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主人と従者と大団円Ⅴ 主従走る!之巻【最終話】

「前回のあらすじ!」

「うむ!」

「ご主人! 一転して大大大ピーンチ!!」

「くっそマジ無理……」

「ご主人の口調がヤバいことになってる」

「しっかりしろシアン・ルーン! これが最後だろうが! 今回のあらすじ!」

「わぁ姐御が出てきた! しかも、あらすじコール持ってった!」

「『ご主人は女傑恐怖症』は今回で最終話となる! ここまで読んでくれた皆に感謝申し上げる! 私とニギエラ様との愛の決着にも、乞うご期待だ!」

「みんな、ありがとねー」

「読者のみさなま、謹んで感謝申し上げます」

「生かして帰さんぞぉぉおおおお!!」

 さながら獲物に襲いかかる食人獣(マンティコア)のごとく、公爵が飛び掛かった。

 その瞬間、シアンの精神は限界を遥かに超越して、渾沌と恐慌の中に埋没した。

「来るなぁぁぁあああ────ッ!!」

 追い詰められたネズミは、食人獣にすら噛みつく。

 たが今回に当てはめて言えば、そのネズミの歯は龍並みに大きく、鋭かった。

 ドォン──地鳴りのような音が響いた。

 黄金の胸甲(ブレスト)が砕け、公爵が宙を舞う。

 公爵の胸に炸裂した、シアンのキックだった。

 装備を含めて一〇〇キロを超える巨躯の突進を跳ね返すばかりか、黄金すら砕く、全身全霊の一撃だった。

 胸甲の金の破片に混じって、何十本というキツネビゲシの針が飛散していた。

 やはり、公爵は胸の装飾に針を仕込み、それを叩くことで仕掛けを作動させ、一度に大量の魔薬を摂取して爆発的に力を高めていたのだ。

 が、シアンにとってそんなことは、もはやどうでもいい。

 振り切ったはずの悪夢は、まだ終わっていなかった。

 地上に墜落したヴランティールが立ち上がったのだ。

「うわああああ────ッ!!」

 見栄も外聞もなく、シアンは頭を抱えて絶叫した。

 胸甲を破壊したのが不幸中の不幸だった。

 見たくもない超ド級女傑の、露わな胸を見てしまったのだ。

「ぬがあぁぁぁああああ!」

 それが、もはやヒトでもケモノでもない雄叫びを上げながら、迫ってくるではないか。

「ごしゅじぃぃぃん!!」

 瞬間、その二目と見られない顔を、マオのフルスイング鍋が薙ぎ払った。

 主人を救わんとする一念ゆえか、その鍋に籠められた威力は肉体の脆弱さを超越し、公爵を一撃でその場に叩き伏せた。

 それを合図にイリーズが、ニギエラが──否、その場にいた全員が一斉に公爵へと飛び掛かった。

 全員が素手か、あるいは打撃系の武器を握っていた。剣の鞘を振りかざしている者もいる。たちまち怒号と、足音と、公爵を殴る音が、アリーナを満たした。

 メガロニア王子と親衛隊が、総出でヴランティールをボコボコにしているのだ。

 その狂乱のはずれで、シアンは膝を折り、手を突き、大地に向かって嗚咽していた。

 いっそ死にたかった。心はすでにズタズタである。

 目の前にマオが立った瞬間、何も考えずに、その身体をかき抱いていた。

「ご主人、もう大丈夫。終わりやした」

「怖かった…………怖かった、マオ」

「大丈夫。ほら、もっとギュッてしていいでやすよ」

 シアンは言われた通り、いっそう、きつくマオを抱きしめる。

「ほら、ご主人……顔を上げて。涙を拭いて。でもってオイラにキス────」

「調子に乗るなぁー!」

 途端に正気に戻ったシアンの後方転回脚(サマーソルトキック)が、マオを空にかち上げた。

 そんな主従を、遠くから見守りながら、フルレラはフッと溜息を吐いた。

(シアン様には、やっぱりマオが一番ね)

 この主従の間には、もう何人たりとて入り込めないだろう。

 悔しいながらも、晴れ晴れとした、少女の初恋の終わりだった。

「確保ー!」

 狂乱の中心でイリーズが叫び、「おー」と勝ち鬨が上がった。

 親衛隊の群れが散ったとき、そこには鎧をすべて剥がされ、マントで簀巻きにされ、縄の代わりに鎖で雁字搦(がんじがら)めにされた公爵の姿があった。

 端からニョキリと突き出た顔は、もはや原形を留めていない。

 鎖にもかかわらず、その縄目は一見して卑猥である。

「渾身の作よ!」

 清々しい笑顔でウィリアミナが額の汗を拭い、イリーズとマデリーンが呆れる。

「シアン・ルーン!」

 親衛隊を掻き分けて、ニギエラがシアンに駆け寄ってきた。

「ニギエラ王子。聞きたいことがある」

 堕ちてきたマオを片手で軽々とキャッチし、シアンは訊ねる。

「公爵はなぜ、謀反など?」

 心なしか、そのこめかみには青筋が浮いている。

「父上から聞いたのだが、伯父上……いや、伯母上は幼少の頃、男として育てられたらしい。先々王、つまり僕の祖父は、なかなか男子に恵まれなかった。だから、娘の一人を無理矢理、跡継ぎにしようとしたんだ。だけど、父上が生まれたおかげで、お払い箱にされてしまった。自分の家族ながら、酷い話だと思うよ。伯母上はそれが許せなくて、自分が女だということを封印し続けたんだ。多分、復讐のつもりで……」

「お父様だって────」

 傍に寄ってきていたフルレラが言う。

「そんな伯父様を不憫に思ったからこそ、真実を隠して、兄として接してこられたというのに。公爵にまで取り立てられたというのに…………」

「伯母だって被害者かもしれない。でも、やり過ぎたんだ」

「スワルは、本当に奴の娘なのか?」

「伯母の、女としての唯一の過ちさ。父親は解らない」

 シアンはフゥーッと深い溜息を吐き、マオを降ろした。

 もう、怒る気力も湧かない。

「ニギエラ王子。性を偽り、あなたを欺き続けていたこと、申し訳なかった。本来なら、一国の情勢に私が関わるべきではない。だが私は、この国と民と、そしてあなたを想う、王女とイリーズ隊長の心に打たれのだ。彼女たちを大事にしてくれ」

 いつのまにか、王子の背後にはイリーズ以下、親衛隊がズラリと並んでいた。

 その光景に吐き気を催しつつも、シアンは毅然とした足取りで彼女らの方に向かう。

「シアン・ルーン?」

「それから、スワルを丁重に葬ってやってくれ。それが私の願いだ」

 王子と擦れ違ったシアンは、マデリーンの前で足を止めた。

「シアン様ッ?」

 マデリーンが驚いて声を上げた。その白い手を、シアンが握り締めたのだ。

「一目見たときから、決めていた。愛している。どうか私を信じて、一緒に来て欲しい」

 周囲が「うわッ」とざわめいた。

 多数の聴衆を前に、大胆な愛の告白である。

「その御言葉、とても嬉しゅうございます。シアン様」

 マデリーンも微笑みかえす。

「では────!」

「ですが、いけませんわ。私、もう心に決めた方がおりますの。一生を添い遂げるつもりですわ」

「な……ッ!?」

 シアンは開いた口が塞がらなかった。

「そ……そんな…………」

 主人の背後では、マオがひっくり返って大笑いしていた。

「あの……シアン様」

 項垂れ、意気消沈するシアンを見かねて、フルレラが声をかけた。

「私でよければ、ご一緒させてください。あまり、遠くへは行けませんが」

 この上、マオと張り合おうというつもりではなかった。ただ、好きになった相手が寂しそうにしているのを見ていられなかったのだ。

「ああ、いいよミラ……フルレラ。気を使ってくれなくて」

 一国の王女を供にする重責は、さすがに勘弁願うシアンである。

「いえ、私。そんなつもりじゃ……」

「てやんでい。それに、ご主人にはオイラがいらぁ。泥棒ネコは()ねぃ。しっし」

 自分のことを棚に上げて、マオが誰にも渡さぬとばかりに主人の肩に飛びつく。

「そんなのじゃないって! 私ただ────」

「きみたち。何を言ってるんだ?」

 突然、ニギエラが割って入った。

「シアン・ルーンは、僕と結婚してここに住むんだよ」

「はああぁぁッ!?」

 全員が凍りつくなか、今度はニギエラがシアンの手を取った。

「楽隊、奏でよ! 今ここに《次期王妃決定武術大会》の勝者が決定したぁ!」

 王子が叫ぶや、どこからともなく、勝者のための雄壮なファンファーレが鳴り響いた。

「ちょっと待て! 私は男だ!」

「ああ、最初から分かっていたとも!」

「なにぃ!? は! まさか……王が言ってたあんたの秘密って──!」

「そうとも! 僕はきみのような人を待っていたんだ。シアン・ルーン!」

「は!? おい! じゃぁ、あんたにとってイリーズってなんだ────!?」

「ああ、イリーズはたしかに大事な人だとも。だが、違うんだ! 彼女は僕にとって……頼れる姉のような存在で…………とにかく! 僕は、女は愛せない!」

「そ……そんなぁー!」

 イリーズが上擦った悲鳴を上げた。

 貧血を起こしたかのように倒れ込むその身体を、フルレラが慌てて支える。

「じゃぁ、あの時、イグニスに私を襲わせたのも……ッ!」

「そう。あの時きみに知られては、棄権されるかもしれなかった。だけど、今なら誰にも文句は言わせない。これは運命だ。結婚しよう!」

「許さあああぁぁぁん!!」

 突如、王室席から響き渡った大音声に、場内が一気に静まりかえった。

「お……お父様!?」

 いかにも、マントを纏い、錫杖(しゃくじょう)を手にしたラルフ王その人である。

 だが昨夜とは打って変わって、二本の脚で堂々と地を踏みしめている。声の気迫も、まるで別人だ。

「ぬおおおおぉぉぉ!」

 それどころか、今まさに王室席から猛烈な勢いで客席を駆け下りて来たではないか。

 そして一蹴りでシアンたちのもとまで跳躍し、華麗な着地を決めた。

「父上!? そんな……あの薬は、あと一週間は────あ!」

 言ってから、ニギエラは口を滑らせたことを悟った。

 シアンの手を放して、一人あたふたする。

「お兄様ッ! お兄様が!?」

「そおーかぁ。やはり、儂に一服盛ったのは貴様かぁ。そのために司祭を丸め込んで魔族と契約までするとはのぉ。ふっふっふ、その司祭も先ほど口を割り追ったわい。残念だったな。シアン・ルーン殿の御従者に、よい毒消しをいただいたのだ」

 怒りに血走った眼が王子を睥睨する。さすがに真の国王だけあって、直立したラルフ王の威圧感は公爵の比ではない。

「マオ、お前、王に逢ったのか?」

 背にしがみついたままのマオに、シアンが囁き声で訊ねた。

「へえ、ちょっとうろついてたら、たまたま。魔界で採れる珍しい薬草って一目で解りやした。ヒトが摂ったら半年くらい力が抜けるってやつなんですが、なんでか、ラムネ大量に食ったら治るんでさ。あ、オイラひょっとして、いらねぇことしやした?」

「ラムネで治るのか…………いや、助かった」

「あーあ。せっかくウチが、魔界の果てから採ってきたっちゅーのに。勿体な」

 主従の背後で、イグニスがふて腐れた。

「貴様のような不届きな息子には、まだまだ王座などくれてなるものか! シアン・ルーン殿!」

「は、はい!?」

 元気になった王の気勢を前に、シアンも思わず身を竦めてしまう。

 すると突然、王が地に身を投げ出し、地に手を突いた。

「このたびは我が国の危機をお救いくださり、まこと感謝に堪えませぬ! また、愚息と兄が多大な御迷惑をおかけしいたしましたこと、どうか……どうかお許しくだされ!」

「あ、いえ。顔を……顔を上げてください」

「私もこの通り、あなた様の御従者のおかげで快復いたしました! この上、大変図々しくもお願いいたしたき次第! どうか……どうか私の愚息を貴方の旅に連れていただき、立派な男として鍛えてやってはくださいますまいかぁ!?」

「あんた今までの話、聞いてたぁ!?」

「それはいい。流石は父上! シアン・ルーン、僕からもお願いする! 僕を鍛えてくれ!」

 平身低頭する父親の隣に、ニギエラが膝を突いた。

「いや、これ見よがしに乗っかんな!」

「あ、おもろい。ほなウチも。あんたら二人に、ちょっと興味湧いたし」

 ニギエラの隣に、イグニスが平然と立った。

「さっさと契約解いて、魔界に帰れ!」

「だめぇー! お兄様が行くくらいなら私が行きます! シアン様ッ、私を供に!」

 さらにイグニスの隣に、フルレラが正座し、祈るような姿勢でシアンを見上げた。

「だからダメだって! 王女様なんか連れて行けないだろ!」

「ご主人! 今こそ言います! オイラと結婚して!」

 またさらにフルレラの隣にマオがひざまづき、指輪を差し出してきた。

「やかましい! どっから盗った!?」

「ちゃんと買いやした! こん時のために、少しずつお金貯めて!」

「売れ! ええい、マデリーン!」

「はい」

 シアン自身ももはや破れかぶれだった。伴侶を決めてしまえば、すべてから逃げられるという意味不明な理論が、脳内に構築されてしまっていた。

「きみの恋人と決闘させてくれ! 私の愛の方が強いと、証明してみせる!」

「面白いわ! やったろうじゃない!」

 驚いたのはシアンだった。

 ウィリアミナが、やにわに他の隊員の剣を奪って、抜刀したのだ。

「え、なに!? なんで!?」

「申し訳ありません。私、女の人しか愛せませんの」

「この国、こんなのばっかり!?」

「待てシアン! その前に私と決闘だ!」

 今度は真横からイリーズが手袋(誰のかは分からない)を投げつけてきた。

「こうなったら略奪婚でもなんでもいい。ニギエラ様と添い遂げるのは私だ! 闘え!!」

「だから、私は王子と結婚しないと言っているだろうがッ!」

「シアン・ルーン殿!」

「シアン・ルーン!」

「シアン様ァ!」

「ごしゅじぃん!」

「覚悟はいい、シアン!?」

「シアン!」

 口々に発せられる呼び声に、シアンはもう、自分の名前がなんなのかも判らなくなっていた。

 そして遂に、プツンと、理性の糸が切れた。

「うわあああああぁぁぁッ!!」

 気がつけば、悲鳴にも似た叫びを上げながら、マオの頭を鷲掴みにして、全速力でアリーナから走り去っていた。



     ※



「へぇ」

 新聞に目を通していたマオが、小さな歓声を上げた。

「ご主人、《メガロニア次期王妃決定武術大会》が仕切り直されて、イリーズの姐御が決勝で、あのガネスを降して優勝しやしたぜ」

「そうか……」

 食後のミルクティーを啜りながら、シアンは静かに応えた。

 ここはメガロニア領の末端にある、小さな村の大衆食堂。

 王子らと親衛隊の追跡を振り切り、主従が円形都市を脱出してから、はや一ヶ月が経っていた。

 シアンにとって、あの国での出来事は、もう思い出したくもない。

 だが、あれだけ思い詰めていたイリーズの願いが叶ったことには、素直に喜びと安堵を覚える。これで、あの王子も丸くなるだろう。

 祝電でも打とうかという気分だった。

「あれ? 続きがある。えー……ご主人」

「なんだ?」

「閉会式翌日に、ニギエラ王子が失踪しやした」

「…………は?」

 そのとき、宿屋の玄関が勢いよく開かれた。

「やっと見つけたよ! シアン・ルーン!」

 出し抜けに飛び込んできた巨体の青年に、食堂にいた全員が、眼を点にした。

 シアンは口に含んでいた茶を、盛大に噴いていた。

 漆黒の甲冑を一般的な軽装の革鎧に替えてはいたが、それは紛れもない、ニギエラ・ヴァン・メガロであった。

「逃げてきたんだ。きみのことが忘れられなくて! 後生だ、傍に置いてくれ! いいや、答えなくてもいい。僕は決めたんだ! きみの行くところが、僕の行くところだと!」

「消えろおおおお!」

 シアンの渾身のキックが決まった。

 ニギエラの巨体が吹っ飛び、屋根を破壊して、外に消えた。

「行くぞマオ!」

「あいよー」

 テーブルの脇に置いていた旅行袋を背負い、主従は宿から飛び出した。

「ちょっとあんた! うちの屋根どうしてくれんだ!?」

「正当防衛です!」

 恰幅のいい宿屋の女将に弁明しながら、シアンは逃げる。

 その後ろを、嬉しそうな顔でマオが走る。

「待ってくれ、シアン・ルーン!」

 木の枝に引っかかっていたニギエラも、飛び降りて主従を追う。

「おもろいなぁー」

 その木の頂上では、イグニスがクスクスと笑いながら、三人を眺めていた。

「弁償しろー!」

「シアン・ルーン!」

「ごしゅじーん!」

「嫌だぁー!!」

 シアンの災難は、当分、終わりそうにない。




          『ご主人は女傑恐怖症』 了 


「これが最後のー! 『ご主人は女傑恐怖症』裏話コーナー! ふっふっふご主人、ついにあの話をするときが来やしたぜぇ」

「ふむ、そうだな」

「なんだ貴様ら? あの話とは……」

「姐御は気付かなかったのかい? 名前の元ネタがガンガン明かされてゆくなか、二人だけあえて放置されてたのを……」

「なんだと……は、そういえば……! ニギエラ様とフルレラ様が…!」

「その通りだ。実は二人ともが物語の結末にかかわる要素から名前をつけたものでな。途中で明かしてしまうと、ネタバレになるのだ」

「さぁー分かった人はいたかなぁー?」

「ネタバレ? 一体何だというのだ?」

「早い話が、私との関係だ。王子は私に逃げられた。[逃げられ]→[にぎぇられ]→[ニギエラ]というわけだ」

「バンザーイ!」

「くっそぉーニギエラ様ぁ、なぜこんな男に!」

「どうどう、次はフルレラ王女でさ」

「本編では状況が少々異なるが、キャラクター・コンセプトの段階では王女は文字通り、私にフラれる役回りだった」

「フラれる?」

「フラレル」

「バンザーイ!」

「やかましいわ!」

「どうどうどう」

「私は──!」

「ゴリラ」

「最後までこんなノリか貴様ら!!」




作者からのあとがき


 『ご主人は女傑恐怖症』をお読みいただき、まことにありがとうございました。

 作者としては、主人が「来て、視て、勝つ」というシンプルな構成で書き始めたつもりが、あれよあれよというまに総文字数約17万というなかなかの長さになってビックリしております。

 これだけの長編に最後までお付き合いいただいた読者のみなさまには感謝の念しかありません。

 このあと、シアンは王子から逃げ切れたのか、残されたイリーズはどうなったのか。実はすでに第二作の初案は完成済みですが、しばらくは別の作品の完成に努めたいと思います。

 もし当作品を面白いと思っていただけましたらば、評価&感想をどうかよろしくおねがいします。

 ストーリーや文章についてのご指摘もありましたらば(今後、よい作品を書くためにも)どうぞお聞かせください。

 では、またなにかしらのお話でお逢いいたしましょう。



    2020/2/21 作業用トランス音楽を聴きながら

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