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通院(6/12日目)

月曜日の朝8時。

ついにこの日がきた。体に何が起きているかがはっきりとする日だ。

昨日とったMRI検査で、私の体に対して必要な情報はすべて取れているはず。あとはお医者様にきちんとジャッジしてもらおう!

痛みはいまだに引いてはいないがそれを上回るぐらいの進歩が見えていたので気は楽だった。痛みも少なく感じた。人というのはやはり気の持ちようが大事だと思う。病は気から。

8:45の診療開始時間に間に合うように朝準備をして、颯爽と家を出るのであった。(あくまで気持ち上です。実際はいつも通り左足を引きずりながら病院に向かってます。)


8:45過ぎ。

病院に到着し、MRI検査結果を受付の人に渡し、先生から呼ばれるのを待つ。

20分後、先生に呼ばれ診療室に入った。先生の机の前にあるPCのディスプレイには私の画像であろうMRI画像が表示されており、衝撃の画像となっていた。


「自知さん、MRI検査お疲れさまでした。これが自知さんのMRI画像となりますが、やはり腰椎椎間板ヘルニアですね。」

「・・・(絶句)」

「ここ、ここを見てください。このブロックがL5と呼ばれ、L5と下のブロックS1の間にある腰椎椎間板がものすごくはみ出て、白い部分の神経のところを圧迫しているのがわかりますよね。画像上かなり圧迫しているように見えるので、まず間違いないかと。」

「・・・はい。私もネットで画像とか見てたんですけど、それとまるっきり同じぐらいひどい状態のヘルニアですね、、まさかネットの人と同じぐらいの状態になっているとは。。」

「治療方法としては2つあります。1つ目は保存療法。湿布やリハビリ、ブロック注射を行って治療していく方法です。2つ目は手術です。痛みが強い人や、保存療法では改善の見込みが薄い人にこちらをしてもらうような感じですね。」

「しゅ、手術かぁ。そんな大ごとになるとは思ってなかったです、、私の場合ってどっちがいいですかね。。?」

「発症してからまだそこまで時間は経っていないので、このまま保存療法で治療するというのが一般的な気はしますが、、自知さんの場合はですね、あまりにも痛みが強い症状ですよねぇ。」

「そうですね、、まともに歩くのも辛いです。。」

「うーん、これだけ強い症状だと日常生活に支障がありますからね、こういった場合は早く治したいと思うので、手術を選ぶ方というのも多いですね。」

「はぁ、なるほど、、うーん、ちょっとすぐには選べないですね。」

「とりあえず今後は手術ができる病院で診察してもらった方がいいかと思うので、そちらの病院の先生の紹介状を書こうと思うのですが、どうでしょう?」」

「分かりました、そちらでお願いします。手術するかどうかはそちらの病院の先生と相談して決めたいと思います。」


ついに病名確定。その名も「腰椎椎間板ヘルニア」。

私の場合は骨のブロックL5とブロックS1の間の椎間板が対象となるので、名称としては「L5S1椎間板ヘルニア」となるっぽい。

また、まさかの手術治療を勧められるという、私の頭には全く追いつかない状況になり、思考が完全に停止していた。

ど、どうしよう。手術、したことない。めっちゃ怖い。どうしよう、どうしよう。

ただ、このまま保存治療で治る気も全くしない。大体なんだよあのヘルニアの画像。めっちゃはみ出てんじゃん、めっちゃ白い神経部分圧迫してんじゃん。怖い、怖すぎる。

この日は結局手術ができる大きな病院の先生の紹介状を書いてもらい、明日の午前中に紹介先の先生とアポイントを取ってもらい帰宅するのであった。


帰宅後。

頭はまだ混乱中。左足、痛い。早く治したい。手術怖い。でも保存療法で治る気しない。どうしよう、どうしよう。

そうだ!兄が昔看護師を目指していたから相談に乗ってくれるかも。

そう思い、すぐに兄にチャットで電話したいと連絡をする。するとすぐに電話できるとの折り返しが。


「おー、久しぶり。ごめんちょっと相談事があって。実は・・・(かくかくしかじか)」

「なるほどね。ちなみに排泄関連は特に支障はない感じ?」

「ん、それは別に大丈夫やけど。」

「りょうかい、ヘルニアが重度になると排泄関連に不具合が出ることもあるから、もしそうなってたら手術一択やったろうね。」

「えぇ、怖っ!まじかぁ、そこまではなってないのはまだましな方なのか。」

「ただ、やっぱり左足を引きずらないと歩けない、立てないってのは医者が言ってた通り症状として結構やばいと思うから、手術でもいいと思うよ。」

「うーん、そうよね。やっぱ手術したほうが早くこの痛みに解放されそうだからそっちがいいよなぁ。ただ手術かぁ。。」

「腰のヘルニアの手術なら、今やったらレーザでできるらしいけど、保険適用外だからあまりお勧めはせんかな。内視鏡手術でできるから、そこまで体にも負担はないし、入院期間とかも長くならんと思うから、手術も悪くないとは思うよ。」

「なるほどね。うーん、やっぱ早めにこの痛みから解放されたいってのはあるからね、、分かった、とりあえず手術を前提として進めてみるわ。ありがとね!」


少し頭の中はクリアになった。手術が怖いのは私が人生で1回も受けたことがないだけで、今の手術は別に怖いものではない。

それに入院期間も短くて済み、痛みも早期に解決できる。これは手術しかない!と思った私は、明日紹介してもらった大きな病院の先生に手術でお願いします!という決断ができていた。

そこからまずは仕事関連の調整を行うようにした。手術日や入院期間は明日にならないとわからなかったが、直近で長期間いなくなることはほぼ確実だったので、

先制ジャブ的な形で会社の人に状況を共有し、長期休養になっても問題ない状況を作り上げていった。休暇などの調整は早く行動するのがお互いにWinWinだと思います。


21時過ぎ。

いろいろ落ち着いた私は物思いにふけっていた。そもそも大きな病院に紹介状を書いてもらったのも初めて。入院や手術をするのも初めて。

こんなことが自分の身に降りかかってくるなんて思ってもいなかった。しかもそれがヘルニアでとは。

30歳になって体にガタが来るというのはこういうことなのか、とか。まぁ、人生1度ぐらい入院、手術してた方が後々気が楽だろう、とか。わけのわからない考えが頭の中をぐるぐるし、結局何も考えはまとまらない所で眠りにつくのであった。

実はこのころになって、少し痛みは下がってきていた。ただ入院とか手術とかの言葉のインパクトに押されていて、気づくのはかなり遅れてしまった。

痛み度。(MAX10です)


腰 :8

左足:8

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