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むかしばなし  作者: 瀬木御ゆうや
夢は崩れ、未来には悪夢しか残らない
63/91

くちゃくちゃくちゃ


【くちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃ】


むかしむかし、あるところに『私』がいました。

『私』はかみをしんぽうし、おおくのにんげんがすくわれることをのぞんできました。


だからあの『神』が『私』を『悪竜』にしてくれたときはもううれしくてうれしくて、おおくのひとびとを『天へと逝かせました』。


でも、『神』はほかにもいたのです。


『天恵の神』。



【くちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃ】


ごっくん。



『私』に力をくれた『神』とは違う。

古き時代からいる神。

あいつは『竜』だった私を倒す為だけに1人の人間に力を与えた。

多くの奇跡を操る力。

あの恐るべき力は……もう味わいたくない。

あの力はダメだ。

あれはもう、神だった。


私は全力で戦った、あの男もそうだったに違いない。

でも私は負けた。

四肢を切り落とされる感覚は未だに覚えている。あの全ての攻撃を無効にする壁も、地面から鉱石を繰り出す姿もまだ脳裏に残っている。



…脳裏?


あぁ、もう私は人間だったか。

息をする概念から実体を得たんだったわ。

いやー悪い癖だよ本当に。

まさか、あの悪竜が『死ぬ間際魂だけ抜け出せて、使い勝手のいい肉体から肉体へと移り渡る』とは誰も思わないはず。


それにしても馴染む体だ。

まるで器のように中身が空っぽだなんて、邪な思いが無いのは空いた樽箱のようで非常に快適だ。


後は例のホムンクルスだけだな。

『一』は既に行ったから私も後から続くか。



昔々……あぁもうすぐだ。


もう直ぐ会える!


あぁ『神』よ!

私に力を与えてくれた偉大なる神よ!!!!

昔は今となって、あの時あなたが出来なかった行為が今では出来る!!

あなたと会いたい!!

あなたが好きだ!!


私は、私はあなたに……ッ!!!


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