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人魚は久遠を詠えない

作者:色数赤壱
――人魚は誓いを交わした人間に、航海の安全と永遠の命を約束する。

アルミリア国の辺境から一歩も出ることなく育ったアリオンは、ある日父の訃報を受け取った。
≪人魚≫であるアリオンを手に入れるため、海賊ディアギレフが海軍提督の父を殺したのだ。

あまりにくだらない、そんな理由でたった一人の家族である父を失ったアリオン。
絶望の中、少女はディアギレフに復讐を誓う。

世間知らずの少女は武器を手に、たったひとりで敵である男の海賊船≪海洋の秩序(オーシャン・オーダー)≫に乗り込んだ。

早々に正体を見破られるも、待っいたのは暴力的な支配ではなく予想外の歓待で。
そうして船で過ごしながらディアギレフの命を付け狙ううち、過去から続く男と自分の因縁にアリオンは気づいていく。

ディアギレフ、この男は自分の『何』だったのか。

≪――アリオンとディアギレフはずぅっと一緒にいるの≫

失われた過去の亡霊が自分の前に現われたとき、人魚はすべてを知り、思い出す。
優しかった父の裏の顔、どうして自分は船を降りることになったのか。
ディアギレフの言う、「俺の人魚」とはいったい誰を意味するのか。

幼い過ちの記憶と復讐に板挟みになりながら、少女が漕ぎだす「航海」の果ては。

「――俺が探していた人魚は、お前じゃない」
父を殺しアリオンからすべてを奪いながら、かつてと変わらず残酷なまま男は少女にそう言った――。
処女航海
遠き航海のはじまり
2020/09/01 00:25
第一航海
その胸に誓うは彼への復讐
2020/09/02 01:06
第二航海
仇との邂逅
2020/09/03 00:00
それはあまりに残酷な
2020/09/04 00:22
「殺していいよ」
2020/09/05 00:24
好意は食事のかたち
2020/09/06 00:56
人魚と違和感
2020/09/07 07:57
かつてふたりは
2020/09/08 00:00
少女がここに立つ理由
2020/09/09 18:01
ひらめくのは
2020/09/10 00:00
僕の復讐ではない殺意
2020/09/13 01:00
第三航海
開戦
2020/11/16 07:48
死前の敵を殺せ
2020/11/25 19:25
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