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ログインし直してポーションを納品した後は今度は森にに向かう。薬草類を使いきってしまったし果物も殆ど無くなってしまった。材料集めを念入りにしないといけない。
採取ポイントを探しながら森の中を歩いていく泉で水を汲んで祠にピーチをお供えした。キャタピラーやクモを蹴散らしながら進んで行く。アースエレメントが出てくる場所まで来たが前よりも人が増えている。パーティを組んで距離を取って矢や魔法で攻撃している人が多い。近くと下から串刺しにされるからだろう。スレにも串刺しヤバイと誰かが串刺しされているスクショが載せられていた。スクショ撮る暇が有るのなら助けてあげれば良いのに。
なので出来るだけ森の奥に向かいながらアースエレメントを探して行くが皆考える事は同じ様だ。奥の方にもプレイヤーが来ていた。それでも何とか見つけ出してアップル×25個、オレンジ×28個、グレープ×18個と確保出来た。ポーションを作るのに入るからくじ引きには使えないかな。次はコボルト達が出る森に来たまだ此方の方が人がいない様だ。ピーチの木の下にコボルトを倒して行く。コボルトのドロップとピーチを確保した。
ハニービーの入るセーフティエリアで休憩する。書き込みの影響はかなり強い様だ。ハニービーの売店に長い列が出来ているこの列に並ぶのはちょっとキツイ。まあ、剣の強化の目処は立って入るから良いかなぁまだ行ったことがないこの世のエリアの奥に進んでみよう。エリアの外に出て奥へ進んで行く。森の様子も結構変わっている。木々が太陽の光を遮り森の中がかなり薄暗くなっている。薄気味悪い感じた。そして出てくる魔獣も気持ち悪い。
ムカデ・レベル28とナメクジ・レベル28が出て来た。全長5メートルのムカデと全長3メートルのナメクジだ物凄く気持ち悪い。ムカデは斬撃が効きづらく打撃の方が良く効いた。ナメクジはスライムと一緒で物理が効きづらく魔法の方が効く。ただ近くに寄らないけないのが辛かった。好き好んでムカデに寄りたくないのだ。子供の頃ムカデ噛まれて足が二倍ぐらいに腫れた事があるそれ以来ムカデは苦手だ。ちなみにドロップはムカデは毒と殻でナメクジは粘液と強酸だった。ムカデはまだ使い方がわかるがナメクジは何に使うんだろう。
ムカデやナメクジを何とかしながら奥へ進んで行く。
途中の採取ポイントで薄暗い森のおかげか昼間なのに月光草が採れた。他にも解熱草が採取出来た。あとはシイタケ、エリンギ、マイタケ、笑い茸、泣き茸、怒り茸とキノコのオンパレードだったが変な物も多かった。
笑い茸
コレを食べると一定時間笑いが止まらなくなる。
詠唱封印効果がある。
泣き茸
コレを食べると一定時間悲しくなる。運気が下がる。
怒り茸
コレを食べると一定時間怒り狂い敵味方関係なく暴れまわる。激昂状態になる。
ダメージポーションの材料になるだろうか?しかしこのキノコの形もユニークだ。3つともまるで埴輪の様な形をしており顔が笑い、泣き、怒りとなっている。しかも同じ笑い茸どうしでも笑い方が違うコレはまるで吹き出す様に他にもお腹を抱えていたりなど笑い方も微妙に違う。泣きと怒りも同じだ一個一個顔が違うのだ。やけに細かく設定してある。
オモシロキノコを採取しながら進んで行くと。広場に辿り着いた。奥には始まりの草原にあった物と同じ石碑がある如何やらエリアボスの石碑の前まで辿り着いた様だ。如何するかなぁ試しに挑んでみるかな?フォルムチェンジを解いてステータスを確認する。
クロノス・レベル5
種族・魔人(中級魔族)
HP175(10)
MP218
攻撃力113(43)
防御力113(48)
魔攻69
魔防82(18)
素早さ79(20)
命中率60
器用44
運48
ボーナスポイント29P
スキル
夜目・魔族語・片手剣・鎌・闇魔法(中級)・体術・威圧・気配察知・魔力操作・鑑定・採取・調合・飛行・看破
装備スキル
毒初級無効
魔攻60
素早さ80
器用53
運56
ボーナスポイント0P
とりあえず何時も通り器用と運を上げて置いて魔攻と素早さに1ポイントずつ振って切り良くした。そしてレベル30になった時にスキルが1つ新たに取れるのだが鎌を取った。最近片手剣より良く使ってるし、今度鉄鉱石が揃ったら鎌を強化して貰おう。
一息ついてポーションの確認やショートカットのセットをして石碑に触れた。体の自由がきかなくなり、イベントが始まった。
ピ、ピピ
エリアボス戦虫の森の主が開始されます。
徘徊ボスクイーンスパイダーの討伐を確認。ボスが強化されます。
「キ、キサマユルサナイ。ヨクモコドモタチヲ。コノミニウケタイタミ、クツジョクヲ、ハラシテラル」
「冥界神サマヨリイタダイタ。アラタナコノカラダデナ」
キメラスパイダー・レベル48
・・・これは、ちょっと失敗したかな。
キメラの名の通りクモカラダをベースにして他の虫の部位が手当たり次第にくっ付けてある様だ。前足はカマキリの鎌にお尻は蜂のような針が付いている。背中には半透明の羽に頭にはクワガタの様な角がお腹の部分も下側は黒い殻で覆われている。8つある目は赤く爛々と輝いて私の命を奪おうと逃すまいと睨みつけている。ギィシャー。ギチギチ。キメラスパイダーが動き出し戦闘が始まった。
鎌を振りかざし、クワガタの角をハサミの様に使い私を切り刻もうとしてくる。躱したり受け流したりしながら空きを見て切りつけてみたり、魔法で攻撃したがだが決定打に欠ける。少しずつ削って行くしかない様だ。だがキメラスパイダーの攻撃は余り受ける訳には行かない。先程食らった時に麻痺と毒同時に掛かったのだ。動きに関わる麻痺を先に治したが初級の毒無効のチョーカーをつけていながら毒かかった奴の毒は中級の毒だと言う事だ。解毒のポーションを4、5本使って漸く解毒出来た。その間も相手は容赦無く攻撃を加えてくる。更に毒のダメージで体力減るこれじゃあ先が見えてる。
それでも何とかポーションで保たせて繋いでいたのだが。急に奴が空に飛び上がり蜂の針をマシンガンの様に連射してきた。上から戦っているフィールド一杯にだ。逃げ場が無い。最初の方はかわしたり、鎌で切り落としたが受けきれない分が容赦なく体に刺さった。脇腹と太ももに500のペットボトルぐらいにの針が刺さっている。異常状態は出血と行動阻害になっている。痛みは余り無いが自分の体に大きな針が刺さっているのを見るの物凄く不気味だ。その後も戦い続けたが出血のダメージは止められ無いし、片足引きずってるしと散々だった。結局キメラスパイダーに胴体を間半分にされ初の死に戻りは中々ハードだった。
石の冷たい感触がする。目を醒ますとまず見えたのは綺麗な天使が描かれたステンドグラスだった。起き上がるとそこは、白い壁に囲まれた部屋で私以外誰も居ない。死に戻りってこんな感じかぁ。部屋から出ると見慣れた教会の講堂だ。後ろを見ると出て来た扉が無くなっていた。不思議に思っていると後ろから神父さんに声をかけられた。
「余り無茶をしてはいけませんよ。幾ら、女神様が見守って居て下さるとは言え全てを守れる訳ではありません。」
「これからも用心して冒険を続けてください。」
神父さんに見送られながら教会を後にする。
これからどうしようか?死亡一回目だからデスドロップもステータス減少もしてないけど戦いに行く気分でも無い。今日は今から本の翻訳の続きでもしようかなちょっと一人になりたい。生産ギルドに行って上限時間一杯の8時間借りる事にした。早速本を開いて翻訳に取り掛かろう。




