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貞操逆転世界で裏垢に性癖を呟いたら、クラスの美少女たちがなぜか本気で再現してきた 〜俺の裏垢がクラスの美少女たちに監視されている件について〜  作者: 月城メロン
第1章 1人目と2人目の美少女

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第11話 足の裏って江戸いよな



「満足しました? ご主人様♡」




 無邪気に見えて、しかし確実に《《やばい》》小野寺さんの笑顔。

 征服感に取って代わったのは背筋が凍るほどの恐怖。


 俺の目の前で全裸で土下座している美少女。


 それなのに、興奮よりも嫌な予感が勝った。


「も、もういいよ……服着て」


「ご主人様♡ まだ大事なものをくれてませんよ?」


「な、なに……?」


「お〇〇〇♡」


「―――ッ!?」


 まさか小野寺さんの口からそんな言葉を聞く日が来るとは。

 いや、さっきはふざけていたとはいえ、口にしていたのか。


 俺は前世の記憶を持っているが、さすがに好きな人以外な女の子とするつもりはない。

 俺は別にこの世界で好き放題やりたいわけじゃないのだ。


「小野寺さん、いい加減にし――」


「《《琥珀》》、でしょ♡」


 まるで狙っている獲物を離さないような目で小野寺さんは俺を見つめていた。


 裏垢云々よりも、本能が逆らってはいけないと俺に告げていた。


「こ、琥珀……」


「よくできました、ご主人様♡」


 もはやどっちがご主人か分かったものじゃない。


「ご、ごめん、それはできない……」


「くれないんだ……」


 なぜか少し寂しそうに見える小野寺さん。


 しかし、それも演技なのだろう。


 俺なんかただのおもちゃでしかないのだから。


 でも、心が少し落ち着いたのか、俺の中にある一つの《《欲望》》が目覚めてしまった。


「あ、あの」


「なんでしょうご主人様♡」


「あ、足の裏舐めてもいい?」


「……? いいよ♡」


 しばらく考えてから、立ち上がろうとする小野寺さん。

 しかし、俺は彼女を制止する。


「このままで」


「♡」


 なぜだか小野寺さんの目は蕩けていた。


 それほど変なことを言ったのだろうか。


 胸でも、お尻でもない。


 俺が一番好きなのは《《足》》だ。


 特に足の裏は普段見えない部分だから、余計に興奮する。


 俺は小野寺さんの後ろに回って、うつ伏せになった。


 目の前には綺麗なシワ。


 土下座しているためか、小野寺さんの足裏は綺麗な曲線を描いてる。


 おそるおそる舌を小野寺さんの足の指の間に這わせて動かす。

 すると、「んぁっ……♡」という小さな悲鳴が聞こえた。


 そして、舌を上の方に伸ばして、舐める。


 少し酸っぱいのが、味覚として感じ取った。


「ひゃっ……うぅっ……♡」


 気持ちよかったのか、小野寺そんは小刻みに身体を揺らす。

 俺が舌を動かさなくても、小野寺さんの足の裏のシワがワイパーのように俺の唾液を拭き取る。


 そして、それを一心不乱に舐めとる。


 小野寺さんの汗なのか、俺の唾液なのか分からない。

 俺は夢中になっていた。




 それほど、俺は《《足》》が好きだ。




 《《脚》》ではなく、《《足》》。


 さらに女の子のその裏は聖域と言っても過言ではない。


 おれはゆっくりと小野寺さんの土踏まずを舌でつついた。


「あんっ……♡」


 という小野寺さんの声が脳を揺さぶる。


 自分から求めたのは初めてだ。


 今までは柏木さんと小野寺さんに言われるままだったけど、今の俺はそれほど溜まっているのだ。


 たぶん、後悔すると思う。


 家に帰ったら枕の下に顔を潜らせて叫ぶと思う。


 しかしそれでも、目の前の美少女の足に逆らえなかった。


 俺は前世の記憶を持っているから、この世界の男と違って女の子の身体に興味がある。

 だから、美少女が全裸で俺の前で土下座している光景は俺の理性を崩壊させた。


 恥ずかしい。


 小野寺さんにこんなことしているのを客観視している自分がいる。


 でも、それが余計に興奮する。


「ふぁんっ……♡ ご主人様、いつまで舐めてるつもりですか♡」


「あっ、ごめん……」


 一心不乱に舐めていたから、どれくらい時間が経ったのか分からなかったが、小野寺さんに言われて我に返った。


 しかし、離れようとしたその瞬間。


「えっ?」


 小野寺さんはお尻を上げて俺の頭の上に座ったのだ。


「お、小野寺さん……?」


「ははっ、わたしのおもちゃのくせに生意気♡」


「それってどういうこ――」


「こういうのが好きなんでしょ、生意気な性・〇・〇♡」


「ちが……」


 くはない。

 

 否定できなかった。


 重くのしかかってくる小野寺さんのお尻に、俺は抵抗できなかったのだ。


 小野寺さんは体重をかけてきた。


 いつの間にか、今度は俺が地面に平伏しているようになっていた。


「ねぇ、綾人くん♡」


「……」


「綾人くんのせいで《《びしょびしょ》》になっちゃった♡」


 それは足裏の話だろうか。


 それともあそこの話だろうか。


 いや、両方なのだろう。


 その証拠に俺の髪は少し《《湿っている》》。


「小野寺……そろそろどいてもらえない?」


 小野寺さんは決して重くはない。

 しかし、変な姿勢のせいか、俺の首は吊りそうになっていた。

 

「いいよ♡ でもね、綾人くん。わたしが起きたら綾人くんに丸見えになっちゃうよ♡」


「目をつぶるから」


 目をつぶると、小野寺さんのお尻の感触が遠ざかっていくのを感じる。


 しばらくすると、


「もういいよ♡」


 言われた通りに、目を開けたらそこには一本の線があった。

 《《あの日》》見たものを逆さまにした本物の線。


「……今日はここまでだよ♡」


 手でお尻を隠して、小野寺さんは着替え始めた。

 そして、ドアを開けて屋上から出たのだ。


 一人取り残された俺は、ただ茫然と立ち尽くしていた。








 しかし、俺は知らなかった――


 これはあくまで悪夢の前兆に過ぎないことを。

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