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飛行訓練5
まずは飛ばずに地面を歩く。
「GO」
で歩き出せば1つ。
「STOP」
で止まれば1つ。
右首を叩いて、右折で1つ。
左首を叩いて、左折で1つ。
桃林を与えた。完璧にできるまでにそうかからなかった。
「トト!お前は凄いぞ!賢いトカゲだ!!」
「キィ!」
首を撫でて褒めるととても嬉しそうだ。
あとは飛んだ際の耐久力か…
「キュイ?」
「ん?どうした?トト。おい!何してるんだ!待て!STOPだトト!STOP!」
トトは両翼を広げると、地面から一気に飛び上がった!
何度も声を上げたが、両翼の羽ばたく音にかき消され届かない。
一体どうしたというんだ!俺を乗せた状態で指示を無視する事は初めてだった。
俺は必死に首に手を回しでしがみついていたが、何の凹凸もない滑らかな首にしがみ付いているのは困難だ。
森の木々の背丈を超えたくらいで、俺の腕力は力尽き、空中へと放り出されてしまった。




