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17/23

入院/手術(1/8日目)

月曜日。

入院日初日。朝10時に病院に行く予定となっていたので、朝飯を食べて時間が来るのを待つ。

テレビからネットでつながっている動画投稿アプリを見ながらゆっくりと待っていた。

ふぅ、これから入院か。しばらく家でこうやって動画とかを見るのもできなくなるのか。

何でもないようなことが幸せだと誰かが歌っていたが、本当にそうなんだろうな。行く前からすでにホームシック寸前。


9:50過ぎ。

そろそろタクシーを呼ぼう。あとは、えーと、そうだ!先日買った監視カメラをセッティングしないと。

部屋の全体を見渡せそうな場所にカメラをセッティングして、準備完了。

大量の入院用荷物を持ちながら、玄関に向かう。家もしばらく見納めか。うーん、やっぱ寂しい。絶対早く治して帰ってきてやる!

そう思いながら、長い長い入院生活に向かうのだった。


10時過ぎ。

病院に到着した私は、受付の人に今日から入院することを伝えると、最初にいくつかやり取りを行った。

目立ったことで言うと、預り金を10万円や限度額適用認定証を最初に渡さないといけなかったことくらい。その他は特にいつもの受付みたいな感じだった。

すぐに病棟に向かうとのことだったので、案内役の看護婦さんについていく。

私の部屋は4階にあるようなので、エレベーターに向かっている途中、病院の中に小さな売店があった。

へぇ、アイスとかお菓子とかも普通に売ってるのか。余裕が出てきたら買ってみようかな、など思っていたのを覚えている。

エレベーターに入り4階に到着。ナースステーションを通り過ぎて部屋を目指す。

私の部屋は今回は大人数部屋となっていた。到着するとすでにすべての部屋は満席状態となっていた。

6人部屋で、入り口から左に3つ、右に3つベッドが並んでいる状態で、私のベッドは右側の真ん中だった。

うーん、真ん中かぁ。ちょっと嫌だなぁ、とは思いつつもベッドに座りながら荷物を整える。

正直ベッド分ぐらいしかスペースはなかったので、かなり狭かった。たくさん荷物を持って行ってしまったので、置き場に困ったが、何とか荷物を配置。

病院用のパジャマみたいなのに着替えた後は、基本的に何もやることはなかったので自由時間。

まずはあれを調べないと始まらない!そう思っていた私はすぐに看護婦さんに聞く。「Wifiが、、、Wifiがほしいです!」と。

看護婦さんにフリーWifiのパスワードを教えてもらった。どうも先月頭からWifiの導入が始まったらしい。ちょっと遅くないか、、?

意気揚々とつないで日課のソシャゲを立ち上げたところで驚愕。Wifiが、、Wifiが、、、遅すぎるっ!

まじかぁ、これはやばい。ネットページを開くのでも一苦労。ソシャゲなんてスムーズにできたもんじゃない。。

失敗したー、これならポケットWifiを契約しとけばよかった、と思ってもすでに後の祭り。仕方なく、このくそ重いフリーWifiで時間をつぶすのであった。


12時過ぎ。

昼食の時間だ。初めての病院食だった。

メニューは全く覚えてはいないが、白米とおかずが2~3品だったと思う。

この時の私の感想はシンプルだった。うまい。めっちゃ薄味だったがそれがいい。

たぶんこの時の私はちゃんとした料理に飢えていたんだと思う。いつもコンビニやら惣菜やら、最近は出前。味の濃いものばっかり食べていたから、こういった薄味の料理というものを欲していた気がする。

まぁ、自分が薄味料理に飢えていただけなので、普通の人はこの食事は物足りないと思うが。

とにかく、初めての病院食を美味しくいただいた私は、また横になり時間潰しをしながら、昼寝をしたりしていた。


16時過ぎ。

看護婦さんからシャワー室の案内を受ける。するとそのあとに衝撃の一言。

なんとシャワー後に点滴用の注射をするというではないか。は、早くないですか!?といったが、どうも明日の術前検査(造影剤検査)の時に点滴を入れないといけないので、

今日のうちに点滴の注射針を刺しといて、準備をしておきたいとのこと。

めっちゃ嫌だったが納得せざるを得ない。憂鬱な気分でシャワーを浴びる。

シャワーから上がり部屋に戻ると点滴用注射を構えている看護婦さんがいた。

実は私、点滴をするのも人生で初めてだったので、どこに刺すのかよくわかっていなかったのだが、看護婦さんが刺そうとしている箇所は左手首のチョイ後ろぐらいだった。

この部分の静脈という部分に刺すんですよー、とニコニコしながら言われたが私はそれどころではなく、ばくばくと心臓が鳴りながら緊張していた。

ついに針を挿入。針がものすごく太く、はっきり言ってめちゃくちゃ痛かった。。そのあと針は抜いて私の左手首に点滴注入用のプラスチックみたいな筒が突き刺さったままになっていた。

それを上からテープで押さえてガーゼみたいなのをかぶして注射終了。ここからはずっと左手に違和感を感じながら生活を過ごす羽目となった。

ちなみに刺さった後はそこまで痛くないです。刺すまでが勝負、という感じ。


17時過ぎ。

担当の外科の先生がベッドに来る。

明日の術前検査(造影剤検査)の時間帯や内容の説明を受けた。どうも造影剤検査をやると若い人は頭痛になりやすいらしい。

歩いたりすると特にまずいらしいので、なんと検査室までストレッチャーで行くことになった。おぉ、人生初。手術前にまさか乗ることになるとは。

一通り説明を受け、この時先生にちょっと相談をした。

実はこの時の私は、腰や足の痛みはどんどん落ち着いてきており、ひょこひょこなら左足を引きずらなくても歩けるぐらいまで回復していた。

なので、このまま手術することが本当に正しいのかちょっと迷っていたのだ。

そのことを伝えると、先生はなるほどと。じゃあ明日の術前検査(造影剤検査)をやってみて最終ジャッジをしましょうか、と言ってくれたので明日改めて手術をするかどうかを決めるのであった。


18時過ぎ。

夕飯の時間。昼飯と変わらず薄味料理だったので美味しくいただいた。

そして消灯時間である21時までは時間潰しをして、寝る準備を行っていた。


21時過ぎ。

消灯時間になり電気が消される。ここで初日から大人数部屋の洗礼を受けることになった。

まずは明かり。電気は消えるのだが、周りにテレビをつけてる人もいるし、世話役として来る看護婦さんの明かりなども目立つ。

次に音。私は大人数部屋(6人部屋)の右側の真ん中だったのだが、私から左側の人のいびきが、、それはもう凄すぎた。

こんなん寝れるわけないやん、、耳栓してても突き抜けてくるいびきという名の地響きがとても、とてもひどかった。。

そもそも静かで暗い場所でしか寝れない私にはとても苦痛なものであり、初日から睡眠の質を奪われることを突きつけられて凹んでいた。

結局タオルを目にかけて、耳栓じゃ埒が明かないので、ワイヤレスイヤホンで音楽を鳴らしながら眠るようにした。

はぁ、アイマスクや普通のイヤホン持ってくればよかった。。

痛み度。(MAX10です)


<恒常痛み>

腰 :5

左足:5


<限定痛み>

左手首の点滴刺し:8

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