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【連載】自分の作品の感想と解説と裏話を書く  作者: 七宝


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なんでも相談所 おままごと編

■『なんでも相談所 おままごと編』N1323HP


 これはホラーを書こうとしてこうなったわけではない。見た夢をそのまま書いただけである。面白くなると踏んでいたが、超怖ホラーになってしまった。


 確かに不気味な台本である。しかし、子どもなんてみんなこういうもんだろ、というのも分かる。上杉の言う通りである。


 しかし、上杉は台本が漢字で書かれていることに気が付かなかった。相談者に何度も言われてやっと気付いたのだ。


 4歳の娘がこんな内容の台本を漢字で書いていたらそれは怖いものである。しかし、上杉があるものを見てから事態が急変する。


 台本の筆跡と、受付で相談者に書いてもらった相談概要欄の筆跡がそっくりなのだ。つまり、これは相談者が書いたものだと発覚する。


 なぜこんなことを? 私は怖くなった。ヤバいやつなんじゃないか、この相談者は。


 しかし、次の言葉で私のその考えは消え失せる。


「思い出しました。娘は去年亡くなったんでした」


「旦那も亡くなったんでした。娘のあとを追って⋯⋯」


 幼い子どもを亡くしたショックでおかしくなってしまっていたのだ。しかも旦那まで亡くしている。普通の精神状態でいられるほうがおかしいだろう。


 そして相談者は大声で笑い始める。狂ってしまったのだ。


 それを見た上杉の反応↓


 こいつ怖。


 反応が地味すぎて笑ってしまった。もっと怖がれよ。


 相談者の母親が彼女を迎えに来たあと、驚愕の事実が発覚する。


 相談者は母親に「結婚相談所に行ってくる」と言ってここに来ていたのだ。男っ気のない娘を案じた母親が無理やり行かせたのだ。


 そして母親の最後のセリフ。


「あんたはいくつになっても落ち着きが無いわねぇ。そんなんだからお婿さんはおろか、彼氏すら出来たことないのよ」


 そう、彼女はただ狂っていただけなのだ。

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― 新着の感想 ―
 夢は何かの暗示であるとよくいいますが……。  怖っ!
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