初めてのギルド
「助けてくれてありがとう」
お礼を言ってくる2人。
この2人はLv12程の冒険者みたいだが
まだ駆け出しらしい
それでもエルゼよりはLvが高いが
本来的にはこの2人の強さが基準なのだろう
エルゼはかなり異例なのだ。
クエストをこなしてたらしいが
途中で襲われたみたいだ
あの数の群が出ることは本来ないとの事。
危険なのでルナルロッカまで一緒に
いくことにした。
ルナルロッカ
魔の森に隣接する
規模的にはそこまで大きくはないが
ギルドもあり駆け出しの冒険者で
拠点にしているパーティも多くいる。
入口に着くなり人集りがめだつ。
ざわざわ。
何かあったのかと気になった3人は
人をかき分けて中を突き進む。
人だかりの中央には
王国騎士の死体があった。
話を聞くと
こことラ・ジール王国の途中で
発見されたらしい
王国へは遠いのでとりあえずここに
運ばれたみたいだ。
「ラ・ジールの騎士のなるとそこまで
弱くは無いはず 一体何にやられたんだ」
「ここは大丈夫なんだろうな」
冒険者や住民が騒いでる。
「ギルドに行きましょう 騎士がやられた
なら私達には…」
とソレイユ。
「でも危険な魔物がでたなら
ここにきても不思議じゃないよ」
ヘレナは性格上誰かに危害がでるのが
嫌なようだ。
3人はそのままギルドに向かう。
ギルドに入るなり受け付けに進む
そこには綺麗なお姉さんがいた。
「お帰りなさい ヘレナちゃんと
ソレイユちゃんと」
「始めまして 私はエルゼ・リリーコーラルと
申します」
と丁寧にお辞儀するエルゼ
俺が出てなくてよかったと悠人は思った。
受け付けのお姉さんも
落ち着いて返す。
「ようこそ、ルナルロッカへ!
私はミラベル・デュードロップと申します
冒険者の皆さんのクエスト登録と精算関係を主に担当しております」
「ミラベルさんはね こう見えて
戻冒険者なの」
「うん すごく強かったらしいわよ!」
「あなたは冒険者志望なのかしら?」
と聞いてくるミラベル
ギルドにくるのは
ほとんど冒険者らしいので
初めてあったエルゼだから
冒険者志望者なのだと思ったそうだ。
(悠人 どうしよう?)
(え いいじゃないか冒険者
俺なりたかったんだよね)
(うーん)
考え込む琴音。
(いやなのか?)
(いやじゃないんだけど)
琴音はどちらかと言うと
ギルドの受け付けやお店の店員等の方を
やってみたかったようだ。
がっかりする悠人。
ダダダダダ…
慌てて入ってくる男
冒険者のようだがボロボロだった。
「大変だ ルナルの入り口に
魔物が」
さっきの騎士の死体の件で
熟練冒険者等は
調査に向かったらしい。
そこに凶暴な魔物がきて
戦える者で対応したらしいが
予想以上に強かったらしい。
ギルドに助けを求めに来たが
今はギルドにも
ほとんど人はいなかった。
(うーん)
悠人は考え込む どれだけの魔物がきたかわからないが もし自分達より強い魔物だったら
妹まで危険が及ぶ。
自分だけなら迷うことはなかったが
妹とまでとなると話は変わる。
と思っていると 飛び出していくエルゼ。
琴音は優しすぎた 自分はともかく
知らない人でも誰かが傷つくのは
いやなのだ。
ルナルの入り口では数名の冒険者パーティで魔物に対応していた 周りには怪我をしている
ルナルの住民達。
琴音はそれをみて怒りを隠せないようだ
着くなり魔物に殴りかかる。
だがほとんど効いてないようだ
多少怯ませる事は出来たようだが
怒らせただけのようだ
唸り声をあげ爪でエルゼに斬りかかる。
避けきれずに切り裂かれるエルゼ。
ズバッー
「きゃあー」
吹き飛ばされる そこにソレイユとヘレナも駆けつけるが魔物にびびって動けないようだ。
「エルゼちゃん!」
(琴音平気か?)
返事がない 爪で切り裂かれ瀕死のエルゼ
吹き飛ばされたが何故か今回は変わらなかった。
(何で琴音のままなんだ…)
たった一匹の魔物に
絶望的な状況だった。
次回は5/10投稿予定です
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