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Life is Reloded  作者: MC.Ht
第一章 『基盤固編』
15/77

2. 初戦闘

お待たせしました!

第2話です!

よろしくお願いします(o_ _)o))

  ゲームでしか見た事の無い弓と槍の使い方をした瞬間、迅は悲鳴の方角に走り出していた。

  ブリューナクは後で回収しよう、序でに仕留めたであろう獲物もどんな奴か拝めるか、等と考えながら全速力で走る。

  次元鞄にミストルテインを押し込み、神様の更なるオマケなのか、いつの間にか腰に差さっていた使い慣れた自分用の解体ナイフを手に取る。

  現場が近いのか、女性の悲鳴と男達の下卑た声が徐々に鮮明に聞こえてくる。


「複数か! まぁ此方の世界にも居る馬鹿共の実力試しってトコか!」


  走りながら石を拾い、木々の向こう側にある茂みへ向けてまるでアメフトのワンプレイであるかの様に、頭と右肩の方から身体を勢いのまま捻じ込む。

  そのまま肩から着地し前転で起き上がり周囲を瞬時に確認すると、少し開けた場所で繰り広げられていたやはり、と言わんばかりの光景であった。

  既に女性はほぼ全裸の状態で押し倒され、口ごと頭部を押さえつけられている。

  目元には絶望の色と共に涙が溢れている。

  本当にギリギリだったのか、上に覆い被さっている筋肉質の男は、色々な部分が今にも事に及ぶ寸前といった様子である。


「面白ぇ事してんじゃねぇか!」


  目の前の光景に右のこめかみ辺りからブチッと聞こえると、覆い被さっている裸男に石を投げつけた。

  この投石がただの投石であれば痛いだけである。

  だがこの主人公、この世界基準の『レベル』がカンストしているのだ。

  そんな人間の投石が痛いで済むのは似たレベルの存在だけであり、見るからに下賤といった裸男は当然の様に格下であろう。

  迅の姿に頭を上げて驚いた格下予想の裸男は、投石の瞬間に頭部の右半分が噛み千切られた様に消し飛ぶ予測以上の結果であった。

  そんな格下仲間から飛び散った体液と音に驚き、突然の侵入者から目線を外した取り巻きは3人。

  固まったまま動けない取り巻きは2人。


「後は制圧戦か。 取り敢えず助けられるか。」


  ただの投石の威力に浮き足立ったが、女性の危機は去ったと見て、瞬間的に頭が冷える。

  頭部の半分を失った男は仰向けに倒れるのを見て、目線を外していた1人が大声を挙げる。


「野郎!何者d…」


  全て吐き切る前に肉薄していた迅に、頸動脈を掻き切られる。

  赤い噴水が吹き出た瞬間、その男を集団の中に蹴り込むと集団は更なるパニックを起こす。


「さっさと済ますぞ、外道共。」


  そう呟き、パニックを起こした集団をあっと言う間に殲滅した。

  さながら忍者の如く、と言った手際である。


「死体は6つあるな。 よし、終了か。 …さて…。」


  死体を数え、悲鳴の主を見遣る。

  ビクッと身体を震わせ、両腕で自分の身体を抱き抱えながら頭を振る。


「お、お願い…、助けて…。」


  まぁそういう言葉が出るよな、と溜息を吐きながら死体の服でナイフと手を拭う。

  取り敢えずはコイツの服か、と思い周辺を見回すとボロボロになっている綺麗な色合いの布切れがあった。

  死体を見るに、この集団に其処までのオシャレなセンスがあったとは思えず、女性の服であろう布切れは着直す事は不可能であると推察する。


「仕方ない、我慢してもらうか。」


  ボソリと呟くと、恐怖に染め上げられ震え続ける女性は放置し、死体から使えそうな服を脱がせる。

  シャツとズボンを女性へ向かって乱雑に投げ、次に彼女の服であったのであろうと思われる布切れの所へ足を運ぶ。

  目当ての物は無事な様子で発見したが、触るのに少々躊躇う。

  だがそんな事も言ってられないとばかりに、布切れの中から上下の下着を掴み、またも女性に投げた。


「それ着ろ。 お前さんの服はもう着れる状態じゃねぇ。」


  そう言って背中を向ける

  最悪暗殺者だったとしても、格闘戦で遅れは取らないだろうと判断する。

  この状況で美人局を警戒する辺り、どんな人生を歩んでいたのだろうか。

  背中を向けた迅だが、背中の方角からは服を着ようとしている音は聞こえない。

  ウンザリした様子で仕方なく再度振り返ると、シクシクと静かに泣く女性の姿があった。

  迅は大きく溜息を吐き、言葉を掛ける。


「泣きたいのは構わんが、いつ迄裸で居るつもりだ? そいつらの臭ぇ服なんぞ着たくないのは理解出来るが、家まで帰ったりするんだろ? 下着姿で帰んのか?」


  迅にレディーファーストや女性への気遣いという概念は存在しない。

  特に今現状で頭にあるのは、ブリューナクは無事か、倒した獲物はどんなヤツだ、早く服着て帰ってくれねぇか、といった割と自分都合の事ばかりである。

  助けた女性に恩を売る気も無く、獲物が食えるヤツなら今日はキャンプだと不謹慎にも少しテンションが上がりつつある。


  迅の言葉に泣くのを堪えているのか、大きく鼻をすすり、ゴソゴソと服を着始めた様子が伺えた。

  その音を聞き、迅はやっとかと言わんばかりに大きな溜息を吐いた。

御覧頂き、ありがとう御座いました!


活動報告に更新情報やら何やら書いております。

お時間ありましたらどうぞ!


其方にも書いてありますが、ブックマーク四件目、ありがとう御座いました!(遅

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