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Psycer Brain ─ 神に抗え。その力で運命を変えろ。─  作者: n217 (嘯江 新«ウソブエ シン»)


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第40話「Genesis始動」

Az・地下最深部「Genesis」


巨大な球体装置が、ついに起動した。


青白い光が施設全体を包み込み、能力エネルギーが世界中へと拡散していく。


研究員が震える声で報告する。


「Genesis、第一段階起動。」


「能力波の拡散を確認。」


間宮トオルは静かに笑う。


「いいぞ……。」


「これが新世界の始まりだ。」




能研本部


警報が鳴り響く。


達が慌てて端末を操作する。


「世界中の能力者に異常反応!」


「能力が暴走してる人もいます!」


結衣が驚く。


「そんな……。」


惣一は冷静に状況を整理する。


「Genesisが能力者の能力因子へ干渉しているのか。」


イレイダは刀を手に取り、ソウヤへ視線を向ける。


「ソウヤ。」


「準備はできてるか。」


ソウヤは力強く頷く。


「もちろん。」


「行こう、イレイダ。」


イレイダは口元を少しだけ緩めた。


「その意気だ。」




ハルシオン


艦橋でも同じ警報が鳴る。


ヴァフズルーズが報告する。


「世界各地で能力暴走を確認。」


「民間人への被害も出始めています。」


フランは即座に命令を下した。


「各艦へ伝達。」


「戦闘より救助を優先。」


ベルソルトが敬礼する。


「了解!」


巨大戦艦ハルシオンと戦艦イーゼルは、それぞれ別ルートで救助活動へ向かった。




New World Order's


柊千太は静かに目を閉じる。


未来視の能力が発動する。


数秒後、彼は大きく息を吐いた。


マリアが尋ねる。


「何が見えましたの?」


千太は険しい表情で答える。


「最悪の未来が近づいてる。」


そして端末を取り出し、ソウヤへ通信を送る。


通信が繋がる。


「ソウヤ。」


「聞こえるか?」


「千太!」


「Genesisは囮だ。」


ソウヤは驚く。


「どういうこと?」


「本命は別にある。」


「Azは能力者を集めるために世界中を混乱させてる。」


「急げ。」




通信は途切れた。




マスタークラウン本部


グランは円卓の前に立つ。


「Azが世界を動かした。」


ペインは笑みを浮かべる。


「面白くなってきた。」


マランだけは静かだった。


デウスの言葉が頭を離れない。


「世界を救うか、滅ぼすか。」


ネネが不安そうに尋ねる。


「マラン……。」


「大丈夫?」


マランは優しくネネの頭を撫でる。


「ああ。」


「心配するな。」




能研・出撃


惣一が全員を見る。


「今回の任務は救助が最優先だ。」


「敵との無用な戦闘は避ける。」


ソウヤたちは頷く。


イレイダは帽子を深く被り直す。


「私が前に出る。」


「ソウヤ、お前は周りを見ろ。」


「分かった。」


アリスがおだんごを揺らしながら笑う。


「困ったら私が時空移動で助けるね!」


「でも無茶はするなよ。」


ソウヤは笑顔で答えた。


「おう!」


第40話 完

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