表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

28/50

影の守護者・転生編〜温泉と湯治 ― 傷を癒す者たち ―坂本龍馬の話


戦国最強の忍、幕末に舞う〜坂本龍馬を救ったのは、歴史から消された「大友宗麟の忍者」」だった〜

ep.26 影の守護者・転生編

掲載日:2026年04月13日 20時59分

管理

編集

前書き

【スマホ読者向け】快適に読むためのヒント
















いつもご愛読ありがとうございます!
















一部の読者様から「スマホだと広告が重くて読みづらい」との声をいただいております。
















作品の世界観に没入していただくために、以下の設定をお試しいただくと、広告に邪魔されずスッキリとお読みいただけます。
















* ブラウザの「リーダー表示」機能
















iPhone(Safari)ならアドレスバーの「ああ」をタップ、Android(Chrome)なら設定から「簡略表示」を選択すると、テキストのみの読みやすい画面に切り替わります。
















* 「なろう公式アプリ」や専用ビューアー
















ブラウザ版よりも広告が整理され、フォントや背景色もカスタマイズ可能です。
















* 「縦書きPDF」のダウンロード
















本編下部のメニューからPDFとして保存すれば、オフラインかつ広告なしで本物の小説のように楽しめます。
















大友忍者の緊迫した戦いを、ぜひベストな環境で体験してください!


戦国最強の忍、幕末に舞う〜坂本龍馬を救ったのは、歴史から消された「大友宗麟の忍者」」だった〜

---


影の守護者・転生編〜温泉と湯治 ― 傷を癒す者たち ―


夜の乙原の里。

吉祥寺の講堂での紹介が終わり、ざわめきが静まった頃――


外では、白い湯気が静かに立ち上っていた。


山の腹から湧き出る温泉。

硫黄の匂いが夜風に混じり、血と鉄の記憶を洗い流すようだった。



---


「来い、カルヴァ」


低く、乾いた声。


振り返ると――

「絶望の剣鬼デスペラード」夜叉丸が立っている。


レイピアを肩に担ぎ、戦場と変わらぬ目でこちらを見ていた。



---


「温泉だ。傷を放置すれば腐る」


横から、

「聖痕のジャガス鬼姫」キキが淡々と言う。


手には包帯と薬草。



---


カルヴァは無言で頷く。


(……まだ終わっちょらん)


背中と太腿――

寺田屋で受けた斬撃が、熱を帯びていた。



---


■ 温泉へ


石段を降りる。


そこには――


岩を削り出した露天風呂。

月明かりを受けて、湯面が静かに揺れている。


遠くには鶴見岳の稜線。

風に乗って、かすかに海の匂いが届く。



---


「ここはただの風呂じゃない」


夜叉丸が湯に足を入れながら言う。


「硫黄、鉄分、塩分……全部混じっている。

 傷を殺し、肉を再生させる」



---


カルヴァはゆっくりと湯に身を沈める。


――ジリッ


焼けるような痛み。



---


「ぐっ……!」


思わず歯を食いしばる。



---


「効いている証拠だ」


キキが冷静に言う。


「痛みを感じるうちは、生きている」



---


■ 治療


湯から上がると、岩の上に敷かれた布に座らされる。


キキが縫合跡を確認する。



---


「……まだ裂けている」


針を取り出す。



---


「動きすぎ」



---


「しゃあないじゃろ……」


カルヴァが苦く笑う。



---


針が入る。


――ブスッ



---


だが、声は出さない。



---


「……ほう」


夜叉丸が目を細める。


「悲鳴も上げないか」



---


「慣れちゅう」



---


「違うな」


夜叉丸は首を振る。



---


「痛みに慣れたんじゃない。

 “痛みを使う側”の目だ、それは」



---


カルヴァは黙る。



---


■ 死者の影


湯気の向こうに――


一瞬、火花が見えた気がした。


――二丁拳銃。



---


(……陽奈……)


(……霞……)



---


壁となって散った者たち。



---


拳が震える。



---


その時――



---


「死んだ連中の顔、見てるな」



---


背後から声。


振り返ると――



---


「祝福の二丁ドス・レイス」朧



---


濡れた髪をかき上げながら、静かに立っていた。



---


「……分かるがか」



---


「分かるよ」


朧は肩をすくめる。



---


「顔に出てる」



---


カルヴァは目を伏せる。



---


「……守れんかった」



---


沈黙。



---


だが、朧は笑う。



---


「バカだな」



---


「……?」



---


「守れなかったやつが、ここにいるわけないだろ」



---


一歩、近づく。



---


「あなたは生き残ったんじゃない」



---


「生かされたんだ」



---


その言葉は、静かに刺さる。



---


■ 龍馬の話


夜叉丸がふと口を開く。



---


「そういえば、知ってるか」



---


「何をじゃ」



---


「坂本龍馬」



---


カルヴァの目が見開く。



---


「……生きとるがか……?」



---


「生きている」



---


静かに言い切る。



---


「薩摩で療養中だ」



---


空気が止まる。



---


「この温泉と似たような場所にいる」



---


カルヴァの胸が大きく揺れる。



---


(龍馬が……生きとる……)



---


「安心したか?」


夜叉丸がわずかに笑う。



---


カルヴァは、ゆっくり頷く。



---


「……ああ」



---


拳を握る。



---


「なら、わしはまだ――」



---


言いかけて、止まる。



---


「以蔵は――」



---


止まる。



---


沈黙。



---


朧が横から言う。



---


「カルヴァ」



---


その一言で、すべてが決まる。



---


「……カルヴァじゃ」



---


夜風が吹く。


湯気が流れる。



---


■ 再生


星が静かに瞬いていた。



---


傷はまだ癒えない。

過去も消えない。



---


だが――



---


ここには仲間がいる。


守るべきものがある。



---


そして――



---


坂本龍馬は生きている。



---


カルヴァは空を見上げる。



---


「……待っちょれ」



---


小さく呟く。



---


「今度は――守る側で行くぜよ」



---


湯気の中、

新しい影が静かに立ち上がった。



---


― 次章へ ―


この技のリアルな動きはYouTubeで公開中!








「大友宗麟の忍者」



・「手裏剣の有効性についての検証」

・「アニメーションで見る豊後国・乙原の里・隠れ里の説明」

・大友宗麟の忍者の末裔が現代のスポーツ・アーチェリーや陸上競技で応用

・陸上競技ハードル走での忍術トレーニング

・陸上競技100メートル走での忍者ダッシュ!方法の説明!

などなど…


https://www.youtube.com/@%E5%BF%8D%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%95%E3%82%93

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ