最初の目覚め7
「オイラ、シュガー!よろしくな!」
「あぁ、よろしくな!」
今度はしっかりと握手を交わした。すると突如
として、シュガーの頭上に星印と〈ホーンラビット〉の文字が浮かんだ。
「どうした?オイラの頭何かついてるか?」
「いや、シュガーの上にホーンラビットって文字が見えるんだ。」
「へぇ~、プレイヤーはそんな風に見えるんだな。」
「今何て言った!?プレイヤーって、お前何か知ってるのか!?」
「おぉおい!慌てるなよ!落ち着けってコウジ。」
「コウジ?それって俺の事か?何で俺の名前知ってるんだよ!」
「だーかーら落ち着けって!お前プレイヤーなのに何にも知らないんだな。もしかして、さっきファーストウルフに食われそうになった時に頭でも打ったんじゃないか?」
「頭なんか打ってねーよ!気づいたらあの辺りに転がってたんだ。」
「なんだオイラと同じじゃねーか!オイラ、プレイヤーって強くて怖い奴だと思ってたけど、優しい奴とか弱い奴もいて、本当はオイラ達と変わらないのかもな。」
「一人で納得してないでシュガーの知ってる事を教えてくれないか?俺ここの事とか自分の事何も分からないんだ。」
「オイラ馬鹿だから難しい事はよくわかんねーよ。」
ギュルルル。
「考えたらお腹減ったな。そうだ!ファームに行かないか?他の奴らなら何か知ってるかもしれないしな!」
シュガーはそう言うやいなや大木の淵へひょこひょこと跳ねて行ってしまった。
情報は自分で集めるしかないか…
「ちょっ、待ってくれよ!」
シュガーの小さな背中を追いかけて俺はファームを目指した。




