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(13)お花見の後の2次会

 2人は「星浜センタービル」50階の「星浜空中公園」でのお花見の後、ビルの地下1階にあるLRTの「星浜センター」ターミナルへ降りて2人の住んでいる地域へと向かうLRTを待っていた。すると、ほかの方面へと向かうLRTの車体色が赤の実ではないことに気が付いた。LRTの車体色は赤以外にも水色スカイブルー緑色グリーンホワイト、オレンジ色の車両もやってきたのだ。

豊田「あれ、ライトレールの色って赤だけじゃないんですね~?」

山崎「私も赤以外の色をしたライトレールは初めて見ましたよ」

「よくよく見てみると・・・行き先を出してるところが・・・?」


実は、星浜市内を走っているLRTは利用者がわかりやすいようにとの配慮で行き先の方角別に東方面が緑色、西方面が水色、南方面が赤、都心部環状運転がオレンジ色の車両を走らせているのだ。都心部の環状運転部では各方面からやってくるLRTが乗り入れてきてそのまままた各方面別へ戻っていく運用になっている。ちなみに「星浜センター」ターミナルからは出ていないが北方面へ向かうLRTは白の車両が使われているほか、地下鉄も行きしに乗ってきて車内照明が一瞬消灯して驚いた路線が黄色、東西方向に走る路線が青色ブルーがラインカラーになっていて車両もアルミ製車体ながらこのラインカラーを塗装している。LRTの行き先表示も運転系統番号表示がそのLRTが向かう方角のローマ字+数字になっていてそのあとに行き先が出てくる組み合わせになっている。方角のアルファベットは東がE、西がW、南がS、北がN、都心部環状運転はLとなる。


2人はやってきた村瀬三丁目を経由する南方面へ向かう赤いLRTに乗った。乗ってから4停留所を過ぎると地上に出てきた。広いLRT通りのクルマたちと並走だ。やがてLRTは2人の住んでいるところの目の前にある「村瀬三丁目」停留所に到着した。LRTを降りてから2人は停留所で長く立ち話をしているのも悪いかと思い一旦、山崎のマンションの1階フリースペースのロビーに向かった。

豊田「今日のお花見、ビルの50階にある公園というこれまでにはなかった場所スポットだっただけにとっても楽しかったよ」

山崎「はい、そうですよね~。私もスマホで検索しててまさかビルの50階にこんな桜の木が植わってる公園があるとは思いもよりませんでしたからww」

「あ、そうだ。豊田さんも、私のマンションのフリースペースにあるカフェに入ってみませんか?コーヒー1杯でも?」

豊田「はい。いいね~それ」

山崎「じゃあ、カフェ行きましょうか」


2人はフリースペース内にあるカフェに入った。マンションの住民たちもまた可愛い若い女性の店員目当てにここのカフェに行きたがる目的でもあるらしい。カフェの店内には夕方の時間帯にふさわしい気持ちが落ち着くような、そしてちょっと郷愁を誘うようなBGMがかかっていた。

店員「2名様ですね。どうぞ空いているお好きなお席へどうぞお座りくださいませ」

豊田「じゃあ、売ってるものが飾られてるショーケースの前のところのテーブル席がいい」

山崎「じゃあ、そこ行きましょうか」

豊田「ここのカフェにもスマホ状の端末画面にメニューが表示されてそこから選ぶシステムなんですね?」

「昨日の山崎さんからのメールによればここのカフェのウリはミートパイでしたね?私もここのカフェのミートパイを食べてみたわ~」

山崎「はい。このカフェ、昨日も私使いましたんでね」


2人は各自1杯ずつのコーヒーのほか、豊田がミートパイを、山崎はチーズクロワッサンをそれぞれ軽く食べられるものとして注文した。


2人が注文したものがテーブルまで届けられるまで待っている間

豊田「ここのカフェ、マンションの住民専用とは思えないほど素敵でクオリティが最高ですね」

山崎「はい。今の時間はあまりここを使う人はいませんが、私が昨日使った日曜日サンデー昼間データイムはやはりこのマンションに住んでる家族連れが数多く利用してましたよ」


2人が注文したものがテーブル席に順次届いた。

豊田「あ~、山崎さんの言ってたとおり、ここのカフェのミートパイほんとおいしいわ~。おいしいものを私に教えてくれた山崎さんのこと大好きですよ」

山崎「それはそれは。どういたしまして。どう、おいしいでしょ?ここのミートパイ?」

豊田「トマト系で味付けされたひき肉のフィリングがジューシーで外の皮もカリッとしててとってもおいしいわ~」

「山崎さんってコーヒー飲む時、たくさんクリームと砂糖を加えてるんですね?」

山崎「はい。私は甘くてクリーミーな味わいのコーヒーや紅茶が好きなものでしてwww」

山崎「豊田さんはそんなにコーヒーには砂糖とかクリーム入れないんですね?」

豊田「はい。私はどちらかと言えばコーヒーはあまり甘くしないほうなんでね?」

「山崎さん・・・今日も・・・wwお部屋に行っていいでしょうか?私、山崎さんのお部屋にいると山崎さんと2人っきりの世界に浸れてとても気持ちが落ち着いてくるんですよね~?」

山崎「はい。今日も私の部屋に来てくださいよ。今夜も私の部屋でご飯食べてきませんでしょうか?」

豊田「はい。それいいね~?今日は何作るんでしょうかね~?」

山崎「今晩はそこのスーパーで出来合いを買い寄せて2人で食べませんか?楽しんできた後は疲れているでしょうから、出来合いでもいいんじゃないかな~って?」

豊田「スーパーの惣菜ものコーナーの出来合いもまたいいですね~」

山崎「じゃあ、スーパーへ買いに行きましょうか~?」

豊田「はい」


2人は山崎のスマホでカフェの会計後、マンションのすぐ近くにあるスーパーに行って買い物をした。2人はまず、今夜食べるものを探して惣菜ものコーナーを見てみた。

豊田「これ、おいしそうだね~?」

山崎「そうですね~。じゃあ買います?」


2人はほかにも売り場を見ていきながら

豊田「ついでに飲み物も買ってきましょうか?」

山崎「はい。どれがいいでしょうか?」

豊田「精肉コーナーの蒸し鶏、これおいしそ~」

山崎「じゃあ、買ってきましょうか」

「今度は生ものも食べたいですね~?ちょっと鮮魚コーナー行ってみます?」

豊田「お刺身もいいね~?鮮魚コーナー行きましょう」


今晩、山崎のマンションの部屋で2人で食べるものを買い集めてからさらに

山崎「ちょっと私のほうで使うものをついでに買っていきたいんですが、ちょっとだけ豊田さん付き合っていただけませんでしょうか?」

豊田「はい、別にいいですよ。山崎さんがどんなものを普段買ってるのか一度私も見てみたかったんで・・・」


2人は日用品コーナーへ向かい

山崎「洗濯用の洗剤もいろんな種類があって一度使いだしたらこだわりが出てきます?」

豊田「山崎さんってこの世界にやってきてから洗濯機まだ買ってないと思うけども?」

山崎「はい、実は昨日ネット通販サイトで注文したんですよ。今週中には私の許へ届くかと思うのですが?」

豊田「そうなんですか~」

山崎「柔軟剤もまとめ買いしてきましょ~」

豊田「柔軟剤っていい香りがするものがよくありますよね~?」

山崎「はい、そうですね~」

豊田「あとほかに山崎さんがまとめ買いしてきたいものは?」

山崎「部屋の掃除に使える粘着ローラーの持つところと替えのローラーもありますね?」

豊田「山崎さんのお部屋ってフローリングとか絨毯じゅうたん敷いてあるから絨毯のところで粘着ローラー使えますね?」

山崎「はい、そうですね~」

豊田「私からの提案だけど芳香剤も買ったらどう?」

山崎「部屋の臭いをいい香りに変えてくれる芳香剤いいですね~。買っちゃいましょうか。豊田さんだったらどんな香りがいいでしょうか?」

豊田「私だったら柑橘系のシトラスの香りがいいですね。それとアップル系の香りやハーブの香りもいいね~」

山崎「提案してくれた豊田さんの分も買ってあげますが、じゃあ、柑橘系の香りがするやつを買いましょうか」

豊田「やった~、嬉し~。これで私が山崎さんのお部屋に入ってシトラス系の香りの中にいる山崎さんと一緒にいるのが楽しみになってきたよ~」

山崎「歯ブラシもまとめ買いしちゃいましょ~」

豊田「歯ブラシもブラシのところが曲がって来たら使い物になりませんからすぐに新しいものに代えられるように買いだめしとかないとね?」


スーパーでこの日の夕食で食べる出来合いのもののほかに、山崎が明日以降に使うであろう食材と、日用品をまとめ買いしたりした。買ったものは大きい袋4袋分にもなった。


スーパーでの買い物が終わってから2人はまた山崎のマンションに戻り今度はエレベーターで10階の山崎の部屋へ向かった。山崎の部屋には昨日の午後に続いて豊田も一緒に入ってきている。2人は早速テーブルに買ってきた出来合いのものをそのまま並べていった。こうすれば洗い物をしなくても済むからだ。


2人が今晩食べるために買ってきた出来合いのものはご飯を炊くのが面倒だったのでおにぎりを2個ずつ、イカフライ、鶏の唐揚げ、ポテトサラダ、刺身の盛り合わせ、蒸し鶏と飲み物にオレンジソーダ、デザートにロールケーキと自分の部屋で食べるメニューにしては非常に豪華な内容ラインナップだ。

豊田「あ~、山崎さんのお部屋に1日後にもう一度入れてもらえたなんて私、とっても嬉しく幸せだわ~」

山崎「はい、どうもありがとうございますよww」

「豊田さん、1杯飲みます?」

豊田「山崎さんに飲み物注いでくれるなんてとっても嬉しいわ~」

山崎「2リットル入りのペットボトルだったらまた蓋をして冷蔵庫に入れて保存できますからね?」

豊田「このポテトサラダ、彩りよく野菜が入ってて玉ネギのシャキシャキ感がよく効いてるわ~」

山崎「これもどうぞ一緒に食べてくださいね」

豊田「山崎さんに『一緒に食べよう』と唐揚げを勧められて嬉しいわ~」

「イカフライもまた弾力性があっておいし~」

山崎「唐揚げとかイカフライと言えば2015年の世界にいた時も近所の肉屋さんでおやつとかによく買って食べたものなんですよね~?」

「豊田さん、唐揚げ1個食べさせてあげるよ。お口開けて~、あ~ん」

豊田「とってもおいしいわ~。私、生まれて初めて男の子にあ~んして食べさせてもらったの?」

「お刺身も食べる?」

山崎「はい、そうですね~」

豊田「このマグロ、中トロで程よい具合の食感でとてもおいしいわ~」

山崎「私もマグロのトロ系は好きですよwwでも2015年の世界にいた時は値段が高くてなかなか手が出せなかったものでして・・・?」

「サーモンもオレンジ色であぶらがそこそこ乗ってておいしいですよね~」

豊田「どれどれ?私もサーモンを」

「わぁ~脂がのってて最高の味ですね?」

山崎「もう1杯飲み物飲まみませんか?」

豊田「じゃあ、山崎さんに注いでもらうわ~」

山崎「はい。豊田さん、もう1杯注ぎましたよ」

「この蒸し鶏、サラダとかに入れてもいいけども、そのままでも十分においしいですよ」

豊田「ほんとだ。そのままでも蒸し鶏っておいしいわ~」

山崎「その蒸し鶏にきゅうりの千切りや中華クラゲ、ごまだれがあったらあの中華サラダ『棒棒鶏バンバンジー』になりますよね?」

豊田「そうだね。この蒸し鶏の淡白な味わいもいいですよね~」

山崎「唐揚げがあと1個残ってますね。これ豊田さんにあげますよ」

豊田「あ~、山崎さん、何て優しいの~。最後に残った1個を私にくれるなんて、いつも私のことを優しくそして温かくしてくれる山崎さんのことが大好き」

「山崎さん、お刺身もう1切れ私のお口にあ~んして食べさせてww」

山崎「じゃあ、これ豊田さんに食べさせてあげますよ。お口開けて~。あ~ん」

豊田「あ~、山崎さんに食べさせてもらうとよりおいしく感じてくるわ~」

「じゃあ、そろそろデザートのロールケーキ食べる?」

山崎「はい。ロールケーキもおいしそうですね~?」

豊田「イチゴが混ぜ込まれた春らしいピンク色のクリームがいいですね~?」

山崎「どう、ロールケーキおいしいでしょ?」

豊田「はい。おいしいわ~」


食べ終わり、片付けをしたら

豊田「今日は夕方前まではビルの50階にある『空中公園』でお花見したり、山崎さんのマンションに帰ってきてからも山崎さんと一緒に晩ご飯、とっても楽しかったわ~」

「また、山崎さんのお部屋で山崎さんと一緒にご飯食べたいね~?」

山崎「はい。いつでも私の部屋で豊田さんと一緒にご飯食べるの大歓迎ですよww」

豊田「やった~。これからも山崎さんと一緒にこの場所でご飯食べられる~」


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