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メーデー・メーデー・  作者: ありくらげ。
海の幽霊編
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106/108

海の幽霊

「たしか、こっちの方だったはず!」

5人とサタナキアは下り坂を降りながら、先程の大きな音が鳴った方向へと走りながら向かってた。


「クンクン…」

サタナキアは匂いを嗅ぎながら、何かを感じとった。


「悪魔じゃ…! そっちには悪魔がおる!」


「え!?え!!」

悪魔という言葉にセキヤは動揺した瞬間、足元が緩み姿勢を崩してしまった。


(くそっ、仕方ない)

「ナキア借りるぞ!」

そう言い、ナキアの許諾を聞く暇もなくナキアの顔にGOAT(ゴアト)を被せた。

その瞬間ナキアの髪色は徐々に黒く染まりながら長く伸び始め、服装は黒いドレスへと変わった。

すると、すぐさま後ろを振り向き、顔から転びそうになっていたセキヤを前からタックルするようにぶつかり、それと同時に背中を掴み、もう片方の手でセキヤの腕を掴んだ。


「セキヤ!動揺してたら転ぶに決まっておる!気をつけるんじゃ」

とサタナキアはセキヤをファイヤーマンズキャリーで持ちながら指摘した。


「この格好…なんか、ダサい…」

セキヤは少し恥ずかしがりながらも、サタナキアにしがみつき、サタナキア達はそのまま先へと進んだ。


「ここじゃ、悪魔の匂い」

サタナキアがそう発言して、留まった場所はあまりにも広大な湖で、あの高台から見下ろした時にも見えていた所


―旧夜談湖 前

だった。


「ここが、さっきの大きな音の原因の場所?」

セキヤはサタナキアの背中越しから湖を見つめながら、小声でサタナキアに下ろしてくれるよう頼んだ。


「フォルおじさんが言ってた、元々夜談湖って呼ばれてた場所…だよね?」

ドリーが再確認するように他の4人に声をかけた。


「…あぁ、だがなんでここに悪魔の匂いが」

ハンテは周りを見渡しながら、いつでも能力を発動できるように構えをとった。

テータもハンテのその行動に気づき、近くにあった河川敷の石を拾った。


(喋らなくとも、ハンテとテータは気づいておるな…)

サタナキアは2人の行動に評価し、姿勢を変えた。


「え?え??何が起きてるの?」

ドリーは3人の様子が変わったのに気づきながら動揺をしていた。


「来るぞ…」

サタナキアがそうつぶやくと、湖から何かが込上がってくるように泡を立てた。


「ザッバァァァァン!!!」

と強い波音を立てながら、巨体なクジラが現れた。


「クジラ…!?」

そのクジラは白く大きくて、その頭には一角の角が生えており、あまりの大きさに 5人は驚愕をした。


「あやつじゃ、あやつが悪魔じゃ!!」

とサタナキアは大声をあげながらクジラを指した。

ありくらげ。です

めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!

ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。

ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。

ではまた。

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