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古今無双の傭兵が異世界へと行っちゃった話  作者: やまだ和興
クレナで生活する
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第122話―下街に戻る―

 取りあえず、日が沈まないうちに下街に行き、俺はシロウと会って住む場所を決めなければならない。


 その為、少し急ぎ足で上街の門へと行く。そして、門番にギルドの腕輪を掲げた。


「冒険者のムソウだ。今日はもう下街に行く。時間が無いからとっととしてくれ」

「はいよ、っと……。あ、アンタはさっきの……」


 門番は俺の顔と腕輪から出る俺の情報を確認しながら、呟いている。ああ、ギルドの前で絡んできた中に居たなあ、こいつ。門番は俺だと確認すると、スッと頭を下げてきた。


「さっきは本当にすまんかった」

「気にすんなって。それより、頼りがいのある指導者がいて良かったな」


 先ほどのことを謝ってくる門番の肩をポンと叩くと、安心したように顔を上げる。


「まあな。お嬢は歳は歳だが、あの見た目だからな。何となく娘みたいなもんだ」

「なるほど。それで俺に殺気立っていたってわけだな。まあ、もう気にしていないからよ。それより、まだか?」

「あ、すまねえ。もういいぞ。ところで、下街に急いでいくって言ったよな?」

「ああ、そうだが」


 門番の言葉に頷くと、男はまっすぐ俺を見てきた。


「だったら、花街は駆け抜けていけ。風よりも速く、飛ぶが如く、だ。

 何せ、この時間帯からは客引きで鬱陶しいからな。早く下街に行きてえなら……分かったな?」


 男はポンと俺の肩を叩く。なるほど……確かに繁華街というのはそういうものだよな。いちいち相手にしていたらキリがないというわけか。


 俺は男の言葉に頷いた。


「分かった……忠告感謝する」


 俺は門番達に頭を下げて、上街を出ていった。


 その後、俺は、わき目も振らずに走って花街を抜ける。


「あ、そこのお兄――」

「寄ってい――」


 妓楼や酒場の前で声をかけられるが知ったことでは無い。俺は一目散に花街を駆け抜ける。確かに、面倒そうだったからだ。

 俺は唖然とする客引きを尻目に花街を駆けていく。と、ここで、俺の行く先に何人か前に出てきた。この街の自警団、闘宴会の奴らだ。男たちはキッと俺を睨んでいる。


「おいコラッ! おっさん、花街で金落とさねえなんて太え野郎だ!」

「止まれッ! 身の程を――」


 俺は無間に手をかけ、怒鳴ってくる奴らを睨む


「邪魔だッ! どいてろッッッ!!!」


 ―死神の鬼迫―


 俺の正面に居た闘宴会の連中の表情が青くなっていく。そのまま俺は駆けて行くと、目の前にいた何人かは、しりもちをついた。

 俺は闘宴会の奴らを越えていく。抜き際に、しりもちをついている男に数枚の銀貨を投げる。


「酒代に足しとけッッッ!!!」


 そう言い残して、俺は花街を駆けて行った。


 その後、ツバキたちが居るであろう高天ヶ原が見えてくる。ちょっと気になったが、今日はもう時間が無い。サラッとそこを通過し、門が見えてくる辺りまで来た。俺は立ち止まり、門番の目の前まで行く。門番の男たちはぎょっとした顔で俺を見てきた。


「あ、アンタ、昼間の……」

「もういいのか? 花街は……」

「急いでんだッ! さっさと通しやがれッッッ!」


 俺はそう言って、ギルドの腕輪をかざす。中空に俺の情報が浮かぶが、門番たちはそれに目もくれず、俺に怒鳴ってきた。


「お前ッ! 俺達にそんな態度で良いのかッ!」

「俺達次第じゃ、ここからお前を――」


 これ以上、イライラさせんじゃねえ……俺は門番たちを睨んだ。


 ―死神の鬼迫―


 ビクッとして顔を青ざめる門番たちに口を開く。


「……まだか?」


 すると、門番たちはガクガクと震えて、俺に道を開けた。そして、例によって門番に、今度は金貨を一枚渡す。


 そのまま、門をくぐった。後ろで、我に返った門番たちが俺の渡した金貨を取り合っている音が聞こえるが気にしない。


 その後も俺は下街へと駆けて行き、坂を下りて、街の中まで来たところで、走るのを辞めた。通行人がギョッとして俺を見ているが、俺は膝に手をつき、息をしている。

 空を見上げると、まだ赤い。……良し、日が暮れるまでに帰れたな。やはり、体力は落ちているが、気になるほどではないなと自分に安心していた。

 ただ、疲れてはいる。行き交う者達の視線が注がれるのを感じながら、呼吸を整えていた。


 そうしていると、ふと誰かに肩を叩かれた。


「おい、おっさん大丈夫か? これでも飲めよ」

「はあ、はあ……ああ、すまねえな……」


 俺は顔を上げ、そいつが持っていた徳利をとり、口をつける。……中身は酒だった。少し酒精が強めのものだったが気にせずそれを飲んでいく。乾いた喉には、水同然だな。遠慮なく頂こう。

 やはり、この街の連中は、良い奴が多いなと更に飲んでいく。


「ぷはあっ! 美味えなあ~! ありがとよ」


 俺は酒を飲み干し、徳利を返した。すると、俺に酒を渡してきた奴は困った表情で徳利を見ている。


「……あれ? おかしいな。こうやって酒を渡して、「ぶはっ! 酒じゃないか! 何すんだよ~」みたいなのを狙ったが、何で全部飲まれてんだ? ……俺の今夜の楽しみが……」


 男が残念そうにそう言っているのが聞こえる。そう言われてもな……。走って喉が渇いている俺に酒を渡すのが悪い。

 大体、そんなこと企んでいたのなら、なお、同情の言葉もない……。そう思いながら、男に何て声をかけていいのかと眺めていると、あることに気付く。見覚えのある紋章が入った羽織、束ねられた長髪……。俺はハッとし、男に声をかけた。


「アンタ……シロウか?」


 男は昼間であった、自警団の長、シロウだった。シロウは悲し気に見ていた徳利から目をそらし、俺の方を見てくる。

 そして、何かを思い出すように頭を抱え出した。しばらくすると、目を見開いて、俺を指差してくる。


「あ……アンタは昼間、スリにあっていた冒険者か?」


 俺が頷くと、ハッとして、俺のことをジロジロと見てきた。


「な、何だよ……?」

「ひょっとして、アンタ……ムソウって名前か?」

「え、ああ。そうだが……あ、そう言えば名乗っていなかったな」


 そう言うと、シロウは段々と笑顔になっていく。


「何だ、そうだったのか! いや、あの時聞いていれば良かったなあ。

 アヤメの奴からここに来るということは聞いていたんだが、あの後にそう言えば、と思って気になっていたんだ。どうだ、アヤメたちには会えたか?」


 シロウは何やら興奮気味に俺にそう聞いてきた。


「ああ、お陰様でな」

「そうか。おっさん目立つから、花街辺りで闘宴会や冒険者に絡まれたり、上街に行ってもショウブ一家に目を付けられそうで冷や冷やしていたがな」

「それも大丈夫だ。ショウブ一家と奴らとはひと悶着あったが、そばにショウブが居たからな。何とかなった」


 俺の言葉に、シロウは目を丸くする。


「え、ショウブがアンタの味方をしたのか?ずいぶんと丸くなったもんだな……」

「いや、最初は喧嘩吹っかけられたが、その後全力で闘り合って、和解したよ」

「おお……おっさんは本当に強いんだな……。で、何で息切らしてたんだ?」

「ああ。花街行ったら客引きとか闘宴会とか面倒だから駆け抜けろってショウブ一家に言われてな……」

「あ、それでか。なるほど。それは的確な助言だな。流石ショウブの所の奴らだ。……まあ、こんなところで立ち話もあれだから、今日はうちに来いよ」


 シロウがそう言うもんだから、俺はわかった、と頷いて、シロウの後についていく。途中飲み干してしまった酒を買うために酒屋に寄った。

 そして、俺とシロウの分の酒を買ってやった。シロウは意外と律儀なんだな、と俺に感心していた。


 シロウの家は街の中心に位置していた。門構えからして立派なものだ。母屋の他に長屋と蔵もある。なかなか広い場所に住んでいるなあ、と思っているとシロウが口を開く。


「でけえだろ? 一人で住むには勿体ないから、あっちの長屋は自警団が寝泊まりするようにしてあるんだ。

 そして、何人かに住み込みで働いてもらっている。っと……ちょうどあいつらがそうだな」


 シロウは庭を指差した。その方向を見ると、何人かの女が庭の手入れをしたり、野菜などを家の中に運んでいるのが見える。

 俺達に気付くと女たちは深く頭を下げた。シロウは手を上げて、おう、と言っている。俺も隣でそいつらに一礼をした。


 そして、家の中に入ると、居間のようなところで何人かの男たちが談笑している。ここにも女中のような者達が何人かいて、男たちに茶を渡していた。

 シロウと共に居間を横切ると、何人かの男に声をかけられる。


「お、そのでけえ刀は……昼間、スリにあっていた奴か?」

「ああ。その節は世話になったな」


 俺だと気づいた自警団の男たちは、途端にニカっと笑った。


「やっぱりか~! なあに気にすんな。それよりもこっちこそ礼を言うぜ。街を乱す不埒な奴らを捕まえられたんだからな!」

「そういや、あいつらどうなったんだ?」

「どうもねえよ。花街から来たって言っていたから身柄はそっちに引き渡した」

「あれじゃあ、またスリとかやるだろうな……」


 ということは、闘宴会の人間だったというわけか。少なくとも花街ではやるかもしれないが、あれだけ脅しを利かせたら流石に俺にはしてこないだろう。


「でも安心しろよ。ぜってえ、おっさんには手を出さねえと思うぜ」

「ああ。あのバカ二人、最後までブルブル震えていたからな!」


 男たちはそう言って、大笑いしている。ああ、やっぱりそうか。ならば問題ないかと俺も男たちと笑った。ああ、やっぱり下街の奴らとは気が合うな。何と言うか、懐かしい気持ちになる。そう思っていると、シロウに肩を叩かれる。


「何してんだ? 早く来いって」

「ああ、すまない」

「お前たちもだ。茶飲み終わったら女たちの手伝いでもしてろ。あと風呂にも入っとけよ。客人の前で汗臭い醜態をさらすな」

「「「へいっ!」」」

「シロウの旦那も充分汗臭えがなっ!」


 男たちの中の一人がそう言うと、皆笑い、シロウも笑いながらその男に、なにおう! と突っかかる。ほう、こちらの自警団もショウブの所と一緒で、頭のことを部下がちゃんと思っているみたいだな。

 そして、やはりいいな、こういうの。タカナリの所に居た時の皆とのやり取りを思い出した。

 ……そうだな。シロウはハルマサによく似ているな。歳も近そうだし、部隊長然としている時もあれば、子供のような時もあって……。

 そして、仲間たちに信頼されている。そうか……先ほど感じた懐かしい気持ちはこういうことだったか……。


 その後、俺はシロウについていき、奥の部屋へと入って行った。そして、シロウと向かい合わせに座る。


「では、改めて自己紹介だ。俺はここクレナの下街の自警団であるジロウ一家二代目頭領、シロウだ」

「ああ。俺はマシロから来た冒険者のムソウ、この世界で言うところの迷い人だ。よろしくな」


 そう言うと、シロウは顎に手を置いて、俺を見てくる。


「なるほど……迷い人か。こちらの世界にはいつ頃来たんだ?」

「一か月と半月ってところだな……もうずいぶんと慣れたものだよ。ただ、やはりこの世界の住民なら誰でも知っているというようなことは抜けていることがまだあるな」

「ほう……例えば?」

「アンタらの育ての親であるジロウという男については今日知った」


 そう言うと、シロウは、少し目を見開き、そうか、と頷く。そして、どこか寂しそうな顔をした。その様子にやはり、と思って俺は口を開く。


「アヤメとショウブもそうだったが、ジロウが居なくなって自信が無くなったか?」

「ん? ……そうか、あの二人もか……。まあ、そうだな。親父が居なくなった時から始まったこの街の変化を止められなかった責があるからな……やはり、俺では……」


 シロウは俯きながらそう言っている。俺は一つため息をつき、素直に思っていることを話した。


「あのよ……アヤメたちには言っていないが、お前ら、ジロウを意識し過ぎだと思うぞ。それじゃあいつまで経っても自分で納得できる自分ってものにはなれないと思うが……」

「それはわかっている」

「いや、分かってないだろ。お前らはジロウと自分を比べて、その結果落ち込むあまり、大事なものが見えていないようだ」

「ハッ……よその人間は何とでも言える。アンタはジロウという男を知らないから好きに言えるのさ」


 シロウは若干イラつき気味にそう言ったが、俺は態度を変えなかった。


「ああ。俺はジロウのことは知らない。……なら、ジロウを知っている者達からの言葉ならどうだ?」

「……何のことだ?」

「ああ、やっぱりわかってなかったか……この街の住民たちはお前のこと認めていたぞ。ジロウの後継者としてうまくやっているってな。

 そして、ショウブ一家もショウブのことをちゃんと慕っていたし、高天ヶ原で働いている妓女もアヤメのことを敬っていた。

 よそから来た俺はよくわからないのはこの際どうでも良い。重要なのは、お前たちが何を護ろうとしているのか、そして、お前たちが護ろうとしている奴らがお前たちに何を思っているのかが大切だと思うんだがな……」


 俺がそう言うと、シロウはハッとした様子で、目を見開く。先ほどもそうだったように、ジロウ一家の奴らもシロウのことをちゃんと仲間の一人として認めている様だった。コイツら、自分が思っている以上に、街のためになっていると俺は思ったんだがな……。


 そう思っていると、ふと思ったことがあった。俺はなおもぼーっとしている様子のシロウに口を開く。


「俺の場合はな……」

「……ん?何の話だ?」

「いや……お前らを見てて思いついた話がある……俺にも親のように思っていた奴がいた。憧れては、いなかったが、今でも尊敬している奴だ」

「へえ……どんな奴だったんだ?」


 そう聞いてくるシロウに俺は、俺を息子と呼んでくれた、闘鬼神頭領、エンヤとのことについてシロウに話した。


 身一つで傭兵集団闘鬼神を創り、捨て子だった俺を拾い、そのまま闘鬼神に入れ、「斬鬼」と呼ばれるほどにまで強くしてくれたエンヤと、コイツらにとってのジロウがどことなく似ているような気がしたからだ。俺の話をシロウは頷きながら真剣に聞いてくれている。


「……そんな人がアンタにも居たんだな……。で、そいつはそれからどうなったんだ?」


 そう聞いてくるシロウに俺は口を開く。


「……死んだよ。俺の目の前でな。……アイツは、最期にこの無間を俺に託し、俺のことを、自分にとって誇りある闘鬼神の仲間で、“息子”だ、と言ってくれたんだ。

 そして、数年が経ち、俺はエンヤの旧友からアイツの心を知った。

 ……その時思ったんだ。これからは、アイツの分まで強くなろうって。アイツが誇れる“息子”で居ようってな」


 俺はシロウの目を見て、最後に、


「お前らもよ……ジロウって奴に誇って貰えるように、今はがむしゃらにやってみろ。そして、ジロウが帰ってきた時によくやったと言われるようになってみろ。

 幸いジロウは生きてんだろ? 俺と違って褒めてくれる奴が居るんならそうやって親孝行してやれ」


 と言って、シロウをまっすぐ見た。シロウは俯き、しばらくすると顔を上げ、静かに頷いた。幾分不安なところはまだ見えるが、ひとまずこの場では決意を固めたらしい。

 俺はよしっ! と言って笑った。


「……さて、そんなお前らに一つ頼みごとがあるんだが……」


 シロウはガクッとした様子で頭を掻いている。


「何だ? 急に話の調子を狂わせて……」

「まあ、良いじゃねえか」


 急に声色が変わった俺にシロウは戸惑っているが、気にせず、俺はショウブから預かった紹介状をシロウに渡した。シロウはそれを開き、目を通している。


「なるほど……拠点となる家を探しているってか……」

「ああ。色々考えた結果、貴族が居なくて、余計な問題を起こしそうになく、自警団がきちんとしている下街に住もうかと思ってな」


 俺が笑いながらそう言うと、シロウの顔色が先ほどよりもだいぶ明るくなる。よし、立ち直ったみたいだな。


「そういうことなら一件あるぜ。まあ、少し広めだがな」

「ほう、どこにあるんだ?」

「街からは少し離れたところにある。と言ってもそんな距離じゃない。元々親父や俺達が使っていたところだったんだがな、親父が行方不明になってほったらかしなんだ。

 家の掃除やら修復やらの代わりにってんなら、貸すぜ」


 シロウの話によると、その家は、昔ジロウがシロウ達を拾って孤児院兼自宅代わりに使っていたということで、道場なども併設されているという。なかなかに広いらしいが、ジロウが行方不明になってからは、付近の住民たちもどうしたらいいのかわからず、そのまま放置していたのだという。

 偶に自警団の奴らが綺麗にしているというらしいが、結構ガタがきているということらしい。

 そこで、俺が言ったように、ジロウがいつ帰ってきてもいいように、俺がそこに住むのなら、掃除と、壊れた箇所の修復なども頼むということらしい。


「どうする? 正直、他には思いつかん。少し時間をくれれば見つかるかもしれんが」


 そういうシロウの前で俺はどうするか考えている。まあ、屋根があってそこそこ寝泊まりできればいいし、最悪、依頼をこなすまで雨風を凌げればいいと思っているので、俺はシロウの問いに答える。


「分かった。じゃあ、そこにしよう」


 そう言うと、シロウは頷き、その屋敷への簡単な地図をくれた。

 その後、今日はもう遅いからと、シロウは俺を泊めてくれた。自警団の奴らと二十人ほどの女中たちも居て、晩飯は大いに盛り上がる。

 飯を食っている最中、昼間のスリと俺のやり取りを真似しだす奴らが居た。見てたなら助けろと言うと、だっておっさん怖かったもの、と俺を振るえる目で見てきた。

 そんなやり取りをして、皆は笑う。シロウも笑う。つられて俺も笑った。その後は誰が一番酒が飲めるかという勝負もやった。

 一番は俺で、二番は自警団の中でも特に大柄な男。ちなみにシロウは早々に脱落していた。二番目の男が参ったと言って倒れ込むが、まだ酒は大量に余っている。勿体ないからと俺がすべて飲むのを皆、顔を白くして眺めていた。


 そして、風呂に入り、シロウが用意してくれた来客用の寝室で俺は眠りについた。明日からは依頼に取り組む。少しだけでも疲れをとっておこう……。


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