【狂い昔話】川上からでっかい脳みそが流れてきたぞ!
■『【狂い昔話】川上からでっかい脳みそが流れてきたぞ!』N2728HQ
これはけっこう自分でも気に入ってます。完成された作品(桃太郎)をベースにしているので、ちゃんとまとまってくれてるんですよね。私の作品って基本勢いで書いてるせいでまとまりませんから。
なのでこれは貴重です!
さて、このお話は桃太郎がベースと言いましたが、私は桃太郎に絶大な信頼を寄せています。なので、かなり好き勝手やらせてもらいました。これだけ好き勝手やっても物語として成立するのはすごいことだと思うんです。桃太郎すごい。
いつの間にか敬語になってた。という最初から敬語じゃん⋯⋯
気になる方がいたらすみません。小説ではないのでごっちゃごちゃで行きます。感想行くぜ! 感想じゃい!
冒頭からおかしいことになっています。まずジジイとおばあさん。なんでジジイだけジジイなんだと。そんで昔話なのに2文目でスマホが出てくる。狂い昔話シリーズ1発目のお話だったのに、最初から昔話やるつもりなかったんですね。
ジジイが隣町のハンバーグ屋に行くのはまぁいいとして、おばあさん何してんの!? 女の人ってあんまり身体冷やさない方がいいんじゃない? そりゃ男もだろうけどさ。
私の作品には○○(2文字の名詞)○○し(動詞)という5文字の妖怪がよく出てきます。このおばあさんは名前は出てきていませんが、妖怪尻冷やしです。書こう書こうと思ってずっと書いていない妖怪話のタイトルです。悠太郎という少年が居ましてね、何か尻に冷たいものが当たったなと思ったら⋯⋯
余談が過ぎました。ただひとつだけ言わせてください。尻冷やしは本来他人の尻を冷やす妖怪なんです! 今回登場している尻冷やしは尻冷やしの面汚しなんです!
おばあさんが川にお尻をつけて冷やしていると、川上からヌルゥァン、ヌルゥァン、と大きな脳みそが流れて来ました。それを見たおばあさんが呟きました。
「ぬ」
突っ込みきれないよ。なんだよ「ぬ」って。ヌルゥァンってどうやって発音すんのよ。大きな脳みそもグロいし!
なんだおばあさん、好きな言葉を呟いてただけだったのか! この脳を見ながら「ぬ」って言うとストレス発散出来るのね! なるほど! でも今日は違うのか⋯⋯何回言っても収まらないみたいだね。
『まだまだ収まりません。今日はダメな日なのかもしれませんね。少し考えたおばあさんはパンティーを脱ぎ全裸になり、川へ飛び込みました。』
おばあさんパンティーだけで川まで歩いてきたの? やるやんけ。この後脳にしがみついて大人しくしろ! って怒鳴るんだけど、理不尽なんだよね。脳は別に暴れてもいないのに取り押さえられたみたいになってて。これは作者である私の世間へのアンチテーゼなのよ。世の中理不尽だぜっていう。ロックだろう?
このペースで感想解説やってると日が暮れてしまう。多少のことには目を瞑ってペースアップだ!
しょんぼりすると足生えるのかよ。脳から足生えてるのやだなぁ。しかも今生えたばっかの足で泳げるのかよ。
ねぇ、「ピューッ」って口笛どうやって鳴らしたの? ヨット呼ぶ系の口笛って、指でやるやつだよね? お前手ないだろ? ていうか口もないよな?
よく考えたら川から上がって、岸にヨットを呼ぶのおかしいな。逆じゃん。星型のヨットってどんなんなの?
おばあさんの家の住所マンピョスって言うんだね。いいね。今パッションフルーツ食べてるんだけど、まだ熟してなかったみたいで酸っぱい。2週間置いてるんだけどなぁ。全然シワシワになんない。食感が完全に歯だし。マジで歯食べてるみたい。
ジジイも狂人だったもよう。ハンバーグ屋のカウンターに乗って店員に尻の穴を見せつける。それを占えと言う。すげぇよアニキ。でもバカじゃなかったらしく、警察を呼ばれる前に走って逃げるという行動を取った。クレバーだな。
家まで12km全力疾走。ジジイは毎日地球1周走ってるらしいから屁でもないらしい。
ここから少しだけめちゃくちゃまともなジジイの心情描写。からのパニック。おばあさんが脳に包丁を突き立てているのを目撃する。やばいよね。
でもここからは普通の桃太郎と同じ。桃みたいに切って爪楊枝で食べる。桃太郎って桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんの子供らしいじゃん?
ジジイ、メタ発言。私の作品にはよくあることですが、昔話でもそれやるのか! とビックリした読者さんもいることでしょう。え? 慣れてる? そうかね。
結局産まれてる脳太郎。おぎゃピョスってお前、ここがマンピョスじゃなかったら違う泣き方してたんか! どうなんだ! 応えろーーーーー!
ボミ退治。これは鬼退治のオマージュです。何かを脳太郎に手渡して送り出すおばあさん。
この後ジジイとおばあさんの愛し合いタイムが始まります。この導入で、お茶の間に流せないような、スマホを覗かれたらやばいようなエッチなシーンを想像したかもしれませんが、残念でした。そんなことは全くありませんでしたね。
全力で頭突きをし合う2人。40分でツノ生えてくるのはすごい。私より早いからそれ。年寄りなのにすげぇなぁ。
『互いのツノは刺さり合い、頭を赤く染めていきます。この2人は結婚式で言っていました。「パートナーに残した傷こそが愛の証である」と。』
少し芸術的に思えました。面白いとか怖いとかではなく、美しいと思います。ナコの街2の鼻くそ回の詩に近いものを感じます。
「死ぬゅーゅ〜う」
脳太郎、どうやって発音してんのって。脳だから100m歩くのも大変⋯⋯? 桃太郎みたいに人間の形を想像してたんだけど、脳から産まれてお前も脳なの? いや、確かに脳から産まれたら脳なのが正しいと思うけどさ。桃から人間が産まれる方がおかしいもんな。
ここでおばあさんが手渡した巾着袋が登場する。お腹がすいたら食べなさいと言われて渡されていたようだ。中には白い物体と手紙。
『お前のお母さんだよ。お腹が減ったらお食べ』
怖いんだよな、このジジババ。脳太郎は泣いて喜んでるし、マジなんなの?
ここからボミの話。知るか! と思うような設定が出てきます。そんなことを考えていると犬に出くわす。桃太郎に出演した時のようにきびだんごの歌を歌いながら脳太郎に近づく。
脳太郎は喋る犬にビックリして幼女になってしまう。なんでもアリだなほんと。
『幼女は犬を見る前の脳太郎』
という言葉があります。現在研究者の間では「犬を見たあとだろ」という議論がされているそうです。
このくだり、ただ誤字ったのを直すのがめんどくさかったのでこうなりました。
幼女となった脳太郎は犬、猿、非情冷血アルティメットサイボーグを家来にし、ボミ村へ向かいました。
非情冷血アルティメットサイボーグの活躍によりボミ村は壊滅し、もとの脳村に戻りましたとさ、めでたしめでたし。
非情冷血アルティメットサイボーグを仲間にするなんてずるすぎるだろ。読者は「どうやってボミに勝つんだろう」ってワクワクしてたのに、なんでぽっと出の最強キャラが良いとこ全部持ってくんだよ!
とはならないのが私の小説。これ小説か? 非情冷血アルティメットサイボーグがなんなのか一切説明していないけど、誰でも分かるようなキャラだからこそこのオチが成立するんだなと思いました。七宝さんすごいです。
後書きの『私の育ちが良すぎるせいで何度も『ジジイ』を『おじいさん』と誤字っていました。30回くらい書き直しました。』を読んで、やっぱり私は良いとこのお嬢様なんだなって再認識しましたわオホホホホホ!
この2日後に指摘を受けてもう1おじいさん消したんだよね。どこに潜んでるかわかんねぇな。
暑いのか寒いのか分からん。




