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詩集 木の実のみっちゃん  作者: 仲仁へび


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02 木の実のみっちゃん:ドライ



 私みっちゃん

 乾いたみっちゃん

 実って落ちた みっちゃんよ

 乾燥しちゃって しわしわよ


 可愛くないわ

 不細工ね

 女の子なのに

 ショックだわ


 このまま朽ちてくだけなのかも

 一口齧れば まだ甘いのに


 私みっちゃん 不必要?

 誰かに食べられ それが本望

 だけど人は 手に取らない

 しわしわだから 食べやしない


 私みっちゃん しょんぼりよ

 このまま 老いて 朽ちるのかしら

 不安になって 泣いちゃうわ

 涙がたくさん あふれちゃう

 ますます ドライになっちゃうわ




「ストーリー」


 人間「あら、動物が落ちた木の実をかじってるわ。可愛いわね。写真とろ」

 みっちゃん「あら、たぬきさん。あなたなかなか見る目があるじゃない」



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