表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/101

『深淵からの革命:長州海軍×海援隊×大友忍軍潜水艦vs 幕府海軍・アメリカ連合艦隊』第十二章 「黒船艦隊、瀬戸内へ」 ――海が、軋む。

Xで毎日イラストを投稿しています。


震電丸!


大友忍軍五人衆!


是非!


ご覧下さい!

『深淵からの革命:長州海軍×海援隊×大友忍軍潜水艦vs 幕府海軍・アメリカ連合艦隊』

第十二章


「黒船艦隊、瀬戸内へ」


――海が、軋む。


慶応二年。


瀬戸内海入口。


濃霧の向こうから、巨大な蒸気音が響いていた。


ゴォォォォォ……


海鳥が一斉に飛び立つ。


漁民たちが沖を見る。


そして――絶句した。


黒い。


巨大。


まるで海そのものを押し潰す鉄の城。


幕府艦隊だった。



---


幕府海軍・主力艦隊


富士山丸ふじやままる


艦長:肥田浜五郎


幕府最強最大の軍艦。


排水量約1000トン。


十二門の大型砲。


船体は巨大。


その威圧感は、もはや“海上要塞”。


艦首には金色の装飾。


側面にはずらりと砲門。


蒸気機関の黒煙が空を覆う。


甲板では幕臣たちが余裕の表情を浮かべていた。


肥田浜五郎は双眼鏡を覗きながら笑う。


「長州の小舟どもが、我らに勝てるものか」


咸臨丸渡米経験者。


西洋航海術のエリート。


冷静。


合理主義。


そして、幕府海軍への絶対的自信。


彼は富士山丸の装甲を叩く。


「この艦は日本そのものだ」


部下たちが笑う。


「長州など踏み潰せますな」


「所詮は田舎侍です」



---


翔鶴丸しょうかくまる


艦長:石井摂津守


排水量約600トン。


六門砲。


富士山丸ほど巨大ではない。


だが高速。


輸送と砲撃の両方をこなす万能艦。


石井摂津守は甲板で煙管を吸っていた。


「高杉晋作、か」


「面白い男らしいな」


だが、その目には余裕がある。


幕府海軍は“組織”。


長州は“勢い”。


勝負にならない。


そう考えていた。



---


順動丸じゅんどうまる


艦長:近藤兵太郎


兵員輸送艦。


だが侮れない。


四門砲を備え、


内部には大量の弾薬と兵糧。


長期戦を支える補給艦。


近藤兵太郎は神経質な男だった。


「長州は夜襲を得意とする」


「見張りを増やせ」


慎重派。


しかし他の幕府将校たちは笑う。


「神経質すぎる」


「長州に海軍戦などできん」



---


八雲丸やくもまる


松江藩より借り受けた蒸気軍艦。


武装不明。


だが瀬戸内海航行能力に優れる。


浅瀬にも入れるため、


上陸支援に投入予定だった。



---


幕府軍の作戦


幕府参謀たちは地図を広げる。


「周防大島を奪取」


「長州の補給線を断つ」


「海から砲撃」


「陸から数万で圧殺」


典型的な物量戦。


圧倒的戦力差。


誰も負けると思っていない。


だが。


一人だけ。


不安そうな顔をする男がいた。


近藤兵太郎。


「……妙だ」


「高杉晋作が静かすぎる」


しかし。


その言葉は誰にも届かなかった。



---


そして。


海の彼方から。


さらに巨大な艦影が現れる。


幕府艦隊の将校たちがざわめく。


「来た……!」


「アメリカだ!」


「ポーハタンだ!!」



---


USS ポーハタン


全長70メートル超。


黒い外輪蒸気フリゲート。


巨大。


圧倒的。


まるで海上都市。


二十門を超える艦砲。


鉄の塊。


その存在だけで海が震える。


幕府艦隊ですら小さく見える。


甲板では白人士官たちが笑っていた。



艦橋。


そこに立つのは――





ダニエル・B・リッジリー






白髪混じりの髭。


鋭い青い目。


南北戦争を生き抜いた老海軍士官。


彼は冷たい目で瀬戸内海を見ていた。


「これがジャパンの内戦か。」


隣の副官が笑う。


「猿どもの戦争ですな。」


甲板ではアメリカ水兵たちが笑っていた。


「東洋人は白兵戦しか出来ん。」


「我々の砲撃を見たら逃げ出すさ。」


「白人海軍に勝てる訳がない。」


彼らは巨大艦と近代砲を持つ自分たちを絶対視していた。


だが――


その艦橋の隅。


赤黒い絨毯の上に、異様な男が胡座をかいていた。


金髪。


青い瞳。


痩せ細った老人。


黒いローブ。


指には無数の指輪。




イギリス魔術師。




アルジャーノン・クロウリー





「……妙だ。」


老人が呟く。


周囲の空気が重くなる。


リッジリー艦長が眉をひそめた。


「何を感じる?」


老人は目を閉じたまま言う。


「殺意だ。」


「海の中に居る。」


副官が笑う。


「魚でしょう。」


老人の青い目がゆっくり開く。


「違う。」


「人間だ。」


「いや……人ではない。」


空間に黒い靄のようなものが浮かぶ。


老人には見えていた。


海中を移動する“殺意”。


だが形までは掴めない。


「妙な気配が複数ある。」


「水の中だ。」


「そして小さい。」


「虫の群れのような……これは未来のビジョンだ!」


その瞬間。


老人の脳裏に赤い無数の点が走る。


火蟻。


珠・ア・プラーガ・ヴェルメーリャの存在だった。


老人は目を見開いた。


「船に……何かが乗り込もうとしている。」


艦長が険しい顔になる。


「敵の忍びか?」


「分からん。」


「だが普通ではない。」


その近く。


柵に腰掛け、ニヤニヤしている若者がいた。


金髪。


帽子。


軽薄な笑み。


腰のリボルバー。2丁拳銃。




ビリー・ザ・キッド




「爺さんまた始まった。」


「幽霊探しか?」


老人は睨む。


「貴様は黙れ!ガキが!」


ビリーは笑う。


「でもよぉ。」


「退屈な航海より面白そうじゃねぇか。」


彼は拳銃をクルクル回した。


その動きは異常に速い。


リッジリー艦長が呆れ顔で言う。


「貴様一人で十分問題児だ。」


ビリーは肩をすくめる。


「仲間がいた方が楽しいぜ?」


「クズは一人で十分だ。」


艦橋に笑いが起きる。


だが――


老人だけは笑っていなかった。


海を見つめていた。


「来るぞ……」


そして。


海の底では――


まだ誰にも見えない場所で。


震電丸が、


静かに待っていた。

この技のリアルな動きはYouTubeで公開中!








「大友宗麟の忍者」


・「抜刀術」

・「手裏剣の有効性についての検証」

・「アニメーションで見る豊後国・乙原の里・隠れ里の説明」

・大友宗麟の忍者の末裔が現代のスポーツ・アーチェリーや陸上競技で応用

・居合術

・陸上競技ハードル走での忍術トレーニング

・陸上競技100メートル走での忍者ダッシュ!方法の説明!

などなど…


https://www.youtube.com/@%E5%BF%8D%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%95%E3%82%93

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ