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婚活バラエティー小説 「結婚させろ!」〜結婚相談所 所長・吉田節夫の地獄矯正プログラム〜  作者: 虫松


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第13話 現実逃避女、恋愛ログアウト

婚活塾の会場


“現実を見ない女”が、また一人。


■問題児:根倉 凛子(39)

・2.5次元アイドルにガチ恋

・現実の男に興味なし

・話題が全部“推し”

・婚活に来てるのに恋愛してない


初対面トーク


男性A「休日は何されてますか?」


凛子「舞台です。推しの○○くんが最高で…」


男性、苦笑い。


男性B「どんな方がタイプですか?」


凛子「えっと…顔は小さくて、声は低くて、筋肉あって、歌上手くて…」


男性C「それって芸能人ですよね?」


凛子「いや、普通にいますよ?」


空気、静かに崩壊。


■男性の本音(地獄)


男A「勝てる気がしない」

男B「俺、比較対象が二次元?」

男C「現実の俺見てないじゃん」


吉田節夫、登場。


「……お前さ」


「ここ、何しに来た?」


凛子「え、結婚相手探しですけど」


即答——


「嘘つけ」


会場、凍る。


吉田、核心


「お前が見てるのはな——」


「“現実の男”じゃない」


「“幻想”だ」


凛子、固まる。


■黒板ドンッ!


【現実逃避女がモテない理由】


① 現実の相手を見ていない

② 比較対象が高すぎる

③ 行動しない=何も始まらない

④ 責任を取らない=信頼されない


吉田、睨みつける。


「いいか、根倉」


「恋愛ってのはな——」


「現実でしか成立しねぇんだよ」


凛子、震える。


追撃


「推しは否定しない」


「だがな——」


「推しと“結婚”はできねぇ」


会場、ざわつく。


公開処刑


吉田、男性陣に振る。


「こいつと付き合いたい奴いるか?」


全員、首を横に振る。


凛子、初めて目が揺れる。


吉田の一撃


「お前はな——」


「現実から逃げて」


「理想に逃げ込んでるだけだ」


心理の暴露


「自信がない」


「傷つきたくない」


「だから“絶対に裏切らない存在”に逃げる」


「でもな——」


「それやってる限り」


「一生、現実の恋愛は始まらない」


■改善プログラム開始


黒板バンッ!!


【吉田の改善プログラム:現実逃避女編】


■① “現実の男”を見ろ

▶目の前の人間を観察しろ


■② 比較をやめろ

▶芸能人と一般人は別世界


■③ 小さく行動しろ

▶まずは会話、逃げるな


■④ 自分の気持ちを言葉にしろ▶

▶「楽しい」「嬉しい」それでいい


■⑤ 現実で傷つけ

▶それが成長だ


吉田、静かに言う。


「お前な——」


「夢見るのは自由だ」


「でも」


「現実から逃げるな」


凛子、涙ぐむ。


「……私、怖かったんです」


吉田、即答。


「みんな怖ぇよ」


「でもな——」


「逃げたままの奴に、未来はねぇ」


吉田、全員を見渡す。


「覚えとけ」


「恋愛は——」


「現実で戦うやつだけが勝つ」



現実逃避する女は魅力がないんじゃない。

“現実から逃げている”だけだ。

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