2:感想を送ろう――私はそう啓蒙したかった『そこに至るまでのゴタゴタ』
お久しぶりです。
ネタと当時の記憶が沸いたので投稿します。
さて、宣伝の場が加速度的に減少していく中で、
なろう作家さんたちはその宣伝の場を求めて四苦八苦することになります。
コレは個人的な推察なのですが、いわゆるクラスタ問題が持ち上がり軋轢が目立つようになったのも、この宣伝の場が減り始めた頃と重なるように思います。
そしてあの手この手の手段で自作品の宣伝に皆が苦労するようになっていきました。
Twitterを駆使する人々が目立つようになったのもこの頃です。
ワシも当初は宣伝掲示板を利用していたのですが、やはり時代の流れには叶わず、
宣伝場所を求めてネット上をあるき回り、最後はTwitterへとたどり着きました。
ですが――
Twitterによる宣伝――
今では常套手段となっていますがこれもまた闇を抱えています。ベストな手段でないことは確かです
(コレについてはまた後日)
そして残っていた宣伝サイト群を利用して必死に宣伝していたのですが、なかなか効率はあがらない。
先細るばかりです。
そしてなによりある問題に直面することになります。
『閲覧数うんぬんよりも〝感想〟が全く来ない!』
これには本当に頭を抱えました。
18禁のメッポラですら閲覧数は安定していて感想は順調に集まっていたのですが、ある時点から評価も感想もパッタリと止まってしまう。
数年前になろうで行われた『感想評価システムの大規模改変』です。
(コレについても後日書きます)
これ以後、なろうは根底から変わってしまいました。
PVはあがる。
閲覧もユニークも上がる。
でも感想が来ない!
とにかく来ない!
作者からすればタダ読みされている気分――
最悪です。
それまでメッポラでもスコップ猫でも気軽にくれていた人がパッタリと感想を送ってくれなくなりました。評価点も同様です
これではアカンわ(汗)
そして私はタヒってしまい、かなりの長い間作品を放置することになります。
その後メッポラの再開を経て、グラウザーを旧同人誌版から大改訂。あらためて新板として再公開し、その後底辺作品ながら固定ファンも増え少しづつ感想や評価も得られるようになり現在に至っています。
ですがグラウザー改定前後の頃にお世話になっていた宣伝サイト支援サイトはバタバタと倒れてしまいました。今ではグラウザー再開当時の戦略は全く使えなくなっています。
もうどうにもなりません。
そしてある思いに至ります。
『せめて感想だけでも作者に送るように、読者さんたちに啓蒙できないか?』
評価入力をすすめるのは流石になろう運営も黙っていないでしょう。
だが作者さんたちが最も欲しがっている『感想』なら?
そしてその感想の重要性を啓蒙する事はできないか?
――との考えに到達したのです。
そしてあの忌まわしい事件が起きます。
そう――
【カクヨム、投稿者アカウント大量削除事件】
〝あの〟カクヨムがスタート直後に引き起こしたアカウント大量削除事件
評価の星を無差別に大量爆撃している投稿者の存在を問題視し、評価★の大量投稿ユーザーを問答無用に垢バンした事件です。これがなろうにも明らかに影響を及ぼしていたのです。
実際には設立当初のカクヨムにて少しでも作品の注目を集めたい一部のユーザーが、挨拶レベルの感想と評価星を無差別に絨毯爆撃状態でばらまいてたのですが、これを問題視して同様の行動を取っているとみなされる投稿者のアカウントを強制削除したのです。
そしてカクヨムに関わっていた投稿者も読者も『評価を入れれば、感想を入れれば、アカウントを消される』と言うトラウマを抱いたように思います。
あの時は本当に不気味なまでに読者さんたちの反応がパッタリと凍死したように止まったのです。
『作品投稿を続けることの意義を疑うレベル』
まさにそんな表現が通るような沈黙でした。
カクヨムで起きたことがなろうに? そう思われるかもしれなせんが、開設当初のカクヨムの投稿者は大半がなろうからスライドした人々でした(お試し感覚もあっただろう)
カクヨムとなろうが別サイトであり、全く無関係だと理性で解っていても、あの大量無差別垢VANが多くの人々の心に恐怖とトラウマを植え付けるのには必要十分でした。
そのトラウマが伝染したことで、なろうもまた沈黙を迎えることになります。
このままではいけない――
そして決断します。
『感想を送ることの意義を啓蒙するサイトを作ろう』
これがサンクス・スクエアの出発点だったのです。
ζ
■D:美風
次はまたいずれ――
ζ
■D:美風慶伍
WEB小説宣伝支援サイト・サンクススクエア
http://toolbird.wixsite.com/narou-ouen