↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
取敢えず冒険者を始めます(習作)  作者: 大和奏時
パーティーしようぜ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/10

待ちぼうけと特上ハンバーグ

I start adventure for now - Souji Yamato

 午前ごぜん10‥‥クリスとブラッドは、ハーシェル伯爵はくしゃくていおとずれました。



 ハーシェル伯爵()は、ブラッドの実家じっかで、今回こんかいのクエスト依頼いらいぬしです。

 けれども、門番もんばんも、使用しようにんたちも、ブラッドが依頼をけるとると、こえうわらせながら、あわてていました。


 どうやら、ブラッドは、まねかれざる帰省きせいきゃくのようです

 しかも、ブラッドのやつは、いつもどおり、まわりの空気くうきめていません。



 正午しょうご待合まちあいしつ‥‥クリスとブラッドは、はやくも、2時間じかんたされています。

 このうえ、この邸宅ていたくの使用人たちは、なにやら、ひどく慌てるばかりで、クリスたち二人ふたりへの『食事しょくじ提供ていきょう』すらもわすれていました。


 そのため、クリスたちの食事は、40ぷんおくれで、サンドウィッチだけです。

 おまけに、ブラッドが、不満ふまんくちにします。


中身なかみが、レタスとタマゴだけなど!」


 すると、クリスたちのまえに、特上とくじょうハンバーグ・ランチが出現しゅつげんしました。

 システムウインドウないから、侍女メイドXrok(クロック)げます。


生産せいさんスキルで、二人(ぶん)の食事を用意よういしました。

 よろしければ、おがりください』


「ありがとう」「うまそうだな!」


 クリスは、素直すなおれいい、ブラッドのほうは、食事のめました。

 そこで、早速さっそく、二人は、食事をはじめます。



 午後ごご2時‥‥やっと、クリスたち二人は、応接おうせつしつ案内あんないされました。

 そこには、ブラッドのちち『ハーシェル伯爵』がます。


 しかし、ハーシェル伯爵は、あたまかかえて、あからさまになやんでいました。

 それでも、伯爵が、気丈きじょうにも言葉ことばはっします。


「よりにもよって、依頼を受けたのが、やくたずのブラッドで‥‥

 その仲間なかまは、はだかよりの半裸はんらのバニーガールだと?

 ‥‥何故(なにゆえ)、こうなった!」


父上ちちうえ、わたしが、その有能ゆうのうなブラッドです」


「お前、わたしのボヤキを、かなかったのか?

 まあ、い‥‥あとは、執事しつじのハワードにまかせる」


 ほどくして、クリスもブラッドも、べつ場所ばしょへとはらわれます。

 そして、クリスたちが退室たいしつすると、すぐさま、伯爵は、溜息ためいききました。



 クリスたちがかうさきは、別館べっかん‥‥いわゆるはなれの部屋べやです。その別館は、ふるめかしい、と言うよりも、まるで使用人のまいでした。

 クリスが、ブラッドにいます。


「ここは?」

「見てのとおり、使用人のりょうだ‥‥」


「‥‥こんなところで、くわしいはなしって?」

けろ、このけんには‥‥きっと、うらがある!」


 ブラッドは、いつにく、シリアスな表情ひょうじょうです。

 そこで、クリスが、ブラッドにげます。


大丈夫だいじょうぶたんなる厄介やっかいばらいだとおもう♪」

「クリス‥‥きみは、貴族きぞく社会しゃかいを、知らなすぎる」


 ブラッドからは、あわれなほど、クッキリと‥‥滑稽こっけいかおりがします。だれ如何どう見ても、ブラッドは、かんちが道化どうけです。

 こうなると、クリスは、表情にるほど、あきかえほかに無いです。



 どうかんがえても、ブラッドは、招かれざる客‥‥おそらくは、役立たずの厄介(もの)でしか、ありません。

I start adventure for now - Souji Yamato

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。