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『人物紹介──二部』

作者もどんなやつ居たっけってうろおぼえだ!

第104部分『人物紹介』も参考にしよう

 異世界から帰ったら江戸なのである 

 第二部26話時点までの簡易人相書きです




名前:九郎

職業:不定。お助け屋をしたり、同心の手先としても働くことがある

年齢:およそ百歳。ただし見た目は十代半ば。肉体年齢は可変。

容姿:疫病風装の着流しに黒い肌着とズボン。

特徴:日本から異世界に行き、異世界から江戸に行き、江戸から異世界に行ってまた江戸に戻ってきた。

   術符フォルダで様々な魔法が使えて生活に便利。

   神楽坂の屋敷で五人の女と共同生活することになったが、基本的に家事はせずに上げ膳下げ膳で酒が呑める。

   細長くてものを縛るアレではないと主張している。




名前:佐野六科

職業:蕎麦屋店主

年齢:四十代後半

容姿:厳ついがっしりとした体型の中年。白髪が少しある。

特徴:蕎麦屋店主を真面目に続けているが蕎麦の腕前は低下している残念なロボ。

   妊娠中の妻お雪と、幼い娘お風を養っている。

   娘の豊房がこのままでは行き遅れると確信して約束通り九郎に責任を取らせるつもり。

   ゴーレム系男子。




名前:佐野豊房

職業:浮世絵師

年齢:十六歳

容姿:長い黒髪。白地に赤い裏袖、帯の縁起がいい着物。髪の毛に九郎から貰った簪を差している。

特徴:二代鳥山石燕。先代の技術を全て引き継ぎ、更に発展させた筆使いは絶品だと評判。

   子供にも人気のある妖怪画でそれなりに売れっ子。大名への御用達絵師一派である、狩野派でもそれなりの立場を持っている。

   九郎を待ち続けて酒呑みになっていた。ズバズバ物を云うガール。

   九郎への好意を認めていて結婚したくはあるのだが、復活した石燕との関係で独占は気が引けるようだ。




名前:喜多川歌麿

職業:浮世絵師

年齢:十八歳

容姿:イケメン眼鏡男子。九郎に合わせた髷を結っていない髪型が、むしろ奇妙でいいと評判。

特徴:吉原界隈を主にした浮世絵師。本格的な流行絵師になるのはまだ先だが、地道に売れている。

   吉原に居る蔦屋という非合法版元と協力して、遊女の絵を売っているようだ。

   女遊びもしているが家族には真面目。絵の仕事が無いときは蕎麦屋の仕事を手伝ったりもしている。

   なお両刀は健在。閨事への助言も的確で参考になるらしい。子興にも助言した。魔女の転生体同士、何か姉弟のような意識がある。





名前:お雪

職業:蕎麦屋の身内

年齢:二十代前半

容姿:目隠れ色白人妻。やや巨乳になった

特徴:六科の妻。九郎が居なくなった後で娘は生まれた。

   二人目の子供を身籠りながら、お雪はそれでも蕎麦屋の主力として働いていた。最近出産する。

   むじな亭がそこそこの蕎麦屋だと目されているのはお雪の努力あってのこと。ただし、味が多少六科好みになっている

   お風の方はまだ小さいので描写自体が少ないかもしれない。一応、歌麿がよく世話をしているらしい。




名前:お豊/石燕

職業:無職

年齢:四歳

容姿:元鳥山石燕の四歳児相応。眼鏡。子供。

特徴:モチで死んだ鳥山石燕が悪魔に奪われかけた魂を魔王の作った肉体にシュートして生まれ変わった。

   財産を失い、技術は妹分に抜かれ、身分は幼女でしかなく、自慢だった巨乳も無くなった。

   記憶は引き継いでいるのに若さと引き換えに色々失って幼女でしかない存在である。小便を時々漏らしたり、泣いたりする。

   一応あと十年もすればしっかりしたレディになるんじゃないかな。頑張れ。





名前:スフィ

職業:無職

年齢:155歳ぐらい。見た目は十代前半ぐらい。

容姿:長い耳に銀系の髪色、北欧系の顔立ちをしているのだが耳につけている魔法道具で江戸でも違和感を持たれない。

特徴:異世界から九郎が連れてきた寂しいと死んでしまう系のエルフ馴染み。九郎より年上。

   歌が得意で数々の能力を発揮できた。こちらの世界でも多少は効果がある。オーディンやミューズ、セイレーンや狸囃子といった聖霊・妖怪系から力を借りたら効果アップ。

   寿命が長い。平均500歳ぐらいで、老衰はせず何らかの事故や病気で死ぬ確率が高い。それ故に結婚適齢期も非常に長く、恋も気長に待ってしまうタイプ。

   とりあえず九郎から離れなければ当人は幸せ。重いのに、妥協点が低い。魔女の呪いで九郎から告って貰わないと付き合えない。





名前:お八

職業:様々。同心の手先もやっている

年齢:十九歳

容姿:身長が伸びたが体型はフラット。手足を自由に動かせる改造着物を着用していて、頭にお団子を結っているのでチャイナ娘っぽい。

特徴:元呉服屋の娘だが一人暮らしをしていた。勝ち気な性格。

   自由な生活になってからは道場に通う頻度も増え、鉄火場以外の現場に影兵衛にも連れて行ってもらい腕っ節や度胸がアップ。

   六天流の格闘術、短剣術、弓術が得意。剣、槍、棒は体格的な問題もあってマスター出来そうにないが、3つだけでもそこらの腕自慢よりは普通に強い。

   実家から飛び出したが仲が悪いわけではなく、両親はお八の幸せを願っていて九郎に責任を取らせる気満々。





名前:阿部将翁(ユニーク)

職業:薬師、本草学者、陰陽師

年齢:肉体年齢二十九歳、憑依転生年齢千歳以上

容姿:身長158センチ、高下駄を履いているので外では高く見える。驚異の胸囲。腰は細く尻は肉付きが良い。髪の毛は長くてややきつね色気味の黒髪。狐の半面を顔か顔横につけている。

特徴:特殊な阿部一族の大勢居る阿部将翁の一人だったが、独立個体となり記憶の共有をしなくなった。

   経産婦で息子がいるが特殊な一族なので互いに親子関係は薄い。出産後、陰陽術の失敗により半妖怪となり寿命が伸びて子供が産まれにくくなる。

   とある事情でとてもスケベな性格になっているが相手は九郎が良いようだ。素直になると案外可愛いとは九郎の言。





名前:夕鶴

職業:仇討ち娘、ふりかけ売り

年齢:二十代前半

容姿:身長180cm。当時からすればほぼ巨女。縮小化した八尺様(美女)みたいな黒髪ロング高身長。いつもニコニコで敬礼の仕草が癖

特徴:殺された父親の仇討ち相手を探して、鳥取藩の仇討ちで協力したと噂の九郎を頼り江戸にやってきたポンコツ。

   とりあえず生活の糧として石燕の屋敷でおさんどんをしながらふりかけを売って暮らしていてもう四年ぐらい経過した。

   とうとう故郷の幼い弟まで仇討ちの度に出たので、どう考えても向いていない夕鶴はその費用を稼ぐことにしてまだ江戸で暮らしている。隠れ被虐趣味。





名前:サツ子

職業:丁稚

年齢:十代半ば

容姿:ベリショ巨乳日焼け女子。やや三白眼気味だが睨んでいるわけではない。

特徴:鹿屋にて男装をして働いていた薩摩の娘。色々あって九郎の屋敷に、夕鶴の仕事手伝いとして引き取られる。

   方言丸出しで男っぽい感じだが性格は真面目で下に付くことを厭わないタイプ。薩摩人の通訳もできる。

   実は女の子なりに可愛い服装が好き。





名前:中山影兵衛

職業:火付盗賊改方の同心

年齢:四十代

容姿:また髭が生えて盗賊の用心棒みたいな風貌。切れまくるカミソリみたいな雰囲気は和らいでいるが、いかにも悪党。

特徴:殺人鬼が警察をやっていて合法的に犯人を殺しまくっているような状態だった影兵衛だが、随分丸くなった。

   九郎への敗北と嫁の献身的な愛と子供らの可愛さで人間らしくなったが、逆に弱くなった自分に不安を抱いている。

   子供は長男と長女と次女。嫁とはラブラブ。嫁の睦月も、影兵衛のことを十二分に理解していて彼の不安を癒やすおしどり夫婦。


   


名前:録山晃之介

職業:道場主

年齢:二十代半ば

容姿:青年。前とあまり変化はなく、張り切ってる土方の兄ちゃんをイケメンにしたような健康的爽やかさ。

特徴:六天流道場が相も変わらず門徒が増えないので、微妙に貧乏している主。柳川藩は藩主交代でお役御免になった。

   定着して収入になっている門徒は、お八・靂・小唄。時々挑戦者を返り討ちにしているが、挑戦してきた影兵衛に巻き上げられたりもする。

   強さは影兵衛との試合で以前よりも更に強くなっている。六天流は「才能の無い者が複数の手数でカバーする武芸」なのだが彼の場合「才能のある者が複数の手数でより強くなってる」状態。





名前:百川子興

職業:絵師、主婦

年齢:二十代半ば

容姿:猫耳みたいな結い方をした髪型をしている人妻。人妻だからといって、眉を剃ったりお歯黒を付けたりは想像しなくていいです。

特徴:晃之介に嫁に行った鳥山石燕の弟子。家事万能で良妻。ただし自己評価は低い。

   町奉行の出版統制令もあって仕事は減っていて、その間を子育てに当てている。子供は長喜丸。絵の才能がありそう。

   魔女イリシアの異世界転生体。魔力は無いが、魔力をコントロールする術は魂に刻まれていて、魔女の掛けた魔法を半分だけ解除したりできる。彼女と歌麿が額に触れれば、オークのシンも元に戻る。





名前:鹿屋黒右衛門

職業:商人

年齢:五十代

容姿:でっぷりとした体型で汗っかきな金持ちおじさん。

特徴:江戸日本橋で薩摩の商品を売っているおじさん。地味に藩との関係も深く、店の用心棒として藩邸からあぶれた藩士なんかも雇っている。

   九郎からの新商品提案で大儲けしているので九郎に向ける信頼は厚く、付け届けを欠かさない。

   しかしながらたいてい、薩摩の問題に巻き込まれて胃を痛くする苦労人。薩摩人だがかなり常識人。





名前:菅山利悟

職業:町奉行所の同心

年齢:二十代半ば

容姿:スッキリした、江戸の民衆がイメージする「同心与力の旦那」といった色男

特徴:まだ稚児趣味なカス。

   嫁と子供が居るのにスフィにバブみを感じてオギャるカス。

   ただ尊いものには手を出さずに尊いと涙を流す気持ち悪いカス。





名前:新井靂

職業:儒学者、作家

年齢:十代半ば

容姿:微妙に目つき悪い眼鏡に髷を結わない若干もじゃっとしたくせ毛。

特徴:幼馴染三人娘に囲まれながら鈍感男子やってる少年。新井白石の養子として、屋敷と銘刀を受け継いだ。

   農業はしたくないし商売もしたくない。なので文を書いて作家として生きたいけど世間は出版統制中という、ハードモードな低収入者。

   幼馴染は手のかかる兄妹程度の味方。脱童貞。作品の傾向は真面目な馬鹿。微妙に毒耐性があり、悪魔と魔王の気配がする。





名前:根津甚八丸

職業:百姓

年齢:四十代後半

容姿:筋肉もりもりマッチョマンの変態。身長2mぐらいの巨漢でよく褌一丁になっている。

特徴:千駄ヶ谷あたりの土地を多く持っていて小作農に貸し出している富農にして変態。

   その正体は江戸で活動する忍び集団の顔役。頭領などと呼ばれていて、実際忍びスキルはマスターランク。

   娘の小唄がひょろっちい靂にメロメロなので邪魔をしたり応援をするフリをして邪魔をしたりしてる。家の跡継ぎは、真面目な長男がいる。





名前:山田浅右衛門

職業:首切り役人

年齢:三十代

容姿:ひょろりとした体格で細目。髭は無く髪は綺麗に結っている武士スタイル。重要文化財指定クラスの刀を無造作に腰に差している。

特徴:江戸の首切り役人をまだやっている。嫁は相変わらず見つからず、後継者もどうしようかお悩み中。

   剣術の腕前は極みに達していて、道場剣術ならば影兵衛と互角レベルのようだ。江戸でも三指に入るだろう。

   友達が少なかったが忍びサークルに入れてもらいそこそこ楽しんでいる。九郎のことは特に得難い友人だと思っているようだ。




その他の面々



ヨグ:ちょっかいを出したり夢枕に立ったりする魔王。カナブン。

イモータル:メイド。時々きぐるみで江戸に紛れている。世話焼きなところがある。



小唄:靂の幼馴染その一。真面目委員長系おせっかいストーカー変態。

お遊:靂の幼馴染その二。元気で働き者な妹系バイオレンスサイコ。

茨:靂の幼馴染っていうか女中。無口もじゃ毛忠犬系パワフルガール。



藤林尋蔵:町方同心隠密廻。独身。変装の達人忍者。たいてい黒頭巾を被っているが、変装したら九郎でも見分けがつかない。

お花:かわら版売り歩きクノイチ。子供連れで身に覚えのある客から養育費を取っている。果たして子供の父親とは。

朝蔵:江戸であちこち働いているその日暮らしの若者忍者。ちょっとだけ善行が好き。

三好:甚八丸の嫁で小唄の母。あまり姿を現さないで手裏剣だけ飛んでくる。若々しい美人らしいが、甚八丸と幼馴染なので年齢は……



睦月:影兵衛の嫁。殺人鬼な夫を惚れさせてそこそこまともにした。影兵衛の実家の下女だったがつい手を付けられた。

瑞葉:利悟の嫁。幼馴染で一つ二つ年齢が下。ベタ惚れしていて稚児趣味の気を引くためにコスチュームプレイに励む。



お風:お雪と六科の娘。やや引っ込み思案で、母親を慮っている。家族から大事にされている。

長喜丸:晃之介と子興の息子。マイペースにぶらぶらと一人で遊んでいる。動じない性格。武芸向きかどうかは父も判断に迷っている。

新助:影兵衛の息子。まっとうな性格をしていて影兵衛も親ばかになっているらしい。



良介:お八の父親。娘と九郎の祝言を待ち構えている。また、豊房も彼の孫にあたるので娘と孫が同じ相手に……と思わなくもない。

お七:江戸を離れてあちこちを旅している。武芸は結構なもの。実は元忍び。その生まれに、何か良介と関わる秘密フラグがあったような気も。



杉太助:夕鶴の弟。八歳で仇討ちの旅追加要員として出ている。右兵を尊敬していて、姉を思いやっている。

杉右兵:萩にある道場の次男坊。見た目は不良だがやたら要領がいい。夕鶴の妹と許嫁になる代わりに仇討ちの助太刀に。新陰流。

玉木右内:夕鶴が探している仇。



徳川吉宗:半ファンタジー的上様。強い。

シン:上様の部下なオーク。時々徳田新之助役として江戸市中に向かわされる。



クルアハ:色々あって思い出した存在。その生まれた魂は三分の一を輪廻転生の輪に載せ、残りは石燕とイモータルに混ざっている。

オーク神父:異世界組。ダンジョン探索後には再び旅に出た。ペナでも割りと伝説の旅神神父として語り継がれる。

イートゥエ:異世界組。ダンジョン探索後も気ままに生きている。ウェムと仲良く、彼女の世話を焼いている。

オルウェル:異世界組。ダンジョン探索後は金と名声を得たが九郎達との冒険を本にして出版。スフィが居なくなった教会を管理している。

ノウェ:ヨグの息子。ダンジョン探索で途中から九郎らと協力しあった。探索後は念願の独立した体を手に入れ、悪魔召喚士として生きる。九郎のことは最後まで気に食わなかった。

ウェム:ヨグの娘。ノウェとウェムに体が分かれ、虫召喚士としての力が残された。九郎のことは父親だと思っている。



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