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真名の真実!

おはようございます。


「今!」

バイクリが言う。初霜殿下が斬り込もうとする。フローベが割って入って来た。


「うーん。。ルナマリアさん 手出し無用のはずでは?」

「手は一切出しておりませんが?」

『手は! 出して無いもんね。嘘は付いてない』


突然 エバーンスゾン様が 私に突進して来た。私はエバーンスゾン様を真正面から受け止めて 正拳突きを思いっ切り入れる。エバーンスゾン様は 打ち込まれても余裕と思ったのか。意図的なのか 全く避け無かった。

綺麗に正拳突きが入る。


「ぐはっーー。。」

エバーンスゾン様が かなり吹き飛ばされて 苦痛の顔をなさり悶絶する。

チャンスと思い 間合いを詰めて 乱打を打ち込む。何度も何度も繰り返す。

『エバーンスゾン様を圧倒して!出来るかわからないけど、、私を主と認めさせて真名を刻み込む。フローベから解放する!』


「ぐはっ。ぶはっ。ぐぼっ」

こののまま一気に! 


私が 回し蹴りを決め様として時計周りにかなり高速に回転して蹴りを繰り出そうとした瞬間。フローベが私の足を手で受け止める。どうやら 見かねて割って入って来た様だ。


「うん?」

初めて フローベの余裕の表情が ほんの少し歪む。


「さすがですね。。試作品 発展型とは だいぶ違う様ですね。私のペアは」

「ペア?」

「双子神には 双子の魂が必要なのですよ」

「・・・わからん」

私は ダメージをかなり受けたエバーンスゾン様を横目に フローベを攻める。乱撃に乱脚 猛攻を浴びせる。

「なかなかの速度ですね。。」

フローベはどれも私の速度が想定以上なのか 躱す事が難しい様だが受け流し続けている。流石だ。

「挨拶だけと思っていましたが 正直あなたがそこまでとは。。予想以上でした。私も少し本気を見せましょう」


「『神発色しんはっしき』」

フローベがそう言うと 闇黒の炎がフローベを包んでいく。自身が神である事を強くアピールするかの如く自身の身体から発色する。全身が闇黒の炎を上げており 更に2頭の闇黒の竜が 人族への呪いの竜の如く 前後にとぐろを巻いている。

右手には竜の牙を模した大きな剣 左手には竜麟の盾を持っている。従えているエバーンスゾン様の影響か。フローベから 何とも言えない圧 プレッシャーを感じる。力の強さが凄まじい!更に闇黒色に輝いている。光っている。


そこへ イブケンタウ殿下と 初霜殿下が 斬り込んで来た。私も正拳突きを思いっ切り入れに行く。

フローベは びくともしない。それどこか 闇黒の炎に当てられて 殿下達が躱せず墜落していく。バイクリ妃が氷の山を築いて 地面への墜落を防いで下さる。2人はダメージこそあるが立って体制を立て直している。良かった。


私の正拳突きも 気にしてない様子だったので 顔真正面に超音波を出してみる。

「アオリュウ!」

アオリュウと重ねる。

「きぁあーーーーー」


フローベが 少し眉を歪める。

「闇黒竜」

フローベがそう言うと 闇黒竜が私のとこに来て 飲み込む様に私を包み込む。

「かなり痛む。ズキズキする。熱い!」

私は これを跳ね除ける為 時計周りに回転して 暴風を起こす。闇黒の炎の竜が消し飛ぶ。


そのまま回転しつつ フローベに攻撃を加える。フローベが竜麟の盾で防ぐと 直ぐ様 剣を降り下ろして来た。刹那だ。

私は 右手にジーヴァソードを展開して 直ぐに受け止める。だが ソードは斬り込まれる。直後左手にジーヴァシールドを展開して止める。シールドも割れる。再度右手にジーヴァシールドをもう一枚!それも割れる。だが速度が少し落ちた。私は剣をなんとか躱す。


「ははははは。なかなかやりますね! さすがはラバーダ・ヴイの真名が刻み込まれただけの事はあります。主神エバーンスゾンを従えた私と ラバーダ・ヴイの真名が刻み込まれたあなた。ラバーダ夫妻創造神は世界に干渉する事を極力控えている。だが私がエバーンスゾンを従えた事を知ると ルナマリアに自身の真名を刻み込むとは、、想定外でした。神竜も従えている。なるほど。なるほど。私にかなり近しい存在になっている様ですね」

「もう 私も人族なのかどうかも 自信が無くなって来てますよ。ところで『ペア』とは?」


「あなたは 人族などではありませんよ。明言しておきましょう。従魔獣契約が出来ましたか? 私は昔 シカ種とウルフ種の従魔獣2体を従えていました。どうしても 2体の従魔獣を取り込んだ魂を創り 強固な肉体に納めたかった。強固な魂は神愛を得やすく 上手くいけば神愛色 御使となり 加護を得て更に肉体が強化されて魂も鍛えられる。そうして自身の真名と相手の真名さえ把握しておけば 私の様に主神さえをも従える事が出来る。私はどうしても 闇呪神エバーンスゾンを従えなければならなかった。その為に 双子神であるエバーンスゾンとアルジンネードに気に入られる魂が必要だったのだよ。私と双子となる魂が!ルナマリアよ! そなたは最高傑作だ」


「・・・難しいです。。私はうら若き乙女で 最高傑作では無いのですが?」

「ルナマリアには 最高で最強のシカ種とウルフ種が 上手く封じ込めてある」

「封じ込める?」

「ルナマリアよ! 自身の真名を知ったか? 聖浄色の真名を知ったか? 天陽色はどうだ? 海陰色はどうだ?」


『会話の意味がわからない。。確かにバイクリ妃以外の真名は知ったけど。。』

「・・・」

「『シルカナ ウマルリフア』 まぁ 私の遊び心だ。自分で育てた魂達が 自分自身で真名を知るかな?と思ってな!」

「・・・」

「シカとウルフの入った ルナマリア。という意味だ」

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