第1間章「ルーナとトゥルーナ」
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第1間章です!
ダンジョン開門直前、ローブを深く被った少女が隠れるように待機場にいた
「どうやって中に入ったら良いのかな……」
そこにある女性が近寄ってくる
「あなた、どうしてここにいるの?危ないわよ?」
危ないのは分かってる……けど危ないからここに来たの
「お兄ちゃんの手助けをしたくて」
お兄ちゃんの後をつけてきたけど、バレちゃダメだよね……
「あなたハンターではないでしょう?ダメじゃない、兄思いなのは良いんだけど……」
その女性は頬に手をつき、どうしようか迷っていた
「ところであなた、名前は?お兄ちゃんはどこにいるの?」
女性は少女に目線を合わせるようにしゃがみこみ聞く
「……ルーナ、あっ!お兄ちゃんについてきてるって言わないでね!」
「ルーナっていうのね、私はトゥルーナ、なんか似てるわね」
2人は、似てるね!とクスクスと笑う
「お兄ちゃんは誰?どの人?」
トゥルーナは大勢いる人達の方を指差した
お兄ちゃんの名前、言っちゃったら探しちゃうよね……
「お兄ちゃんの名前は……言えない」
トゥルーナは困った顔をする
「言ったらどうせお兄ちゃんに言っちゃうでしょ?バレちゃ嫌だもん」
トゥルーナは、そっか~そうよねぇ、と困り眉で言う
「トゥルーナお姉ちゃん、お姉ちゃんについて行くことって……できる?」
「まぁ、私は今回魔石回収班だし、危険度は少ないのよね……」
ルーナは「ならついて行かせて!」と目を輝かせながらお願いをしてきた
「なら……私が背負うかごに入る?魔石も入れるから狭くなるかもだけど」
「入る!ありがとうお姉ちゃん!」
トゥルーナはただし!と注意事を言い出した
「今回のダンジョンはね、いくら私達が後方と言えど危険だから、かごから顔を出さないでね?」
ルーナは首が振り切れんばかりに、うん!と返事をした
「ならそろそろダンジョン開門しちゃうから、かごに入って」
ルーナの体はかごにすっぽりと収まった
「可愛いわね」
トゥルーナはクスッと笑い「行きましょうか」とダンジョン内へ足を進めた
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