
腹の中からハリガネムシが飛び出し、それを嬉しそうに噛み砕く。
周囲の水兵たちは顔をしかめ距離を取った。
「気味が悪い……」
「本当に人間か?」
その横を静かに通り過ぎる男。
テンガロンハット。
ゴーグル。
防弾コート。
蒸気式リボルバー。
西部の死神――
ビリー・ザ・キッド。
彼はアルジャーノンを見ない。
嫌悪していた。
だが今は別の事を考えていた。
「俺は……ジャパンのニンジャを知りたい」
「特に……あの未来を見るニンジャをな」
炉・ア・ガーラ・デ・フェーロ。
黒い太陽に十字手裏剣の紋章。
あの戦い。
ホーミング弾を避けた男。
ビリーの脳裏に焼き付いていた。
「何者なんだ……?」
「どんな修行をした?」
「どうやって未来を見る?」
「俺にも……できるのか?」
蒸気ジャンパーのバルブが白煙を噴く。
シューーーーー……
ビリーは夜空を見上げた。
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第二幕
高杉晋作の電撃作戦
一方――
関門海峡。
深夜。
海を切り裂くように進む長州艦隊。
丙寅丸。
庚申丸。
そして――
ワイル・ウエフ号。
幕府艦隊の砲撃が海面を叩く。
ドォォン!!
巨大な水柱。
艦橋では坂本龍馬が笑っていた。
「はははは!」
「面白うなってきたぜよ!」
その横。
カルヴァ(岡田以蔵)は冷たい目で海を見つめる。
「……龍馬」
「敵の着弾が近い」
「次は危ねぇ」
高杉晋作は後方から望遠鏡を覗いていた。
ゴホッ……
咳。
口元に血。
肺結核。
だが瞳だけは燃えていた。
「続行だ!」
「長州の未来を賭けた戦だ!」
その瞬間。
「敵襲ーーー!!」
幕府側輸送船が騒然となる。
「長州軍だ!!」
「違う!!」
「化け物だァァ!!」
海面から現れた黒い影。
――いろは丸。
そこから飛び出す。
猿。
二百匹。
「ギャアアアア!!」
猿たちは五寸釘を握りしめ幕府兵へ襲い掛かる。
侍が刀を抜いた。
「このエテ公がァ!!」
しかし猿は跳ぶ。
回転。
天井梁へ飛び移る。
さらに三匹同時。
ガキィィィン!!
五寸釘クロス。
刀を受け止めた。
「な……!?」
その瞬間。
別の猿が顔へ飛びつく。
「ぎゃああああ!!」
混乱。
悲鳴。
そこへテレパシー。
オ・エスクード・デ・ベロ。
「輸送船を確保しろ」
「沈めるな」
猿たちが一斉に動く。
舵輪制圧。
砲塔制圧。
船員拘束。
わずか数分。
幕府輸送船――さらに一隻鹵獲。
長州側から歓声が上がった。
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第三幕
小倉城の地獄
……空。
ゴゴゴゴゴ……
幕府兵が見上げた。
「なんだ……?」
雲の中から現れる巨大な影。
蒸気機関戦闘飛行船。
――影鷹。
艦橋。
そこに立つ女。
聖痕のジャガス鬼姫。
黒髪。
紅い瞳。
冷たい美しさ。
「全砲門」
「小倉城へ」
静かな命令。
次の瞬間。
ドォォォォン!!!
空から砲撃。
小倉城が爆発した。
炎。
黒煙。
瓦礫。
幕府兵が絶叫する。
「空からだ!!」
「空から砲撃している!!」
さらに。
高速飛行する小型機。
スチーム・ファイター。
珠・ア・プラーガ・ヴェルメーリャ専用機。
後部座席の空忍が爆弾を投下。
ドォン!!
炎上。
さらに空には無数の蒸気ドローン。
絡操鴉。
敵配置を観測。
情報がリアルタイムで長州軍へ送られていく。
完全なる情報戦。
完全なる近代戦。
高杉晋作は咳き込みながら笑った。
「勝ったな……」
その報告を無線で聞く桂小五郎。
彼は静かに頷いた。
「幕府は終わる」
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第四幕
サスケハナ号来襲
その時だった。
空が震えた。
ゴゴゴゴゴ……
巨大な影。
アメリカ艦隊所属。
蒸気機関戦闘飛行船。
――サスケハナ号。
鋼鉄装甲。
無数の砲門。
艦橋に立つ男。
フランクリン・ブキャナン。
USSポーハタンよりモールス信号。
「援軍要請」
ブキャナンは鼻で笑った。
「ジャパンの空賊どもめ」
「叩き落としてやる」
その時。
甲板に立つビリー・ザ・キッド。
テンガロンハットのゴーグルを下ろす。
「先に行くぜ」
蒸気ジャンパー起動。
シューーーーーーー!!
大量の蒸気噴射。
ビリーが空へ飛ぶ。
続いて。
ヴィクター・フランケンシュタイン博士。
彼も蒸気ジャンパーを装備していた。
さらに。
蒸気を噴き出す怪物。
スチーム・モンスター・フランケン。
体中の蒸気機関が唸る。
ゴォォォ!!
巨体が飛び上がった。
アルジャーノンだけ飛べない。
「ワシも連れて行け!!」
「蟻の魔女を犯さねばァ!!」
彼は怪物へしがみつく。
そのまま空へ。
やがて四人はサスケハナ号上部甲板へ着地した。
水兵たちが息を呑む。
異様だった。
ビリー・ザ・キッドが笑う。
「よう」
「よろしく頼むぜ」
その瞬間。
影鷹内部。
警報ベル。
カン!カン!カン!
鬼姫が空を見上げた。
「……来た」
そこには巨大飛行戦艦。
サスケハナ号。
そして甲板に立つ異形。
フランケンシュタイン。
ビリー・ザ・キッド。
包帯姿のアルジャーノン。
アルジャーノンが狂ったように叫ぶ。
「見つけたぞォォ!!」
「蟻の魔女ォォォ!!」
小倉城上空を飛ぶ珠・ア・プラーガ・ヴェルメーリャは震えた。
「あいつが……来る……」
影丸・インフェルノが前へ出る。
「総員!」
「対空戦闘配置!」
「戦闘飛行船同士の戦闘だ!」
蒸気。
砲煙。
飛行船。
忍者。
西部の死神。
怪物。
そして――
幕末。
世界が狂い始めていた。
この技のリアルな動きはYouTubeで公開中!
「大友宗麟の忍者」
・「抜刀術」
・「手裏剣の有効性についての検証」
・「アニメーションで見る豊後国・乙原の里・隠れ里の説明」
・大友宗麟の忍者の末裔が現代のスポーツ・アーチェリーや陸上競技で応用
・居合術
・陸上競技ハードル走での忍術トレーニング
・陸上競技100メートル走での忍者ダッシュ!方法の説明!
などなど…
https://www.youtube.com/@%E5%BF%8D%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%95%E3%82%93




