第三章【最奥へ】 異常なんていくらでもあって。
「──天田くん!天田くん!」
体を揺さぶられ、俺は目を覚ました。
あの刑事さんだ。マッチョじゃないほうの。
どうやらマッチョの二人はもういないみたいだ。
もう車からの景色は変わっていて、明るく広い車庫の中だった。地下だろうか。
「僕、、寝てました?」
「うん、うなされてたね。苦しそうだったから起こしちゃった」
「車に乗った途端に寝るからびっくりしちゃったよ」
最後に軽く笑った彼は、少しぎこちなく見えた。
「震えてたみたいだけど、、大丈夫?」
「はい、、たぶん大丈夫だと思います」
そういえば名前を伺ってなかったな。
「あの、お名前って、、?」
「ああ、そう言えば名乗りもせずに連れてきてしまったね」
「高松 文といいます。よろしく。」
「僕の名前は、、」
って言っても、もう知ってるよな。
「天田 拓次です。」
「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」
嫌な予感はしていた。
高松さんに「少し移動しようか」と言われて車を降りると、車庫は高級車ばかりだった。普通の警察署ではないなと直感した。
てかこの人、ほんとに警察なのかなとかも思ったが、あの場で動けてたから、そんなことはないのだろうと結論付けた。
実際はもっと上の立場だったが。
さて、ここで問題。
銃を向けてくる隊員さんに囲まれた俺は、どうすれば殺されずに済むでしょうか!
〈称号【もしかして女性キャラ少ないのって良くない?】を獲得しました。〉
リアルがゴタゴタしていたのでかなり久しぶりの更新です。
もし続きを見てやってもいいかなと思っていただけましたら、ブクマでも星でもつけていただけると幸いです。




