表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
テンプレ勇者の一目惚れラブロード 〜勇者がヒロインと結婚するまで〜  作者: しぇいく
第二章 アオイさん!好き!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

64/77

お義理兄さんと代表騎士ナオミ

 「さて、指定する女か」


 正直、あーたんが仲間になったばかりだ。

 これは仲間イベントではないだろう。


 だから新しい奴隷はいらない。


 ……とはいえ。


 無視していいイベントでもない気もする。


 「どうしたものか__って、あれ?」


 色のない白黒の世界でも分かる。


 あの顔。

 あの髪型。


 お義理兄さん!!!!


 説明しよう。


 お義理兄さんことヒロユキは、俺と同じく召喚された勇者!

 そして――あのアオイさんの弟だ!


 つまり!


 いずれアオイさんと結婚する俺にとって、絶対に好感度を上げておかなければならない相手!


 これは重要だ。

 極めて重要。


 「ヒロユキー!」


 「……」


 お義理兄さんは無口だ。


 だが顔には出やすい。


 今絶対こう思った。


 「うわ、めんどくさいのに会った」


 でもいい。


 お義理兄さんとは、色々とお互いのことを知っておく必要がある。


 義理とはいえ、将来の家族だ。


 「ヒロユキも来てたのか。それにこんな時間にどうした?」


 「……用事」


 「何の用事?」


 「…………国の代表騎士に呼ばれた」


 ほう。


 ミクラルの代表騎士に?


 確か名前は――ナオミだったか。

 そういえばまだ会ってない。


 「どこで会うんだ?」


 「……ミクラル城」


 「おぉ、ちょうどいい。俺も今そこに泊まってるんだ。帰るところだったし、一緒に行っていいか?」


 「……」


 一瞬だけ驚いた顔。


 そして、


 「……構わない」


 よし。


 そこまで嫌われているわけではないらしいな。

 安心した。


 「ふんふふん〜♪」


 「……」


 不思議なものだ。


 流石アオイさんの血筋と言うべきか。

 お義理兄さんと歩いているだけで、なぜか嬉しい。


 俺に兄貴がいたらこんな感じだったのだろうか。


 ……いや。


 この人が俺の兄貴だった(予定)


 __そんなこんなで話していたら(俺が一方的に)


 ミクラル城へ着いた。


 「リュウト様、おかえりなさいませ。そちらの方は?」


 門番が声を掛けてくる。


 お義理兄さんを紹介しようとした瞬間――


 それを遮る、低く太い女の声。


 「ソイツは私の客だよ。この時間しか空いてなくてね」


 騎士がすぐ気付き、敬礼した。


 現れたのは――


 前の世界では見たこともないほどの筋肉。


 2メートルを超える肩幅もデカい全身、筋肉。


 そして女性。


 ナオミ。


 ミクラル王国――国の代表騎士だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ