プロローグ
始めての投稿です!
よろしくお願いします!
これからどんどん話が進行して行くのでおねがいします!
拓也にゴミ溜め場で出会いがあります。
暖かい目で見守ってください!
俺は、俺はいつだって家族を憎んだことはなかった、なのにどうして俺にだけここまで…どうしてだよ!!
「ぐはっ!」
痛いよ、母さん助けてくれよなんでそんな目で俺をみるんだよ!
「この恥さらし!なんでお前みたいな奴がこの家にいるんだよ!お前がいるとめいわくなんだよ!能無し!」
そういって少年のはらを再度蹴り飛ばす男。その光景は最早、家の中とは思えない程狂気に満ち溢れていた。
「も、もう許し、許して下さい。」
「お前はとやかく言えないんだよ!
お前は俺たちのストレス発散奴隷なんだからな!」
そう言って今度は男の手にボッと炎が灯された。
「それは、いくらなんでもやめたほうがいいんじゃないか、兄上」
「大丈夫に決まってるだろ、こいつが死んで誰か泣くのか?後悔するのか?する訳がねぇだろ!だってこいつは「無能」なんだからな!」
そう言って狂気の笑みを浮かべる兄を見て、少年はただ痛みに耐える事しかできない。
少年は外見だけ見ると、とても整った顔立ちで、黒い髪はサラサラで肩までかかり見るものを魅了するような容姿の持ち主だ。そして、少年は拓也という名前がある。これは、祖母がつけてくれた名前だ。この家の中で唯一拓也の見方をしてくれていたのが祖母だった。そのおかげで、7歳までは祖母以外の家族から暴言を吐かれたり、冷たい視線を向けられたり、無視される事はあっても、拓也は我慢して来れた。
だが、一ヶ月前祖母が急死してしまった。
階段を踏み外して頭を打ち脳震盪を起こして、死んだ。
そこからは早かった。
この家族は従兄弟達も含めて家族としてなりたっているので、とにかく人数が多い、そしてその誰もが拓也の敵だった。
朝昼晩を問わず「力」の的や、ストレス発散と言われ殴る、蹴るの暴行をされ、普通家事をするメイドにも虐げられ、拓也はこの家の中で人権のない奴隷となってしまったのだ。
なぜここまで、この家族が拓也を目の敵にするかと言うと、この家は代々優秀な「能力者」を世の中に送り出して来た家系だったのだが、末っ子の拓也が生まれて成長するに連れて拓也には、「能力」がなにもない事が判明したのだ。
そんな事が世間に知られては大変だと、この家、八神家の人々は拓也を祖母の部屋に監禁したのだ。
そして一ヶ月前、祖母が死んだその日に、ばれてしまったのだ。
何故ばれたかは分からず、ニュースにまで報道され、八神家の前にはたくさんの報道陣が詰めかけた。
「今までに前例の無い「無能力者」という存在が息子さんになってしまってどんな気持ちですか?」
「息子さんはこれからどうするんですか?」
と報道陣が八神家現当主、八神 鉄也に質問を投げかける。
それを拓也は祖母の部屋で一人篭りながらそっと聞いていた、そして次の父親の話で拓也は絶望した。
「我が息子は、もうこの世にはおらん。
昨日、大好きな祖母と一緒に階段から落ち死んだ。
今家族はとても話せる状況でない、帰れ。」
「!!!」
拓也は耳を疑った、俺が、俺が死んだ?
な、なにをいってるんだ父さんは
急いで言わなきゃ!
そして拓也が父の元へ行こうと祖母の部屋を出ると兄達がいた。
「おや?死んだ拓也君じゃないか?これからは、俺たちの奴隷としてよろしくなっ!」
そういって兄達は拓也の腹、顔、背中、至る所を蹴り殴った。
そう、この日から拓也の人生も、家族も狂ってしまったのだ。
そして今に至るのだ、
「拓也〜?熱いか〜?あ?」
「っ!やめて下さい!っ!!お、お願いします!なんでもしますから!」
「え〜、じゃあ〜、家から出てって?」
「それだけは、それだけは、、!」
「だまれ!!」そういって拓也の兄、八神 清次郎は再び蹴る、整った顔立ちで成績も優秀、拓也は絶対に逆らえなかった。
「ぐは!」
もう足も手もピクリとも動かなくなってしまった拓也は、思った。
俺は死んだ方が良いのかもしれない、
俺はこの家から出て行った方が、そして拓也は決意した。
「分かりました、家を出ます。」
その場に居た家族達は、全員驚きを隠せないといった表情で、拓也を見た。
「本当にでていくのか?」
「はい。もうあなた様方にご迷惑をおかけしません。」
「だがなー、」
と兄が口にした瞬間、ここにいなかったはずの父親がいつの間にか現れて、
「ほおっておけ、すぐに死ぬ、この者を裏門から出せ!、拓也この家の名を語らぬように、縛り呪いを施す、ここに座れ。」
拓也は抗っても無駄なので、怖かったが父の元に行き座った。
父親は拓也の頭に触れて、目を見開いた。その瞬間拓也は電気が走るような痺れを感じて、驚いて飛び跳ねた。
「終わった、さぁ、でていけ。」
拓也はもうなんの感情もなかった、未練も無かった
「はい。」
そう言って祖母の部屋へ行き、荷造りをして、メイドにより裏門からだされた。
「どこに行けばいいんだろうな、」
拓也は悲しみながらも傷だらけの格好で、とにかく歩きまわった、そして街の端まで来た時、一つのゴミ処理場のようなところに来た。
「俺の居場所にピッタリだな。」
拓也は悲しげに笑い、そこに腰を置き眠った。
これから、どんどん学園になっていきます!




