敵の反攻作戦
エナドリのお陰で一度にたくさんだせました。
8月11日
霧が重く垂れこめ、視界は数メートル先までしか効かない。海から湿った風が吹き、火山灰にまみれた地面をなぞっていく。
高橋大将「昨夜、北側斜面を試みたか…思ったより早いな」
伊賀瀬中将「はい、敵は夜間に小規模な突破を図りましたが、谷間で挟撃に成功。遺体回収すらできていません」
高橋「奴ら、次は正面からの力攻めだ。エイブラムスを活かすには開けた平地が必要。それができる場所は…ここしかない」
地図の中央、旧飛行場跡地を指す。
正午 旧飛行場跡地 ― 突如始まる敵の突撃
敵将校「霧が晴れてきた。よし、装甲部隊を突入させろ。航空支援も同時にだ!」
兵士「今日こそ、終わらせる……この生き地獄から抜け出せるはずだ…」
エイブラムスが先頭、後続にシャーマン。戦車計100両以上が轟音を立てながら前進。空では無人偵察機が低空を旋回し、日本側の火点を炙り出す。
日本軍前線壕
若い兵士「来た……でかい音、まさか…エイブラムスですか?」
小隊長「そうだ。来やがった。だが……下を見ろ」
前方の滑走路跡地には、地雷、対戦車爆薬、偽の退避壕が整然と並べられている。
小隊長「誘ってるんだよ、奴らをな」
爆発の連鎖 ― 旧滑走路が炎上する
エイブラムスが滑走路跡地に乗り入れた瞬間、爆発。連鎖的に地雷が炸裂し、続くシャーマン数両が足を止める。
敵兵「撤退!罠だ、滑走路が爆薬で埋まっている!」
敵兵「ダメだ!後続が詰まって退けない!」
一部の戦車は旋回を試みるも、火点からの対戦車砲が砲塔を直撃。数分で戦車15両以上が行動不能に。」
地下壕
伊賀瀬中将「滑走路作戦成功です。シャーマン数十、行動不能。エイブラムス3両、火災により誘爆」
高橋大将「手を出せば焼ける。そう教え込むんだ。…奴らが恐れるのは、倒せない敵より、見えない敵兵だ」
夕刻
戦車群は後退し、歩兵部隊も山中で足止め。島は再び静寂に包まれる。
兵士「これで、何日目ですかね……もうこの戦いも慣れてきましたね」
小隊長「慣れは良いが、油断するな。奴らはまだ諦めちゃいねぇ」
感想や評価をくれたら作者が喜びます




