表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/7

殴られたとき。幸運にも目撃者がいてくれた。

「おい、何やってる...!?」


野太い声がして、俺は声のした方を頭を上げて見た。


歳増のおじさん警察官だった。


現場はもう、俺が藤島くんとやらに殴られた瞬間はもう過ぎてしまっているから俺が受けた被害の立証はできないが、

藤島と林ユーコが、俺の前から消えてくれるのに警察官の登場は願ったりかなったりと言ったところか。


「やべぇ....!!」


ユーコの彼氏は舌打ちした後、

ユーコに目配せして、その場から立ち去ろうとした。


だけどな。


警察はどうしたことか、藤島を捕まえ、

派出所で話を聞こうか...?と言ってくれた。

殴られたところ、警察は見てない筈なのに、

どうして?と

不思議に思ったが、

大柄な警官の影から、ひょっこりと現れ、

知った顔が見えた。


同じ高校に通う、目立たないマッシュルームヘアの小柄な眼鏡男子の平屋くんが、とことこと俺の前に来て、ズボンのポケットからティッシュを取り出し、「はい、これ」と俺に手渡した。


「大丈夫なの?ハンドタオル、血で染まって真っ赤だけど」と俺に問いかけた。


「そのうち、止まるだろ...」


「だといいけど...」


「通りがかりに、ちょうど目撃したからさ、警察を呼んだんだ。僕が中に入っても非力だから

何もできずに、逃げられてしまいそうだから

慌てて、こっから一番近い交番に走って、

お巡りさんに来てもらったんだよ」



やがて血は止まり、


俺は平屋くんの家で擦り傷とかの手当てを受けることになった。





ユーコの奴は、

「私は無関係ですから!」と

警察官に言って、藤島くんだけ、

交番に連れて行かれるかたちとなった。

連行されたが、多分お叱りだけ受けて終わりだと思う。警察官のおじさんは

取り敢えず、病院に行きなさいと

言ってくれた。もし、何かあれば、すぐに私に連絡してくれと名刺を渡してくれた。

いい警察官だと思った。















iPhoneから送信

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ