【乾艮】大畜(大いに備えれば通らん)
大畜 引用19件
利貞,不家食吉,利涉大川。
貞を守るに利あり。いたずらに家に
こもらず、大川を渡るに吉あり。
☶
☰
初九:有厲利已。
危うきことあり、思いとどまるに利あり。
九二:輿說輹。
車は轍を行く。
九三:良馬逐,利艱貞。
曰閑輿衛,利有攸往。
良馬の競い合うがごとく、
艱難に貞もて臨むべし。
日夜車の統御を修めれば、
進むに験あり。
六四:童牛之牿,元吉。
幼き牛を木の柵にて囲うが如きもの。
大いに吉。
六五:豶豕之牙,吉。
その艱苦は去勢された豚の如し。
吉。
上九:何天之衢,亨。
徳、天を衝く。大いに通る。
○上経 第二十六卦 大畜
第四、第五が、やはり「わかりやすい」ぶんそこを目指して準備をしっかり整える猶予がある、と言った装いであるな。準備をすることに対するモチベーションを保ちやすい、とも言えるのやも知れぬ。これと次の「泰」の卦との差違を見比べるのがとても面白そうである。
■採取された引用は実例及び引用内容の紹介のみとする。
・漢書27 五行
黃者,日上黃光不散如火然,有黃濁氣四塞天下。蔽賢絕道,故災異至絕世也。經曰『良馬逐』。(良馬逐)
・宋書91 龔穎
臣聞運纏明夷,則艱貞之節顯;時屬棟撓,則獨立之操彰。(艱貞)
・魏書92 魏溥妻房氏
祖母房年在弱笄,艱貞守志,秉恭妻之操,著自毀之誠。(艱貞)
・後漢書52 崔駰
何天衢於盛世兮,超千載而垂績。(何天之衢)
・漢書100.2 敍傳下
潁陰商販,曲周庸夫,攀龍附鳳,並乘天衢。(何天之衢)
・後漢書59 張衡
徒經思天衢,內昭獨智,固合理民之式也?(何天之衢)
・後漢書60.2 蔡邕
闓閶闔,乘天衢,擁華蓋而奉皇樞,納玄策於聖德,宣太平於中區。(何天之衢)
・後漢書80.2 禰衡
如得龍躍天衢,振翼雲漢,楊聲紫微,垂光虹蜺,足以昭近署之多士,增四門之穆穆。(何天之衢)
・三國志62 胡綜
遠處河朔,天衢隔絕,雖望風慕義,思託大命,媿無因緣,得展其志。(何天之衢)
・晋書11 天文上
又為四表,中間為天衢,為天關,黃道之所經也。(何天之衢)
・晋書23 楽下
於赫高祖,德協靈符。應運撥亂,釐整天衢。(何天之衢)
・晋書48 段灼
王氏不得專權寵,王莽無緣乘勢位,遂託雲龍而登天衢,令漢祚中絕也。(何天之衢)
・晋書51 摯虞
蹈煙熅兮辭天衢,心闣□兮識故居。(何天之衢)
・晋書68 紀瞻
武丁擢傅巖之徒,周文攜渭濱之士,居之上司,委之國政,故能龍奮天衢,垂勳百代。(何天之衢)
・晋書92 成公綏
愍流俗之未悟,獨超然而先覺,狹世路之阨僻,仰天衢而高蹈,邈跨俗而遺身,乃慷慨而長嘯。(何天之衢)
・宋書20 楽二
於赫高祖,德協靈符。應運撥亂,釐整天衢。(何天之衢)
・宋書22 楽四
眾姦熾,民罔依。赫武烈,越龍飛。陟天衢,燿靈威。鳴雷鼓,抗電麾。(何天之衢)
・宋書22 楽四
臨高臺,望天衢。飄然輕舉,稜太虛。(何天之衢)
・魏書21.2 元勰
登聖皇於天衢,開有魏之靈祐,論道中鉉,王猷以穆,七德丕宣,九功在詠。(何天之衢)
周易正義
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