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命の時間6
それを最後に男は何も話さなくなった。
「何処へ行かれるのですか!?」
「薬草を取ってくるよ。ナッツはアイツを見張っててくれるか?」
「分かりました!」
「キュイ?」
「トト、薬草を取ってくるよ。大丈夫、すぐ近くに沢山ある所を知ってるんだ。お前は大人しくここで待ってるんだぞ。」
「キィ!」
俺は1人最初に薬草を見つけた場所、北寄りの中央の森へと急いだ。
「懐かしいな、まるで来た道を戻るみたいだ。あのワイバーン元気にしてるかな?」
森にもすっかりなれ、上から見下ろさなくても現在地と方角が分かるようになってきた。
「確かこの辺りに………あった!これで6枚目か。これだけあればいいだろう。」
くるりと反転して帰ろうとすると、遠くで気配を感じる。
急いで近くの木に登るとファーストウルフのグループだった。
ふぅ…危ない危ない。トトといるのに少し慣れすぎたな。
枝を渡って歩いているとシュガーを思い出した。また会えたらお礼を言わないと、今度はシュガーの話を聞きたいな。今の俺なら何か力になれるかもしれない。
「さ、早く帰らないとトトが心配してるぞ!」
大きな枝の上を走り出した瞬間。
ピカッ!
一瞬で全てが白い光に覆われ、色、輪郭、線全てが真っ白になった。
声も出せない、何も聞こえない、何も




