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正反対
一緒に歩く道も電車の中も何を話したか覚えてない
気まず…
俺はこういうのが苦手だ。
「じ、じゃあまたね」
目も見ずに彼女は電車を降りた。
「また明日」
降りた瞬間チラッとこっちを見ると小走りに改札を通って行った。
まあ、青白かった顔に血色もどってよかったか。
コンビニでアイス買ってかえろっと。
俺はコンビニによって帰った
「ただいま。」
「おかえり〜こんくーん。」
いつもバイトでいない姉ちゃんがいた。
「あれ?ねーちゃんバイトは?」
「えー?今日は今からデート♡な♡の♡」
大学3年の姉ちゃんは俺とは正反対。
単純でいつも周りにお花をちらしてる間抜け女。
「こんくんも恋しなさいよ〜♡」
親の離婚で姉ちゃんは母親、俺は父親のところで暮らしていた。
でも父さんの海外赴任が決まって母さんと姉ちゃんのところにきたんだけど…。
「あれぇ〜?紺ちゃん?帰ってたの〜?あれ!アイス買食いしてる!もぉ〜!お母さんのご飯ちゃんと食べてよね〜!」
母さんと姉ちゃんは似ている。
姉ちゃんと同じで母さんも、いや、母さんの方が頭の中がお花畑だ。
「食べるよ、腹減った」
「すぐ準備するねぇ〜!」
まあ、俺ならこの家に来て母さんが嬉しそうなのは少し嬉しい。




