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電子の海に、朝の月 -あと5分寝かせて-  作者: 久遠 宙


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エピローグ みんな~、記念写真やでぇ~っ!


「ホンマ、楽しかったなぁ」

口々に繰り返す。


アイは珍しくブンブンと頷き

「楽しい、最強だった。永久記憶」


「俺はむっちゃ、疲れたけどなぁ…、でも楽しかったで!」


キャンプの後片付けがもうすぐ終わろうとした時、ユキが声を掛ける


「みんな、集まってやー!」


ユキがスマホを掲げる。


「ほらタケシ、もっとこっち寄って!」


「近い近い!」


「アイもやで!」


「了解」


「ジェイ先生も来てや~」


「分かった、今行くよ」


ケイが慌てて走ってくる。

「すみません、少し遅れました」


「おじさんも入るんやで!」


「え、私もですか?」


「当たり前やん!」


アイが少しだけ笑う。

「父、入らないわけない。撮影絶対」


「では撮るでー!」


全員がカメラを見る。

「はい、チーズ!」


(カシャッ)


その一枚には溢れんばかりの笑顔が詰まっていた。


(電子の海に、朝の月 -あと5分寝かせて-・完)


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