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メーデー・メーデー・  作者: ありくらげ。
海の幽霊編
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104/108

サタナキアの直感

「…それで改めて、話して良いか?」

ドリーの宣言から数分後の出来事だった。

サタナキアは5人の中心部分と思われるところまで浮いて声をかけたが、前と違うのは5人とも目が暗くもないし、いがみ合ってすらもない まるで心がひとつになったように見えた。


「…聞くまでもないか。」

とサタナキアは5人の顔をそれぞれを見つめた。


「まずは1つ、この山 談夜山は確実に悪魔がおる。」

サタナキアの第一声は、ここに居る誰もが予想していた想像が確信へと変わった瞬間だった。


「山の管理人さんであるフォルさんは悪魔のことを知らない…だから僕らの行動を遊び半分にしか見えてない、あのままじゃ」


「「フォルさんが危ない」…でしょ?」

と今の状況を整理しながら語るセキヤに対して、何を言おうとしてるのか理解したハンテが笑いながら声を合わせた。


「そして、今から話すのが…我の計画じゃ。」

サタナキアは神妙な声色に変わって、それぞれの顔を改めて見つめた。


「我ら悪魔と天使が協力するわけが無い。 しかしベレトが協力してたことによりひとつ引っかかっていたことがあった。」


「憶測じゃが、キルフィールは天使ではない。」

サタナキアは衝撃的な発言を5人に語った。


「いや、そんなわけないでしょ、私も見たし」

ハンテは驚愕しながら、キルフィールを見ていたこともあり、天使ではないならあの存在はあの能力はありえないとサタナキアを否定した。


「まぁ、落ち着け、天使は天使でも…」


()()使()…か?」

テータはなにかに気づいたようにサタナキアの発言の後に呟いた。

テータの発言にサタナキアが乗り移ってるGOAT(ゴアト)は頷くように仮面が傾いた。


テータはベレトの時から少し引っかかってはいた。

なぜベレトを最初に選んだのか、なぜ従って襲ってくるなら他の悪魔も呼ばないのか その疑問が答えとなっていたのだ。


ベレトは以前に能天使であったという過去があっただから、キルフィールは天使である。

そう思っていたテータの考察がミスリードだったのだ。


「ベレトは、あの後何者かに殺された。 ベレトが乗り移っていた黒猫の死体が住宅街のある一角で見つかった…我が見た時には胸を一突きじゃった。」

とサタナキアはベレトことベータの死体を見たと告白した。


「…うそ」

ハンテはショックで両手を口を塞いだ。

その瞬間ハンテの脳内にはベータといた過去が振り返ってきて、あまりの衝撃的な出来事にハンテは足から崩れ落ち、地面を向くように顔を俯いた。


ハンテの崩れ落ちた姿からサタナキアは目を背けた。

こうなるのを知ってたから、教えたくなかったのもあった。

今から語ることは全員を裏切るような発言であることなのは理解していたからだ。


「正直に話そう。キルフィールの正体は…私の元親友である ルシファーじゃ」

ありくらげ。です

めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!

ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。

ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。

ではまた。

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