17.才媛⑤
レイくんを気絶させまくっていた作者が気絶しかけるとは……。
日本の夏め、覚えとけよ。ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3 ☀︎←夏
レイくんの返事をもらってウキウキしていると、親友がやってきた。
「あれ?サラ。なんか機嫌がいいね。なんかいいことがあったの?」
「まあ、すこしね。例の子に本を送った返事がちょうど来てて、とっても喜んでいたよ」
「そりゃよかった。こっちも譲った甲斐があるもんだ。ところで、もうそろそろ専門科目が始まるけど何取るの?やっぱり賢いから学問系?」
そう、職能学校は入学してから1か月経つ頃に、ちょうど専門科目を選択できるのだ。
大体、この選択によって大きく進路が変わる。
戦闘系だと、冒険者や兵士、傭兵など。
生産系だと、薬師、各種職人など。
学問系(計算や言語)だと、役人や商人など。
ちなみに僧侶は幼い頃から教会に、魔法使いは幼い頃から魔法使いに行くのが基本的ななり方なのだそうだ。
もちろん、職能学校を出ていなくても、兵士や職人になることができるが、専門的なことを学ぶためにはやはり職能学校に行くのがいいそうだ。
うーん、ちなみに全部見学に行ったが、学問系はほとんど大丈夫そうなんだけど……。
「いや、うちはね、もう学問系一本だね。家業を支えるためだってのもあるけど、そっち関係に繋がりが深いからね」
シャイナはどうやら学問系にするそうだ。
うーん。レイくんは今魔法に興味あるでしょ?そして、賢いからきっと10年後は必ず学校に来るし、そしたらお姉さんとしてこっちで養ってあげられるのもいいけど、守ってあげられるのも捨てがたい。
どうしようかしら。
「あっ、ちなみに成績優秀者だと、ある程度自由に系統に縛られないで受けられるらしいよ。うちの噂によるとね」
いいことを聞いた。
そしたら先生に学問系と戦闘系を同時取りできないか聞きに行ってみよう。
皆さんも暑い夏にはお気をつけて。




